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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/IV Original US Reel to Reel

レッド・ツェッペリンはファーストとセカンド・アルバムの大成功、1969年を通してイギリスとアメリカを何度も往来するようなライブ活動はグループの人気を爆発させる原動力とまでなりました。その結果としてアルバムの制作はレコーディングどころかアルバム・カバーに至るまでグループ(特にペイジ)が主導権を握ることが可能となっています。翌年は殺人的なツアー・スケジュールからも解放され、初めてアルバムを曲作りからじっくりと練り上げてまとめることが可能となりました。特にセカンド・アルバムをライブとライブの合間で録音していたような状況から一転したこの状況はペイジが何よりも望んでいたものです。こうした状況の変化による最初の成果、それがサード・アルバムでした。セッション・ギタリストとしてスタジオ・ワークの経験も積んできたペイジにとって、バンドがライブの勢いそのままでレコーディングするようなアルバム作りは念頭になく、圧倒的にトラックを「作り込む」ことを好んでいました。ZEPほどライブで名を挙げたバンドでありながら、スタジオでもライブ的なラフさやパワーを活かそうとしたレコーディング・スタンスもまたセカンド・アルバムまでの間で終局を迎えていました。そんなライブとスタジオの両方での経験を活かし、アルバム作品としてより緻密に作られたアルバム、それZEP最高傑作の呼び声も高い「IV」ではないでしょうか。最初の二枚のアルバムまでのハードさに三枚目の静と動のコントラスト、それらを組み合わせてバンドの基本的にハードながらも幅広い音楽性がまとめ上げられた名作です。このアルバムと言えば、やはり70年ロックを代表するクラシックでもある「Stairway to Heaven」、これもまた一曲の中にZEPの要素が凝縮されたからこそ永遠の名作となり得たのでははいでしょうか。それはペイジ自身も認めていることです。全体のアルバムの完成度、さらには不朽の名曲「Stairway to Heaven」からZEPの最高傑作というのはもちろん、70年代のロック・アルバムにおける永遠の存在でもある「IV」は昨年ペイジによって新たなリマスターが施され、さらに彼自慢のコンパニオン・ディスクも付いたデラックス・エディションが登場したところは記憶に新しいですよね。永遠の名作だけにLPに関してもファンの間で分析がなされ、当店でもファースト・プレスならではの鮮度が高い音を封じ込めたアメリカ盤LP「PECKO PECKO DUCK EDITION」をCD化して好評を呼びました。それ以来となる当店から「IV」のリリース、今回はその中でも正に異端児と呼べるアイテムをCD化いたします。それは「PECKO PECKO DUCK」盤と同じアメリカ産のアイテム、オープンリール・テープバージョンの「IV」です。70年代前半はLP以外の再生ソフトとしてテープ勢が台頭した時代ですが、まだカセットが完全普及する前、同じテープでもオープンリールの形でアルバムがリリースされていたのです。LPを消耗品として扱っていたアメリカにおいて、より取り扱いが簡単なテープは絶好の再生ソフトとして注目を浴びていました。しかしカセットが瞬く間に普及してしまうと、より大型なリール・テープは衰退してしまいます。音質面ではカセットを凌いでいたものの、ちょうどLPとカセットの合間で挟まれる状況がさらにリール・テープの立場を弱めてしまいました。おかげでこの時代にリール・テープで売られていたアルバムは高値を呼んでいますが、もちろん「IV」もリール・テープでのリリースが実現しています。もしこのリール・バージョンを入手できたとして、再生する機器がなければ箱に入ったコレクションで終わってしまいます。そんなレア・リリースをCDで簡単に聴けてしまう…マニアの願いを叶えるアイテムではないでしょうか。アイテムとしての存在感だけでなく、音質もまた異端児と言える面白いもの。特に最新リマスターCDとは全く別次元。それに限らず各LPやCDアイテムと比べてもこの音質は異端児そのもの。「Black Dog」が始まった瞬間からボンゾのバスドラの迫力がグッと来ます。もちろん曲全体の再現度という点からすると初期プレスのLPや近年のCDからすると劣るのは否めません。それが「The Battle of Evermore」や「Going to California」といったアコースティック・チューンとなればなおさらなのですが、バンド演奏の楽曲に関してはどれも独特な迫力、それでいていかにもアナログ・テープ然としたウォーミーさが存分に味わえるのです。しかし「Stairway to Heaven」では前半の牧歌的なパートも独特な質感でありながら、決して物足りない聴き心地とは違うウォーミーさ、さらには中盤以降のコントラストの違いも存分に楽しんでいただけることでしょう。基本的には「Rock and Roll」や「When the Levee Breaks」といったバンド演奏で腰の据わった勢いや重量感こそが他のソフトと比べてはっきり違う迫力を実感させられるアイテムなのですが、これだけ質感が違うと聴き比べは本当に面白いもの。特に現在のデラックス・エディションなどの最新リマスターCDとはまったく違う肌合いが魅力なレア・リール・テープを丁寧に再生して封じ込めました! Taken from the original US Reel To Reel 7 1/2 ips (M7208) (42:43) 1. Black Dog 2. Rock And Roll 3. The Battle Of Evermore 4. Stairway To Heaven 5. Misty Mountain Hop 6. Four Sticks 7. Going To California 8. When The Levee Breaks

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/IV Original US Reel to Reel

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