2017年4月「ワン・オン・ワン・ジャパン・ツアー」は、4月25日、再びあの日本武道館でのスペシャル・コンサートからスタート。その感動の一夜を、HDカメラによるハイクオリティー・オーディエンス映像から、ダイレクトにブルーレイ化したタイトルが最速でここに。まずブルーレイの大容量を活かし、HDカメラ元素材そのままのクオリティーにて、2F南東スタンド最前方S席から撮影された、障害物なしの見晴らし良好な環境にて、2時間6分にわたりコンプリート収録。 安定したアングルと、要所ではポールのクローズ・ショットも織り込み、さらに音声パートには、別レコーディングされたデジタル・オーディエンス・マスターをマトリックスすることで、低音から高音まで破綻の無いレンジの広いサウンドで、この一夜を追体験出来るというもの。そして定刻を30分ほど過ぎ、ポールがベースを抱えてステージに登場するや、11,000人の大歓声に応え、本ツアーおなじみながら、ここ日本では初めての演奏となる”A Hard Day's Night”で幕を開けるや,その後続いて”Jet” から”Drive My Car”そして”Junior's Farm”と、前回とは全く違うスタートで、会場はすでに大熱狂。 その後は前年の「ワン・オン・ワン・ツアー」のセットを踏まえつつ、ポール自身がこの武道館ではサプライズ・ナンバーもあることを公言していたのに応えるべく、まず「次はビートルズ、初レコーディング」とMCし、クオリーメン時代の”In Spite of All the Danger”そのまま”Love Me Do”へと流れるあたりは、まさに55年前の原点回帰に。さらに「この曲は日本初公開!」と紹介された”I Wanna Be Your Man”、50周年記念エディションも話題を呼んでいる中でのタイムリーな『サージェント・ペパーズ』からも2曲と、まさに武道館ならではのサプライズが続々と。そしてアンコールでは、おなじみ日の丸を持ってポールが登場するや、サージェント・ペパーズのミリタリー・ルックのファンをステージに数人上げミニトークを行ったり、そのまま”Hi, Hi, Hi”でダンス参加したりと、日本では初めてとなる光景はやはり武道館ならでは。 そして”Golden Slumbers”から”Carry That Weight”、”The End”で感動の一夜はまさにエンド。とにかくステージまでの距離感は、ドームなどとは比べ物にならない武道館だけに、照明の美しさやパイロの迫力までリアルに再現しているだけに、当日参戦された方はもちろん、参戦出来なかった人にもメモリアルな限定コレクターズ・エディション。なお同内容収録のDVDもセットで。ブルーレイ再生機器が手元にない場合でも手軽に鑑賞できるので、こちらも予備的に1枚あると便利ということで。 (Blu-ray & DVD : Same Set) 01. Opening 02. A Hard Day's Night 03. Jet 04. Drive My Car 05. Junior's Farm 06. Let Me Roll It - Foxy Lady 07. I've Got A Feeling 08. My Valentine 09. Nineteen Hundred and Eighty-Five 10. Maybe I'm Amazed 11. We Can Work It Out 12. Every Night 13. In Spite of All the Danger 14. Love Me Do 15. Blackbird 16. Here Today 17. Queenie Eye 18. Lady Madonna 19. I Wanna Be Your Man 20. Magical Mystery Tour 21. Being for the Benefit of Mr. Kite! 22. Ob-La-Di, Ob-La-Da 23. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 24. Back In The U.S.S.R. 25. Let It Be 26. Live and Let Die 27. Hey Jude –encore- 28. Yesterday 29. Hi, Hi, Hi 30. Golden Slumbers - Carry That Weight - The End [Live at Nippon Budokan Tokyo Japan April 25th 2017] Paul McCartney - lead vocals, bass, guitar, piano / Rusty Anderson - vocals, guitar / Brian Ray - vocals, bass, guitar / Paul Wickens - vocals, keyboards, percussion / Abe Laboriel, Jr - drums, percussion, vocals