Name: Prince プリンス/Hokkaido,Japan 2002
SKU: CD-000267
Price: 1649 JPY
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Prince プリンス/Hokkaido,Japan 2002

プリンス最後のジャパンツアー“ONE NITE ALONE... TOUR 2002”。その極上ライヴアルバムが登場です。このツアーからは、これまでも大阪公演のCD『ONE NITE ALONE IN OSAKA（ZION-080）』をはじめ、『WHOLE LOTTAL LOVE: HAMAMATSU 2002』『ONE NITE ALONE IN BUDOKAN』といった傑作群をご紹介してきましたが、本作はその中でも抜群のクオリティを誇る逸品録音。しかも、貴重な北海道公演「2002年11月21日・北海道厚生年金会館」公演を収めたオーディエンス・アルバムです。まずは、最後の日本ツアーを全体像から見てみましょう。・11月15日：東京国際フォーラム・11月17日：アクトシティ浜松『WHOLE LOTTAL LOVE: HAMAMATSU 2002』・11月18日：日本武道館『ONE NITE ALONE IN BUDOKAN』・11月19日：日本武道館『ONE NITE ALONE IN BUDOKAN』・11月21日：北海道厚生年金会館【本作】・11月22日：Zepp Sendai ・11月26日：福岡サンパレス・11月28日：大阪城ホール『ONE NITE ALONE IN OSAKA』・11月29日：名古屋センチュリーホールこのように、最後のツアーは全９公演。そのうち、本作はど真ん中の５公演目を収録しています。“ツアーど真ん中”以上にポイントのは、北海道であること。彼の人生で北海道公演は２回しかなく、1990年の真駒内屋外競技場と本作だけなのです。そんな貴重な北海道公演を収めた本作は、それはそれは見事なオーディエンス・サウンド。そもそも、この日の録音は１つしか知られておらず、本作では録音者から提供されたマスターを使用。それをさらに丁寧にマスタリングし、史上最高峰サウンドに整えたのです。実際、本作から流れ出るサウンドの美しさは絶品。リアルな空気感からオーディエンス録音とは分かるのですが、その空気感がやたらと透き通っており、楽音の“鳴り”も艶やか。「耳元直結」とはちょっとタイプが違うものの、会場音響が楽音・歌声の美しさ一層引き立てるタイプの録音なのです。こう書くと「ボケたサウンドを誤魔化してるんじゃないの？」と思われてしまうかも知れませんが、そうではありません。ピアノの１音、ドラムの打音１つ、そしてプリンスが発する１語１語が真っ直ぐに届きつつ、その後に付き従う残響が透き通っているのでエッジも隠さない。ギターのピッキングニュアンスまで分かりながら、身体を包むスケール感も感じさせてくれるのです。そんなサウンドが殊更嬉しくなってしまうのが、北海道の空気感でしょうか。実に12年ぶりとなる札幌では、待ちに待った観客が熱い。現場となった“北海道厚生年金会館（現・さっぽろ芸術文化の館）”は北海道最大級のホールとは言え、2,300人規模。12年前の真駒内屋外競技場（約１万7000人規模）より格段に小さいわけですが、それだけに熱いファンがギュウ詰めになったムードがなんとも暖かいのです。その熱狂は演奏中にやたらと騒ぐわけでもなく、曲間になると猛烈な喝采が沸き上がる。単に久しぶりなのではなく、プリンスの一挙手一投足にまで焼き付けようという集中力がありありと映し出されているのです。そのムードが変わるのは、やはり必殺の「Purple Rain」。あのイントロで空気が一変し、それまでの集中力が一気に感極まる。やっと観れた、やっと逢えたプリンス。まさに「理性が吹っ飛ぶ」瞬間を見事に活写しているのです。そして、2,300人のコーラス隊が全霊で歌うサビやシンガロングの壮大さ。ここまであまりの高音質、クリアさに分からなかった会場の広さが一気に体感でき、それを従えながら切り裂くギターソロが鳴り響く……。まさに大感動の一瞬なのです。そこで火の付いた観客は、もう集中力よりも無我夢中。ファンキーに、ソウルフルに、プリンスの手中で踊りに踊り狂う。もちろん、大絶叫にまみれたダメ録音になるわけではありません。美しくビビッドな楽音はそのままに、日本人らしくビシッと揃った手拍子と声援が会場の温度を伝えてくれるのです。そんな北海道公演をさらに特別にしているのは、「Santana Medley」と激レア曲「Power Fantastic」。「Santana Medley」は、この日だけのスペシャル・カバーで「Jungle Strut」「Batuka」「Soul Sacrifice」「Toussaint L'Overture」の４曲を立て続けに演奏。ファンク、ソウルにラテンノリまでもが加わった、激熱のパフォーマンスなのです。現場のファンがどれだけサンタナを知っているのかは分かりませんが、そんなことは関係ない猛烈な盛り上がりです。そして、「みんな座って聴いてくれ」と語りかけるバラード、「Power Fantastic」。『THE HITS/THE B-SIDES』でもラストにひっそり収録された未発表曲でして、これまた日本ではこの日だけ。と言いますか、“全キャリアを通しても５・６回？”という激レア・パフォーマンスなのです。それが、これほどのサウンドで聴けるとは……。連日セットリストを変え、各地で貴重な曲を演奏したツアーでしたが、その中でも飛びっきりのお宝テイクなのです。彼の人生で２回だけ、そして12年越しの北海道公演。感動渦巻く空間に居合わせ、その大気をたっぷりと吸い込んだライヴアルバムの傑作です。このライヴから14年、本作の北海道ファンよりも長くプリンスに逢えない時間が過ぎてしまいました。そんな今だからこそ、ここに集ったファンの気持ちが胸に響く。その嬉しさが肌で感じられる。世界中のマニアから極上のサウンド・クオリティと貴重な演奏が注目されるでしょうが、それ以上に日本人だけが感じられる“想い”に溢れたライヴアルバムなのです。もう一度、プリンスに逢いたい。逢えたらどれだけ嬉しいか。その気持ちを2,300人と分かち合える１本。 Live at Hokkaido Koseinenkin Kaikan, Sapporo, Japan 21st November 2002 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (65:54) 1. Intro 2. Prince Drum Solo 3. Rainbow Children 4. Pop Life 5. Money Don't Matter 2 Night 6. Purple Rain 7. The Work Pt. 1 8. Power Fantastic 9. 1+1+1 Is 3 / Housequake / Love Rollercoaster 10. The Question Of U 11. Santana Medley Disc 2 (55:49) 1. When You Were Mine 2. Gotta Broken Heart Again 3. The Ride 4. Sign Of The Times 5. Take Me With U 6. The Everlasting Now 7. Alphabet St. 8. Pass The Peas 9. All The Critics Love U In New York