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Echo & the Bunnymen エコー・アンド・ザ・バニーメン/Germany 1983

人気絶頂『PORCUPINE』時代の極上プロショットがリリース決定です。本作に収められているのは「1983年3月5日ボーフム公演」。ドイツのロック番組“ROCKPALAST”に出演した際のマルチカメラ・プロショットです。その最大の魅力は、オリジナル4人のライヴをオフィシャル級のクオリティで目撃できること。“ROCKPALAST”と言えば。数々のバンド/ミュージシャンが出演しては歴史に残る名映像を記録してきた名物番組ですが、本作のクオリティはその中でも最上級。もちろん80年代のアナログ撮影ではあるわけですが、デジタル全盛時代の現代の目でも見ても驚異的に鮮やか。“WESTDEUTSCHER RUNDFUNK(WDR:西ドイツ放送)”のエアチェックなのですが、美しい発色も、ディテールの細やかも、線ノイズ1本さえない映像美も、放送前マスターから起こされたとしか思えない。もちろん、サウンドも名物番組の看板を汚すどころか、さらに高めてしまう完璧ぶりでして、まったくもってオフィシャルDVDとしてそのままリリースできる次元の映像作品なのです。そのクオリティで描かれるオリジナルECHO & THE BUNNYMENのパフォーマンスこそが最高。そもそもデビュー時から評論家筋の絶賛を受けてきたバンドですが、さらに3枚のアルバムとツアーを重ねた演奏は鉄壁。当代きってのライヴバンドの凄味が極彩色で振りまかれる。80年代の“オリジナル4”の映像は限られていますが、本作は間違いなく最高峰のひとつなのです。また、彼らは毎日のようにセットリストを変えるバンドでもありますが、この日のセットも絶頂期らしい美味しいどこだらけ。この日は『PORCUPINE』リリースから1ヶ月というタイミングでもあるのですが、特に新作に偏るわけではなく、3枚のアルバムから均等にチョイス。名盤3作からの生演奏版ベストアルバムのような豪華ぶりです。そんな中でひときわ異彩を放つのが「My White Devil」と「Broke My Neck」。『PORCUPINE』の「My White Devil」はこの時期までしか演奏されていないレパートリーですし、「Broke My Neck」に至っては演奏の記録自体がほとんど残っていない。それでも再結成以後は数回演奏していましたが、80年代にも演奏していたとは……。そんな激レア・パフォーマンスまでもが極上オフィシャル級で楽しめるのです。兎にも角にも、全盛期の4人を極上マルチカメラで楽しめる。これに尽きます。忍び寄る崩壊もピート・デ・フレイタスも微塵も感じさせず、さらなる『OCEAN RAIN』『ECHO & THE BUNNYMEN』の飛躍や来日公演へと上り階段を駆け上がっていた彼ら。その眩しい“1983年の姿”を最上級にパックした至福の1枚。 Zeche Bochum, Bochum, Germany 5th March 1983 PRO-SHOT (90:46) 1. Intro. 2. Going Up 3. Broke My Neck 4. With A Hip 5. Gods Will Be Gods 6. Show Of Strength 7. All My Colours (Zimbo) 8. The Cutter 9. Rescue 10. My White Devil 11. Porcupine 12. Crocodiles 13. All That Jazz 14. Back Of Love 15. Heads Will Roll 16. Heaven Up Here 17. Over The Wall 18. Do It Clean 19. Villiers Terrace 20. No Dark Things 21. A Promise Ian McCulloch - Vocals, Guitar Will Sergeant - Guitar, Percussion Les Pattinson - Bass, Keyboards Pete De Freitas - Drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 91min.

Echo & the Bunnymen エコー・アンド・ザ・バニーメン/Germany 1983

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