名匠テーパー“Crazy S.”市の秘蔵マスター・コレクション「THE DEFINITIVE YEARS」の第2弾がお求めやすくなって再発です! 超・黄金期“THE BEAST ON THE ROAD 1982”・“WORLD SLAVERY TOUR 1984”・“SOMEWHERE ON TOUR 1986”のライヴをオリジナル・カセットからダイレクトにCD化した逸品。それでは、早速各ライヴを個別に見ていきましょう。
【ディスク1・2】
まず登場するのは、“THE BEAST ON THE ROAD 1982”から「1982年3月9日オックスフォード」公演。第1弾には収録されなかったツアーですが、これまた世界のマニアから認められた逸品マスターです。このツアーからは、オフィシャル化された3月20日ハマースミスや、6月29日パラディアムのサウンドボード音源が知られていますが、本作はそれらに次ぐ評価を受けている名録音なのです。そのサウンドは高音が強めですが、その分クリアに楽音が浮き立つ。曲間では大歓声が沸くものの、演奏中は「観客はどこへ行った?」と思うほど、演奏がすべてを掌握しきります。そのサウンドで描かれるステージは、まるでディアノ時代かと思うほどの爆走ライヴ。NWOBHMの体臭を強く残すクライヴ・バーのドラミングは、複雑な楽曲であってもワイルドな疾走感に充ち満ちており、そこに若きブルース・ディッキンソンの猛烈なシャウトが乗る……。これこそ、“THE BEAST ON THE ROAD 1982”でしか味わえないカタルシス!! 21世紀になってから再演する「Murders In The Rue Morgue」「Another Life」にしても、勢いとパワーがまるで違います。さらに、ディスク2には貴重なFM音源「1982年7月17日ロサンゼルス公演」が5曲(+DJ)分、ボーナス収録されています。さすがにハマースミスやパラディアムには及ばないサウンドではありますが、コアコレクターでも見逃しがちなレアもの。数少ない“THE BEAST ON THE ROAD 1982”のサウンドボード・コレクションには欠かせない音源です。
【ディスク3・4】
次なるは全盛期の全盛期、“WORLD SLAVERY TOUR 1984-1985”から26公演目「1984年9月18日イプスイッチ」です。第1弾にはシェフィールド公演が収録されていましたが、本作は翌日です。さすがに翌日だけにショウの内容は酷似している……かと思いきや! 演奏もサウンドも本作の方が1枚上手です!!第1弾の解説でも触れましたが、“WORLD SLAVERY TOUR”はIRON MAIDEN史上でもっともタフなツアーで、331日間に187回のライヴが行われました。実に1.8日に1回ライヴのペースを丸1年間も続けていた。このハードなツアーぶりに、後半日程になるほどディッキンソンの疲れが見え、80年代後半に続いていく発声の不調の兆しともなる。そして、“WORLD SLAVERY TOUR”と言えばすぐ思い浮かぶ「LIVE AFTER DEATH」やROCK IN RIOは、その後半のライヴなのです。しかし、このツアー冒頭のヨーロッパ/イギリス日程では、1つ前となる“WORLD PIECES YOUR 1983”に近い、パワフルなヴォーカリゼイションを轟かせてくれる。さすがに「Aces Highもスタジオ通り」とはいきませんが、ショウが進むほどに尻上がりにノッていくヴォーカルは、全盛期の旨みをたっぷりと味わわせてくれる。これこそ、本当の“WORLD SLAVERY TOUR”なのです!
【ディスク5・6】
最後は“SOMEWHERE ON TOUR 1986”から「1986年10月24日ニューキャッスル」公演です。これまた素晴らしい“Crazy S.サウンド”が全編で炸裂する名録音です。第1弾では、このツアーの4大マスターのうちの1つシェフィールド公演を収録しましたが、本作のサウンドも負けず劣らず。好みによっては……いえ、同じ方でも、その日の気分によっては本作の方を好まれてもおかしくない。1986年のUKツアーは名録音が大量に残されています(そのほとんどがCrazy S.作品というのがまた凄い)が、その中でも屈指のクリアでビビッドなサウンドが麗しい逸品です。そのサウンド以上に素晴らしいのが、ライヴ内容。第1弾収録のシェフィールド公演の翌日にはディッキンソンが病気になり、歴史に残る絶不調ライヴをしてしまいましたが、その後に4日間休養。本作は、再開されたツアーの4公演目にあたり、ディッキンソンもいつも通りのパフォーマンスを聴かせてくれる。実は、あまりに素晴らしいサウンドとライヴゆえに「NEWCASTLE STRANGERS(Shades 103)」として個別リリースされたこともあるほどです。衝撃の第1弾に劣らず、決定的マスターを凝縮した6枚組。そして単に強力音源のコレクションというだけでなく、同じテーパー、同じ英国録音だけに、通して聴くだけで“黄金のIRON MAIDEN史”の歩みを実感できる。巨大なセットだからこそ可能な、歴史のスペクタクルも満載の1作です。同時再発の第1弾と併せれば、ライヴ7回の12枚組。ギブアップするまでMAIDEN漬けになれるシリーズ超大作を、どうぞ!
Live at New Theatre, Oxford, UK 9th March 1982 PERFECT SOUND(from Original Masters) Live at Anaheim Stadium, Los Angeles, USA 17th July 1982 RADIO BROADCAST Live at Gaumont Hall, Ipswich, UK 18th September 1984 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Live at City Hall, Newcastle, UK 24th October 1986 TPERFECT SOUND(from Original Masters)
Live at New Theatre, Oxford, UK 9th March 1982
Disc 1
1. Murders In The Rue Morgue 2. Wrathchild 3. Run To The Hills 4. Children Of The Damned 5. The Number Of The Beast 6. Another Life 7. Killers 8. 22 Acacia Avenue 9. Total Eclipse 10. Drum Solo 11. Translvania 12. Dave Murray Solo 13. The Prisoner 14. Hallowed Be Thy Name
Disc 2
1. Phantom Of The Opera 2. Iron Maiden 3. Sanctuary 4. Drifter 5. Running Free 6. Prowler
Live at Anaheim Stadium, Los Angeles, USA 17th July 1982
Radio Broadcast
7. The Number Of The Beast 8. 22 Acacia Avenue 9. Hallowed Be Thy Name (Cut In) 10. Iron Maiden 11. Radio DJ + MC 12. Drifter 13. Radio DJ
Live at Gaumont Hall, Ipswich, UK 18th September 1984
Disc 3
1. Intro. 2. Aces High 3. 2 Minutes To Midnight 4. The Trooper 5. Revelations 6. Wrathchild 7. Flight of Icarus 8. Rime Of The Ancient Mariner 9. Losfer Words
Disc 4
1. Powerslave 2. Guitar Solo 3. The Number Of The Beast 4. Hallowed Be Thy Name 5. 22 Acacia Avenue 6. Iron Maiden 7. Run To The Hills 8. Running Free 9. Sanctuary
Live at City Hall, Newcastle, UK 24th October 1986
Disc 5
1. Intro. 2. Caught Somewhere In Time 3. 2 Minutes To Midnight 4. Sea Of Madness 5. Children Of The Damned 6. Stranger In A Strange Land 7. Wasted Years 8. Rime Of The Ancient Mariner 9. Guitar Solo 10. Heaven Can Wait 11. Phantom Of The Opera
Disc 6
1. Hallowed Be Thy Name 2. Iron Maiden 3. The Number Of The Beast 4. Run To The Hills 5. Running Free 6. Sanctuary





























