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約半年で異例の再来日を果たしたイングヴェイ・マルムスティーン。その前回来日も超え「ベスト・ギグ」の呼び声高いフルショウを体験できる極上オリジナル録音が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは、もちろん「2024年12月20日パシフィコ横浜」公演。その極上オーディエンス録音です。前回の来日は５年ぶり（単独では９年ぶり）だったわけですが、今回はわずか７ヶ月での再来日が実現しました。2001年にも二度来日した実績はありますが、その時は「オケ共演／通常バンド」とコンセプトの異なるもの。同じ形態／同じメンツで１年以内の再来日は、前代未聞のことでした。もちろん、前回来日以降もイングヴェイは精力的にワールド・ツアーを行っており、合間には公式作『40TH ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2024』もリリース。まずはそんな活動概要を俯瞰してみましょう。・５月２日ー11日：アジア#1（５公演）←※前回来日・５月16日ー19日：豪州（３公演）・６月20日ー７月６日：欧州（９公演）・９月29日ー10月27日：北米#1（15公演）《10月30日『40TH ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2024』発売》・11月１日ー29日：北米#2（18公演）・12月18日＋20日：アジア#2（２公演）←★ココ★ これが2024年のイングヴェイ・マルムスティーン。アジアに始まり、アジアに終わる１年だったわけです。そんな中で日本公演は全４回。当店では、前回来日もライヴアルバムでアーカイヴしておりますので、まとめてコレクションを整理しておきましょう。日本#1・５月７日『NAGOYA 2024』・５月９日『OSAKA 2024』・５月11日『TOKYO 2024』日本#2・12月20日：パシフィコ横浜公演　←★本作★　以上、全（３＋１＝４）公演。当店コレクションでコンプリートできるわけですが、実はこの４作はすべて姉妹作。そう、本作も“西日本最強テーパー”氏による最新作なのです。実際、本作も姉たちに負けない極上品。今回は約5000人収容の“パシフィコ横浜”だけあってホール鳴りも拾ってはいるのですが、それが弱点ではなく美点だから素晴らしい。「まるでサウンドボード」と呼ばれる極太な芯のダイレクト感はそのままに、鳴りが艶やかでリッチな厚みを添加。ダイナミズムとスペクタクルを倍加してくれています。もちろん、鳴りによってディテールが曇ったり濁ってしまったら元も子もないのですが、本作にその心配は無用。特にギターは猛烈な速射でも一粒一粒がクッキリ鮮やかに活写され、ロングノートも独得なヴィヴラートのヒダまで鮮明に味わえるのです。実のところ、キーボードは埋没して存在感が感じられなかったりもするのですが、それも現場の出音の真実。イングヴェイのライヴになれている方なら想定の範囲内でしょう。そんな“最強”氏サウンドで描かれるのは、前回３公演を凌駕すると絶賛されているベスト・ショウ。まずは、セットから比較しながら整理してみましょう。80／90年代・ライジング・フォース：Now Your Ships Are Burned／Far Beyond The Sun／Evil Eye／Black Star・その他：Rising Force／Like An Angel (For April)／Seventh Sign／Fire and Ice（★）／Trilogy (Vengeance)／You Don't Remember, I'll Never Forget／I'll See The Light Tonight それ以降・ワールド・オン・ファイア：Top Down, Foot Down-No Rest For The Wicked／Soldier・パラベラム：Relentless Fury／Wolves At The Door／(Si Vis Pacem) Parabellum／Toccata・その他：Into Valhalla-Baroque & Roll／Repent（★）／Smoke On The Water／Badinerie／Paganini's 4th-Adagio／1000 Cuts-Overture／Red House／Fugue ※注：「★」印は５月の前回来日で演奏しなかった曲。……と、このようになっています。前回から絶え間なくツアーをしてきただけあって大筋のセレクト／構成は同じ。端々で即興的に挿入される名曲の断片（QUEENの「Bohemian Rhapsody」が飛び出したりします）はさておき、前回やらなかった新ネタは『FIRE AND ICE』のタイトル曲と『SPELLBOUND』の「Repent」辺りです。特に嬉しいのは前者「Fire and Ice」。何しろ、当時以来32年ぶりの復活曲。イングヴェイ自身がヴォーカルを務めており、ヨラン・エドマンのイメージを一気に払拭する素晴らしい出来映えだったりします。そして、そのヴォーカル以上に鮮烈だったのがギター。これがもう、めちゃくちゃ快調！　前回の５月来日でも波があり、東京以外は弾ききれなくて結構厳しいシーンもありました。ところが、今回は級ベストだった東京も軽々と凌駕。弾ききれないどころか、全曲全編にわたって余裕綽々で、美麗なフレーズが流麗に走り、チョーキングも完璧なピッチで決まり、美しいヴィブラートには心がトロける。あくまで想像ですが、今回の好調ぶりはスケジュールが原因なのではないでしょうか。上記したように、前回来日は2024年ツアーの冒頭。その後「豪州／欧州／北米」とたっぷりツアーしてきたことで本来の調子を取り戻したのかも知れません（横浜で公式映像を作っていたら凄かったのに……）。この超名演こそ、本作が最高傑作である最大の由縁なのです。５月の三連作に続く「”最強”氏コレクション」の完結篇です。約半年での再来日も激レアでしたが、その全公演を達人コレクションでコンプリートできるなど、他では考えられない贅沢です。二度とはないであろう絶世の４姉妹作の末娘アルバムにして、公式作も凌駕する最高傑作。まさに絶対の新名盤が誕生です。７ヶ月ぶりの再来日「2024年12月20日パシフィコ横浜」公演の極上オーディエンス録音。５月の前回来日と同じく“西日本最強テーパー”氏の最新作で、いつもの極太サウンドにダイナミズムとスペクタクルまで兼ね備えた銘品です。そのサウンド以上に鮮烈なのが絶好調のギターで、前回ベストだった東京公演も遙かに凌駕。前回演奏しなかった激レア「Fire and Ice」や「Repent」も美味しいフルショウを極上体験できる最高傑作で。PACIFICO Yokohama, Yokohama, Japan 20th December 2024 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc:1 (50:02) 1. Intro 2. Rising Force 3. Top Down, Foot Down 4. No Rest for the Wicked 5. Soldier 6. Into Valhalla / Baroque & Roll 7. Relentless Fury 8. Repent 9. Like an Angel (For April) 10. Now Your Ships Are Burned 11. Wolves at the Door 12. (Si Vis Pacem) Parabellum 13. Badinerie 14. Paganini's 4th 15. Adagio 16. Far Beyond the Sun 17. Bohemian Rhapsody Disc:2 (60:51) 1. Seventh Sign 2. Toccata 3. Fire and Ice 4. Evil Eye 5. Smoke on the Water 6. Trilogy 7. Vengeance 8. 1000 Cuts 9. Overture 10. Red House 11. Fugue 12. Guitar Solo 13. Drum Solo 14. You Don't Remember, I'll Never Forget 15. Acoustic Cadenza 16. Black Star 17. I'll See The Light Tonight

拡大表示	Yngwie Malmsteen イングヴェイ・マルムスティーン/Kanagawa,Japan 12.20.2024 Complete 販売期間: 価格: 1,940円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる