これはもう、1回のライヴや1つのバンドで語れる次元ではありません。日本の音楽史上、極めて重要な「出会いの日」がついにライヴ・アルバムとなりました! その歴史的な一夜の主役を飾るのは、我らがIRON MAIDEN。「IRON MAIDEN」と「KILLERS」の2枚を引っ提げ、初めて日本のファンに姿を見せた1981年5月21日の東京・厚生年金会館公演が、あのMiracle Man録音による超高音質オーディエンス・マスターで今ここに蘇ります!我々、日本人にとってIRON MAIDENとは一体何者か。「N.W.O.B.H.M.の代表」それとも「大英帝国の誇り」・・・? メタル・ヘッズにとって永遠の命題ともいえる深遠な問いかけに、ひとつの“答え”を指し示すウルトラ・アイテムが、枚組でここにリリース決定です!日本に「ブリティッシュ・ロック」を最初に体験させたのは、とりもなおさず1966年のTHE BEATLESに他ありません。そして、この地に「正真正銘のハードロック」を知らしめたのは1971年のLED ZEPPELIN。そのZEPPELIN初来日からちょうど10年後、三度イギリスからやってきたとあるバンドが、日本にまた新しい音楽を持ち込みました。その名は“IRON MAIDEN”。彼らがこの1981年にもたらしたものは、純度100パーセント、混じり気なしの新しい音楽“HEAVY METAL”でした。「日本にヘヴィメタルを持ち込んだ」と言えば、1978?1979年のJUDAS PRIEST、1980年のロニーBLACK SABBATHといった先達も忘れられません。しかし、彼らはまずハードロックで一時代を築いたバンドであり、ヘヴィメタルに進化したとは言っても、この時点では音楽的にまだまだ古き良き「ブリティッシュ・ハードロック」の薫りを身にまとっていました。それに比して、IRON MAIDENは生まれついてのメタル・バンド。徹頭徹尾、ヘヴィメタル以外の何者でもなく、新世代を宣言するかのように日本初上陸を果たしたバンドは、1981年のIRON MAIDENこそが初めてでした。すなわち日本人にとってIRON MAIDENとは、「生のヘヴィメタル」を初めて実体験させた存在なのです。本作に収録された東京・厚生年金会館公演の5月21日こそ、初来日の初日であり、我が国の「メタル伝来」記念日。これを歴史的と言わずして、何と表現すればいいのでしょう!しかし、記念・記録と言ったところで、聴いて面白くなければ何の意味もありません。この日の真価は、その歴史的肩書きに負けない、熱烈な音楽そのものにこそあります。このライヴはShadesレーベルの「TOKYO KILLERS」や「LIVING PURGATORY」のように、優れた録音がいくつも知られてきました。しかし、これらライヴを切り取っていたテーパーの一人に、やはりあの男もいました。そう、Miracle Manその人です! 彼は日本の洋楽コンサート史に残るその瞬間を、1階D列36番から捉えてました。Miracle Manの同時期録音にはWHITESNAKEの「LIVEHUNTER」やBLACK SABBATHの「EVIL MAN」、さらにWILD HORSESの「HEAVY RIDE」やOZZY OSBOURNEの「BLOODY DIARY」など、名だたる傑作がひしめいています。本作はそれらにも負けない優秀な録音がまず素晴らしい。ライヴの幕開けを告げる「The Ides Of March」から、ステージでのプレイをまるでライン・ソースのような安定感で収めつつも、会場の興奮と熱気もジューシーな質感で丸ごとパッケージしています。熱狂する観客の様子を必要不可欠な分だけ録音の背景に広げつつ、バンドの演奏をダイレクト感たっぷりに聴ける明瞭な録音は見事の一言! 「The Ides Of March」の0:37頃、バンドが姿を見せた瞬間に湧き上る大歓声を聴けば、「ここから何かが起こる」という観客の予感を、聴き手も生々しく追体験できるでしょう。そして「The Ides Of March」が「Wrathchild」へと切り替わる刹那、スティーヴ・ハリスのベースが紡がれた瞬間こそを聴いて欲しい。この一音が発せられた時から、日本人は真にメタルというものを体験し始めたのです!この「Wrathchild」から、会場のファンそして聴き手に休む間も与えず「Sanctuary」・「Twilight Zone」・「Remember Tomorrow」さらに「Genghis Khan」と、初期の名曲が次々に繰り出されます。揺るがない信念をバックボーンに唯一無二のベース・サウンドを轟かせるスティーヴ、デイヴ・マーレイとエイドリアン・スミスが絶品のハーモニーを織り成すツイン・リード、そして脇目も振らずに突き進むようなクライヴ・バーのドラムス。いずれも“パフォーマンス”と言うよりはひたすら“演奏”。とりわけポール・ディアノが叩きつける刺々しくも雄々しいヴォーカルは凄まじく、当時のマニアが回想する「聞きしに勝った」荒武者ぶりには、今の耳で聴いても圧倒されます。ライヴ後半も、会場を揺るがすような「Killers」の盛り上がり、ドラマティックな「Phantom Of The Opera」の衝撃、ディアノならではの怪しさとショッキングさで畳み掛ける「Iron Maiden」と、息つく暇がありません!ブルース・ディッキンソン加入後のワールドワイドな姿と比べ、この時点のプレイは荒削りです。だが、それがいい。ここには若きMAIDENの野心と攻撃性が溢れ、怒涛と化して押し寄せる演奏。何よりもアンダーグラウンドなムードこそN.W.O.B.H.M.であり、初期IRON MAIDENなのです。ここで聴けるサウンドとプレイ、そしてライヴを包む熱い雰囲気は本当に堪らない! 彼らのホームタウンから地球の裏側である東京へ、ロンドンのクラブの空気が流れ込んだ瞬間! ライヴのクライマックスに炸裂する「Running Free」や「Drifter」・「Prowler」まで、録音の82分間があっという間に駆け抜けていきます!そして、このスーパー録音は、曲間さえもが聴き所。ちょっとしたチューニングで弦が擦れる音さえ克明に捉えている凄まじさ。そして「Twilight Zone」の演奏後、テーパー近くの観客が発する「凄い」というつぶやきに耳を澄ませていただきたい。新世代のブリティッシュ・メタルを目の当たりにした、魂のつぶやきです。この“出会い”をMiracle Manサウンド収めた本作は、「臨場感」なんて使い古した言葉がまどろっこしいほどのリアリティに溢れている! 公式EP「MAIDEN JAPAN」がいくら名だたる超名盤であろうとも、この現実感と歴史スペクタクルの前には「足下にも及ばない」と言わせていただきます!初来日、それも初日ならでのテンションは他のライヴと較べても明らかに高く、これはいかなる聴き手をもノックアウトせずにはおきません! IRON MAIDENは翌'82年に早くも2度目の来日を実現し(同時リリースされる「UNLEASH THE BEAST」で楽しめます)、日本との付き合いはそれ以降実に30年を越えますが、この'81年初来日で聴けるライヴ・サウンドは、それ以降と決定的に異なっている。まさに「この時だけ」のライヴであり楽音なのです。'66年のTHE BEATLES、'71年のLED ZEPPELIN、そしてこの'81年のIRON MAIDEN・・・・・・。文字通り「10年に1度」のブリティッシュ・インベイションが訪れたその瞬間を、現場を真空パックしたリアル・サウンドで現代に伝えるスーパー・ドキュメント・タイトル。すべてのメタル・ファンが避けては通れない“音の金字塔”が、2枚組のCDでここに打ち立てられます! この衝撃を聞き逃す事は許されない!
Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 21st May 1981 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (55:04)
1. The Ides Of March 2. Wrathchild 3. Sanctuary 4. Twilight Zone 5. Remember Tomorrow 6. Another Life incl. Drum Solo 7. Member Introduction 8. Genghis Khan 9. Killers 10. Innocent Exile 11. Purgatory 12. Murders In The Rue Morgue 13. Phantom Of The Opera 14. Iron Maiden
Disc 2 (27:02)
1. Audience 2. Running Free 3. Transylvania 4. Guitar Solo 5. Drifter 6. Prowler
Paul Di'anno - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith – Guitar Clive Burr – Drums





























