ATTENTION! PLEASE!! 無類無敵なメタルテーパー、Crazy S.をして「私のベスト録音」と言わしめた究極マスターがCD化! その最強テープに収められていたのは……1986年のIRON MAIDEN。そう、あの「Somewhere On Tour 86/87」を代表する決定盤が誕生です!IRON MAIDENファン、とりわけライヴ・マニアであれば「Somewhere On Tour 86/87」には格別の思いがあることでしょう。IRON MAIDEN全盛の80年代は、ほとんどのツアーが公式アイテムで確認できます。ディアノ時代は「MAIDEN JAPAN」や「BBC ARCHIVES」、ディッキンソン時代は「BEAST OVER HAMMERSMITH」「LIVE AFTER DEATH」「MAIDEN ENGLAND」などなど。傑作/決定盤のひしめく中、「Somewhere On Tour 86/87」だけが例外であり続けました。不遇の「World Piece Tour '83」ですらドルトムントの映像が公式で見られるようになった現在でさえ、「Somewhere On Tour 86/87」には一切の公式ライヴがありません。そんなエアポケットを聴くため、大勢のファンがブートレッグの世界に足を踏み入れてきましたが、そこでもマニアたちを迷い込ませる罠が横たわっていました。そう、「Somewhere On Tour 86/87」には「これぞ!」の決定盤がなかったのです。ツアーが行われた当時から四半世紀、歴史の時々にサウンドボードやプロショットがいくつか登場したものの、いずれも収録時間やクオリティが今いちなものばかり。その度に「まぁ、仕方ないよな……」と、自分を納得させてきたマニアも多いのではないでしょうか。そんな歯がゆい歴史を終わらせる時が、いよいよやって来たのです!本作が収録されたのは1986年10月14日イギリスのレスター“デ・モントフォードホール”公演。テーパーはもちろん名手「Crazy S.」。かつて同日の同タイトルCDが出ていましたが、今回はそのオリジナル・マスターを改めて最新リマスタリングによるプレス化したもの。「なんだ、もう持ってるよ」と思われた方、ぜひ聴き比べて戴きたい! その音像は、前作とは見違えるほどクリアで、楽音のダイレクト感も数倍増。当然のピッチ補正に加え、なんとテープのヨレまでもが改善されている。Rime Of The Ancient Mariner中盤で囁かれる語りまでリアルそのもの。本当、サウンドボードのような美しさに時間が止まります……。いやいや、細かいポイントをグダグダ言う必要もありません。この違いは聴けば一発、Crazy S.が「最高傑作」と太鼓判を押した録音が、さらにワンランク上に生まれ変わっているのが分かるでしょう。前作の時点で「翌10月15日シェフィールド公演(POWERGATEの「DEFINITIVE YEARS VOL.1」収録)と“ツアー代表の座”を競う名録音」と言われていたわけですが、今回のリマスタリングで完全にシェフィールドを超え、堂々「ナンバー1録音」の王座決定!その最高音質で聴けるライヴがまた素晴らしい! 「Somewhere On Tour 86/87」は押し並べてライヴの出来が悪い事でも知られており、特にディッキンソンは、途中で具合が悪くなってしまう日もあったほど。このツアーを聴こうと思っても、音質に加えてバンドのコンディションまで当たり外れが大きいのも難点でした。しかし、この日のディッキンソンは、豪快な歌いっぷりで本来の魅力たっぷり。「LIVE AFTER DEATH」「MAIDEN ENGLAND」と比較してもなんら引けを取らず、ツアー全体でも“大当たり”のライヴなのです! 2 Minutes To Midnightのスケール感、Children Of The Damnedの雄々しい歌声、いよいよキャリアのピークを迎えようとするバンドの充実感がありありと浮き立つパフォーマンスの連続。もう聴いてるだけで熱中症になりそうです。トドメは「SOMEWHERE IN TIME」の新曲! 楽曲の良さでは“MAIDEN屈指”と言われるアルバムでありながら、なぜか後のツアーで演奏されるのはWasted YearsとHeaven Can Waitばかり。その名盤の名曲群をこれでもか!と楽しめるのですから、「Somewhere On Tour 86/87」が長年ファンを惹き付け続けるのも当然かも知れません。極めつけ中の極めつけは、Caught Somewhere In TimeとSea Of Madness。「Somewhere Back in Time World Tour 2008-2009」や現在行われている「Maiden England World Tour 2012」といった復刻ツアーでも再演されず、切歯扼腕したファンも多かったと思います。会場に響く映画『ブレードランナー』のテーマから時計の音、そして切り込むシンセギターによるCaught Somewhere In Timeのイントロ! そのすべてがスケール感タップリに響きながら、一音一音まで美しい。あの名曲が、このサウンドで。これこそ、2012年に生きている甲斐というものです!そして、気合い十分なSea Of Madnessのカッコ良さ! ブリッジからサビにかけての豪放磊落なヴォーカルは、黄金期ならでは。復帰後の“美しく丁寧に歌う”ディッキンソンも素晴らしいですが、これこそが全世界を制覇した80年代の“燃える歌”。「これだよ! これが聴きたかったんだ!」と膝を叩くマニアも多いことでしょう(あぁ、この音でThe Loneliness Of The Long Distance Runnerが聴けたら!)。シングル曲のStranger In A Strange Landは1999年の「ED Hunter Tour」 でこそ再演されましたが、やはりかなりのレア曲。ゴリゴリっとしたギャロップベースのグルーヴと芝居がかったヴォーカルが最高! そして、現在の「Maiden England World Tour 2012」でもプレイされている名曲Wasted Years、突っ込み気味な演奏が溌剌としたHeaven Can Waitなど、お馴染み感のある曲も新曲時期ならではの旨味がじゅわっとあふれる好演ぞろいです。ショウのハイライトは超大作Rime Of The Ancient Marinerから続くツインのギターソロ・タイム。このソロタイムがあるのも80年代ならでは。ソロと言っても“お客さんのトイレタイム”なインプロヴァイズ大会ではなく、シンセギターをフィーチュアしながら幻想的な雰囲気を創り出し、デイヴ・マーレイとエイドリアン・スミスが美しいハモリが会場を包み込む。優しくも物悲しいWalking In The Airの調べが雄大にブレイクし、雷鳴の如きWhere Eagles Dareのドラムイントロへ雪崩れ込む! なんてドラマティック!そして、ライヴは新旧の大曲Heaven Can Wait、Phantom Of The Opera、Hallowed Be Thy Nameを立て続けに並べ、“The Iron Maiden!!”シャウト一発でクライマックスへ! 豪腕な力業に見えながら、ドラマとエンターテインメントが完璧に噛み合ったショウ運び。メタル最強最大バンドの長い歴史の中でも、これほど心をかき乱すセットリストがあったでしょうか。「スリルと興奮の感動巨編」とは、こういう事を言うのです!幾多のファンをブート道に導き、マニアを迷わせ続けた「Somewhere On Tour 86/87」。それも本作で決着です。伝説のツアーをどれから聴けばいいか分からなかったビギナーの方から、最高の音源を求めて20年以上彷徨ったマニアの方まで。皆様、永らくお待たせして申し訳ありませんでした。ついに、ついに決定盤です!
Live at De Montfort Hall, Leicester, UK 14th October 1986 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1
1. Intro: Theme From Blade Runner 2. Caught Somewhere In Time 3. Minutes To Midnight 4. Sea Of Madness 5. Children Of The Damned 6. Stranger In A Strange Land 7. Wasted Years 8. Rime Of The Ancient Mariner 9. Guitar Solo 10. Where Eagles Dare
Disc 2
1. Heaven Can Wait 2. Phantom Of The Opera 3. Hallowed Be Thy Name 4. Iron Maiden 5. The Number Of The Beast 6. Run To The Hills 7. Running Free 8. Sanctuary
Bruce Dickinson - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith – Guitar Nicko McBrain – Drums





























