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EL & P Emerson,Lake & Palmer/New York,USA 1977

ラジオ番組のELP特集をそのまま収録した1枚です。その番組とは、当時の洋楽ファンに絶大な人気を誇っていた「ヤング・ジョッキー」。その名前を聞いただけで、40年前の自分の部屋が浮かんでくる方も多いのではないでしょうか。その「ヤング・ジョッキー」の人気DJがニューヨークに渡り、さまざまなバンドのコンサート・レポートとインタビューを放送する特番シリーズ「ニューヨーク・レポート」が1977年に行われました。本作は、その第二夜にあたるELP編です(放送日は8月9日)。音質はもちろん完璧です。1週間で全7回だった「ニューヨーク・レポート」でも、1バンドで丸々1回を使ったのはELPだけ。その辺からも、いかにELPの人気が絶大だったかがうかがわれます。ここでレポートされるコンサートは「1977年7月7日」で、マジソン・スクエア・ガーデン3連続公演の初日。オーケストラを帯同した第一次「WORKS」ツアーのライヴで、歴史的なオケ共演を目撃した感想もたっぷりと語っています。番組はレコードからの曲とDJトークが交互に流れる構成なのですが、トークのバックに流れるのは、なんとDJ自身が生録したセルフ・ブートレッグ! こんなことをしてしまうなんて、さすが70年代。「Tarkus」「Still You Turn Me On」の一部ではありますが、非常に貴重です!!そして番組の超目玉は、後半のグレッグ・レイクのインタビュー。取材時のエピソードも面白く、「他の欧州メディアを差し置いてOKが出たのは、さすがNH○」と思いつつ、返ってきた答えは「カールならOK」。焦ったDJは「それじゃ意味がない。グレッグにしてくれ!」と食い下がったそうです。さらに、楽屋に通されると、そこはまるで片田舎のキャバレー。「ブルーに統一された照明にふかふかの絨毯が敷かれ、お酒が並ぶ中で女性をはべらせたグレッグがニコニコしてる。まさにグレッグ・レイクだった」という、他では聴けない話が次々と出てくるのです。そうしてインタビューが始まると、今度は一転、いきなりスリリングな展開に。クリムゾンにこだわるDJの質問にグレッグが困惑し、最後にはムッと怒り出してしまうのです。あまりに凄いパートなので、書き出してみましょう。 ーなぜタルカスの最後にエピタフを歌わないのか? グレッグ:(なんだその質問は、とばかりに)曲が多すぎて、限られた時間の中で色々な曲をやらなくてはらない。そんなクリムゾン時代の昔の曲なんぞやってる時間はないよ。 ーConfusion will be my epitaphという言葉の持っている心情は、まだ貴方の歌の基本にあるか? グレッグ:(再び、なんだその質問は、とばかりに)同じ人が書いたものだから、同じだろう。 ーロバート・フリップについて……。 グレッグ;(うんざり気味に)そんなのずっと昔のことだから覚えてないよ。実際、昨日、ロバートは会場に来てたよ(!?)。今日も来るんじゃない? ーピート・シンフィールドについて。 グレッグ:とても良い人だし、とても良いソングライターとしての関係が続いてる。彼は良い。……で、君たち、(クールに怒りながら)僕はもうキング・クリムゾンの質問には答えないよ。それはもう7年も前の話なんだからね? ここでグレッグのピリピリムードを察したDJは、質問をELP関連に代えます。グレッグも機嫌を直して応えていくのですが、今度は下世話な面白さではなく、非常に興味深い内容。ここで全部は書ききれませんので、質問だけ記しておきましょう。 【DJの質問】 ー3年間の沈黙は貴方に何をもたらしたか? ー「Works」のジャケが真っ黒なのは何故? ープロデューサーとしての自分の役割について。 ージミ・ヘンドリックスとグループを結成する予定は本当にあったのか? ーキース・エマーソンとジミ・ヘンドリックスの類似点について。 ーピート・シンフィールドとの共作が多くなった理由について。 ー「Works」のソロセクションがアコースティックに偏ってるのは何故? ーELPの中核である、キースとグレッグの二人の個性は全然違うような気がしますが、それをプロデューサーとしてどういうコントロールをしているのか? ー貴方の歌は人間の孤独感をテーマしていると思うが、その孤独感そのものを解放するときは果たしてくると思いますか? ー人間の孤独感に対する戦いに果たす、音楽の役割をどう思うか。 ……さて、グレッグの答えは? それは、ぜひあなた自身の耳でご確認ください。 Live Report: Madison Square Garden, New York City, NY. USA 7th July 1977 Broadcast Date: 9th August 1977 (60:08) 1. DJ Intro 2. Hoedown * 3. DJ Talk 4. Tarkus (Madison Square Garden 7th July 1977) 5. Aquatarkus * 6. DJ Talk 7. Still You Turn Me On (Madison Square Garden 7th July 1977) 8. Take A Pebble * 9. Still You Turn Me On * 10. DJ Talk 11. Exclusive Interview with Greg Lake #1(Intermission, Madison Square Garden 8th or 9th July 1977) 12. C'est La Vie ** 13. Exclusive Interview with Greg Lake #2(Intermission, Madison Square Garden 8th or 9th July 1977) 14. Pirates ** 15. Outro * from "Welcome Back My Friends To The Show That Never Ends...Ladies & Gentlemen" ** from "Works Volume 1"

EL & P Emerson,Lake & Palmer/New York,USA 1977

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