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Allan Holdsworth アラン・ホールズワース/Italy 2003

2003年の極上映像がリリース決定です。本作に収められているのは「2003年10月23日コルモンス公演」。イタリアのジャズ・フェスティバル“JAZZ & WINE OF PEACE FESTIVAL 2003”に出演した際のオーディエンス・ショットです。この頃、アランは毎年のように来日しており、当店でも『TOKYO 2003 FINAL NIGHT』や『KOBE 2004』といったライヴアルバムでレポートしております。こうした恒例の来日はゴールデンウィーク付近に行われておりましたが、本作は秋。ちょうど、上記2枚の中間にあたるコンサートなのです。そんな本作最大のポイントは、極上のクオリティ。まず、何と言っても美しい。21世紀初頭の時代からするとデジタルかアナログか微妙なところですが、デジタル大全盛の基準でも究めて詳細で見目麗しい。まるでプロショットか近年のウェブ配信かと言うほどのビビッド画質なのです。そして、それ以上に素晴らしいのがアングル。ステージを正面に見すえたバルコニー席からの見下ろしショットなのですが、その視界はステージに完全に占領される。開演前の冒頭シーンではカメラの前を横切る人影もあるものの、一度演奏が始まるやメンバー以外に何も映らないのです。さらには、安定度も強烈。恐らく三脚を使っていると思われ、ミリ単位の手ブレもなくビシッとした光景。もちろん、3人の見どころ・妙技をズームで捉えてくれるのですが、そのスクロールもじっくり・ゆっくりですし、最アップになっても手ブレ皆無。当然、定位置から動かないショウではあるわけですが、上品なカメラワークで捉えられた鮮やかな美技に時間を忘れるほど見とれてしまいます。その映像美に相応しいサウンドも素晴らしい。「まるでサウンドボード」というタイプではないものの、光景などなくても小さな会場なのが伝わるダイレクト感がたっぷりで、トリオの絡みがつぶさに聴き取れる。しかも、ささやかな会場音響が鳴りの美しさを与え、現場の温度を伝えてくれる。これがまた、なんとも生々しい。何と言いますか、演奏そのものに“存在”が感じられる。ギラギラバリバリのライン録音ではあり得ない「今、ここで鳴っている」感覚に浸れるのです。こうしたクオリティで描かれるショウ。これがまさに、毎年春の風物詩の記憶そのまま。六本木ピットインやボトムライン、ライヴスポットラグ等々、お住まいの場所によって会場は違ったでしょうが、花粉がむず痒くなった頃に楽しみにしていたアランの来日。あの“光景”が鮮やかに蘇るのです。メンバーは毎年、微妙に異なっていましたが、本作は2004年来日と同じ。ベースは2003年にも日本に来たアーネスト・ティブスで、ルート重視ながらも野太いサウンドのハーフシャッフル系ビートを刻む。スツールに座るのは2003年来日に参加したチャド・ワッカーマンに代わってのジョー・テイラー。2003年の来日では「近年の来日でもベスト!」と言われ、2004年には「去年よりさらに凄い!」と絶賛になったわけですが、本作はその充実のアンサンブルが育っていく刹那が刻まれているのです。兎にも角にも、究めて上品で美しいオーディエンス・ショットです。本作だけでもリッチな音楽タイムをくれる素晴らしい映像作品なのですが、私たちには一層深く胸に染みる。毎年のようにアランの姿を見つめるのが当たり前だった、あの頃。その贅沢がいつまでも続くものだと思い込んでいました。美しい映像と美しい音楽、そして美しい記憶。すでに幻にも感じられる想い出を鮮明に蘇らせてくれる1枚です。 Live at Teatro Comunale, Cormons, Italy 23rd October 2003 PRO-SHOT 1. Intro 2. Leave’Em On 3. Bo Beep 4. Water On The Brain 5. Zone 6. Above And Below 7. Lanyard Loop 8. Looking Glass 9. Gas Lamp Blues 10. Texas 11. Letters Of Marque 12. Proto Cosmos 13. Outro. Allan Holdsworth - Guitar Ernest Tibbs - Bass Joel Taylor - Drums COLOUR NTSC Approx.85min.

Allan Holdsworth アラン・ホールズワース/Italy 2003

価格:

1,386円 (税込)

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