なんだ、コレはっ!?!? これはもう“ファンメイドの芸術作品”。あるいは“オーディエンス・プロショット”……そんな極上の映像タイトルがリリース決定です。本作に収められているのは「2017年5月12日バンクーバー公演」。全世界騒然の“THE JOSHUA TREE TOUR 2017”でも初日となるコンサートです。当店ではライヴアルバムと映像のセット『VANCOUVER 2017』でご紹介済みですが、本作はまったくの別映像。海外マニアがネットに飛び交う無数の映像を精緻に組み上げたマルチ・カメラ仕様の極上映像なのです。驚異的なのは、そのクオリティ。近年、オーディエンス・ショットを組み合わせたマルチ・カメラ作品も一般的になってきましたが、このクオリティはまったく一般的ではない。コンセプト/手法としては従来と変わらないものの、1カット1カットの完成度は前代未聞。もはや「○種類のアングル」と数えられない異様なカットが使用されているのですが、その高画質ぶりがケタ違い。各メンバーのズーム・カットを多用されており、その安定感も異常。恐らくブレブレのズーム映像をトリミングして視点を固定しているのでしょう。めちゃくちゃズームになってもビシッとしていて、微塵もブレない。本作にプロショットじゃないのか……と、我が目を疑うほどなのです。さらに凄いのは懲りっ凝りの編集。フレーズ・小節単位で切り替わりまくるわけですが、その数だけでなくカットのセンスもプロ級。「見どころを押さえる」なんてのは当たり前。それどころか、歌詞の1単語までも際立たせ、U2のショウそのものをグレードアップさせてしまっている。しかも、単にオーディエンス・ショットを繋げるだけに飽きたらず、『THE JOSHUA TREE』に移行するシーンでは歩くシルエットのアニメーションを合成し、懐かしいかつてのライヴシーンまで挟み込む。その1つひとつが思いつきで終わらさず、ちゃんとショウの意味、曲の意義に沿って展開されている……。正直なところ「実はバンド側がオーディエンス風映像で作ったクリップなんじゃ……」と勘ぐってしまうほどの作り込みなのです。これまでのカテゴリーで言えば、本作は「マルチカメラ・オーディエンス」です。しかし、それは「オーディエンス素材を使っている」というだけに過ぎない。純粋に映像作品としてのクオリティは、既存のカテゴリーを軽々と飛び越えてプロショットとなんら変わらないのです。本来であれば、現象盤『THE JOSHUA TREE』の再現ショウにこそ字数を割くべきなのですが、とてもそれどころではありません。オーディエンス録音・撮影は、プロよりもビビッドに技術革新を感じさせてくれますが、本作はその極北・最先端。日進月歩を数十年も重ね、遂にここまで来た。来てしまったのです。近い将来、プロショットは過去の遺物になってしまうかも知れない………そんな予感まで漂うファンメイドの映像作品。
Live at BC Place Stadium, Vancouver, BC. Canada 12th May 2017 AMAZING SHOTS!!!!!
1. Intro. 2. Sunday Bloody Sunday 3. New Year's Day 4. A Sort of Homecoming 5. MLK 6. Pride (In The Name of Love) 7. Where The Streets Have No Name 8. I Still Haven't Found What I'm Looking For 9. With or Without You 10. Bullet The Blue Sky 11. Running To Stand Still 12. Red Hill Mining Town
13. In God's Country 14. Trip Through Your Wires 15. One Tree Hill 16. Exit 17. Mother's of the Disappeared 18. Beautiful Day 19. Elevation 20. Ultraviolet 21. One 22. Miss Sarajevo 23. The Little Things That Give You Away
COLOUR NTSC Approx.116min.





























