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Keith Richards and the X-Pensive Winos キース・リチャード/CA,USA 12.15.1988 Complete Soundboard Edition

「みんな大好き」という形容がぴったり当てはまる、キース率いる1988年のエクスペンシヴ・ワイノーズ。そのライブといえば、ツアー終盤のハリウッド・パラディアム公演が公式ライブアルバムとしてリリースされ、一応の決着がついたかに見えました。しかし1991年の公式盤は不完全収録で、さらにCD一枚に収めるためか、あるいはワイノーズならではのルーズな演奏を当時の感覚に合わせようとしたのか、ピッチが高められていました。2020年にはリニューアル版が登場し、ピッチ問題こそ解消されたものの、追加曲はアナログ盤や配信のみという扱いで、やはり一筋縄ではいきませんでした。そこで再評価されるべきなのが、ハリウッド・パラディアム音源の初出タイトルである懐かしのミストラル製『HOLLYWOOD PALLADIUM, 1988』です。当時としては、ワイノーズの流出マルチトラック由来と思われるライブ音源が比較的リアルタイムに登場した衝撃は大きく、しかも音質は抜群。この一作によって、イエロードッグ系ミストラルの名を一気に高めた名盤でした。本盤は、「SOUNDBOARD MASTER」と海外より提供を受けたマスターを使用していますが、推測するに、ミストラル盤の大元のマスター(音源の提供ルートを考えると、間違いありません)。もちろん、この音源、流出ラフミックスゆえ、バックコーラスやワディ・ワクテルのギターが場面によって浮き沈みするなど、バランス面にはいかにも未整理な部分もあります。とはいえ、その生々しい質感こそが魅力であり、整えられた公式盤よりもワイノーズらしさを感じさせる仕上がりでした。さらに現在に至るまで、この日の演奏を最長収録している点も大きな強みです。一方でミストラル盤にも問題はありました。まず「Connection」が未収録であること。そして全体を通してピッチが低いことです。裏を返せば、これらを解消し、「Connection」まで加えることができれば、ハリウッド・パラディアム音源のベストな形が見えてくる。ミストラル盤は、あのTSPまでもがコピー盤を出したほどの名作だっただけに、その素材価値は明らかでした。公式盤の登場によって、かえってミストラル盤の魅力として浮かび上がったのが、曲間の空気感です。ワイノーズのライブは基本的にルーズで気ままに進み、曲間では楽器を持ち替えたり、メンバー同士が言葉を交わしたりするため、演奏の合間にゆるい間が生まれるのが当たり前。公式盤ではそうした部分が徹底的に整理されていましたが、ミストラル盤にはそうした現場感が残されていたのです。また、ミストラル盤の登場当時にスクラッチノイズではないかと誤解されたのが、「Too Rude」序盤のノイズでした。当時は「実はアセテート盤などを元にしているのでは」といった憶測を呼んだのも今となっては微笑ましいですが、実際にはバンド側のシールド類から発生した、れっきとした「現場の音」でした。TSP盤や公式盤ではそれぞれに、ここを消す処理が施されていましたが、その分不自然さも残っていました。そこで今回は無理に消すどころか、そのまま収録してみせました。今回のリリースは、ミストラル盤をベースにピッチをアジャストし、未収録だった「Connection」を加えるという完全版フォームを実行に移しただけでも画期的。しかし本作の真価はそこにとどまりません。実はこの日をマイク・ミラードも録音していたのです。もっとも、サウンドボード音源が定番として君臨してきた公演だけに、近年のミラード・マスター発掘の流れの中でも、この日の録音だけは単独アイテム化されないまま現在に至っていました。今回はその見過ごされてきたミラード録音を補填素材として使用。公式盤はもちろん、ミストラル盤でも捉えられていなかったキース&ワイノーズ登場前の場面から収録し、さらにいくつかのカット部分も自然に補っています。補填はいずれも演奏に重ならない曲間部分で行われているため、何も知らずに聴けば、最初からこのような状態であったかのように感じられるほどです。キース&エクスペンシヴ・ワイノーズを代表する定番ステレオ・サウンドボード、1988年ハリウッド・パラディアム公演。その遅すぎた完全版にして最長版が、ついに登場します。単に「Connection」を追加しただけではない、ミラード録音まで用いた徹底補填によって実現した、掛け値なしに完成度の高い決定版です!SBをメインにConnectionを公式より補填、さらに曲間カットをミラードマスターで補填し、ノンストップ完全収録!Audのミラード音源では"How I Wish"、 "You Don't Move Me"、 "Locked Away"、それぞれ演奏後曲間にカットあるため今回盤が過去最長収録タイトルとなる。Too Rudeなどで観られるプラグノイズは差別化のため、削除しては本末転倒なのでそのまま。ちなみに公式ではこのノイズを除去したものの、処理の影響による若干のドロップダウンを生じているので、分かって聞いてると違和感ありますね。Hollywood Palladium, Los Angeles, CA, USA 15th December 1988 STEREO SBD(from Original Masters) UPGRADE & LONGER!!! Disc 1 (48:56) 1. Introduction ★0:00-1:02 ミラード 2. Take It So Hard 3. How I Wish 4. I Could Have Stood You Up 5. Before They Make Me Run 6. Too Rude 7. I Wanna Be Your Man 8. You Don't Move Me 9. Make No Mistake ★6:22-7:00 ミラード 10. Time Is On My Side Disc 2 (49:44) 1. Big Enough 2. Whip It Up 3. Locked Away 4. Little T&A 5. Struggle 6. Happy 7. Connection ★丸ごと公式 8. Rockawhile 9. It Means A Lot ★6:11以降(終演部) ミラード Keith Richards - guitar and lead vocals Waddy Wachtel - guitar and backing vocals Steve Jordan - drums, backing vocals, bass, keyboards Charley Drayton - bass guitar, backing vocals, drums Ivan Neville - keyboards, backing vocals, guitar, bass Sarah Dash - backing vocals, percussion Bobby Keys - saxophone STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Keith Richards and the X-Pensive Winos キース・リチャード/CA,USA 12.15.1988 Complete Soundboard Edition

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