WHITESNAKEが第3・4期DEEP PURPLEソングを蘇らせた2015年、なんとも芳醇なヴィンテージ・アルバムが復活です! 本作が記録されたのは「1974年5月12日ロンドン公演」のフルショウ。“ロンドン74”というと、オフィシャル化された「5月9日ハマースミス公演」「5月12日キルバーン公演」が有名ですが、本作はそれらとは違う“ルーシャム・オデオン公演”です。このマスターは、2010年になってネット上に突然登場したもの。DEEP PURPLEは、ハードロックの始祖バンドとしてかなり発掘が進んでいるバンドですが、まさか36年の時空を飛び越えて新発掘のフル音源が飛び出してくるとは誰も考えておらず、世界中のマニアが色めき立ったのです。本作を再生して飛び出してくるのは、そんなマニアの驚きが肌で感じられる素晴らしいヴィンテージ・サウンド。正直に申し上げて「超高音質」「まるでサウンドボード」とは言えず、その手を求める方にお薦めはいたしません。しかし、そのアナログ感、マスター・ダイレクトだからこその鮮度は、ヴィンテージ録音マニアの心を鷲づかみにするのに充分。もちろん、「ノイズの向こうから音楽を探し出す」ようなレベルでは(決して!)なく、バンドの楽音と録音の味わいだけが主役。デイヴィッド・カヴァデールとグレン・ヒューズのソウルフルなヴォーカリゼイション、リッチー・ブラックモアの鋭い切れ味、止めどもなく溢れ出す豊かなバンド・インプロヴィゼーションに思う存分、浸りきれるクオリティなのです。これほどのサウンドが36年という時代の試練を超えてきたという歴史感覚。これ、このスペクタクル! これこそがヴィンテージの味わいです。一瞬たりとも止まることなく奏でられると同時に消えていく音楽芸術。その凄まじいエネルギーに立ち会い、そこで震える空気を吸い込んだテープが長い眠りに就き、海も時代も超えて目覚めたサウンド。これこそ、そんじょそこらの公式盤やサウンドボード、たとえオーディエンス録音でも昨日今日録られたものでは絶対に感じられない“味”。70年代英国へ想いを馳せるほど深く、濃厚になる“味”なのです。そう、この深みは聴き手に資質を求めてくるのです。スプーンで何十杯の砂糖をすくっても、スプーンは何も感じません。しかし、舌ならわずかな砂糖を乗せるだけでも瞬時に甘美を味わえる。本作は誰が聴いても圧倒的な第3期DEEP PURPLEのパフォーマンスに充ち満ちており、誰が聴いても伝わるほどのクオリティを持っています。しかし、それ以上の“録音の真価”は、どなたにでもが感じられるわけではない。本作は、そんなヴィンテージ録音の味わいをご存じの方にとって、甘美な1本となるでしょう。いえ、もしかしたら自分では気づいていない資質をお持ちの方にも、新たな“味わいの世界”の扉を開いてくれるかも知れません。それだけのクオリティと音楽の魅力が、本作には詰まっているのです。今週末、豊かなヴィンテージ録音で1974年の英国へ旅してみませんか。第3期DEEP PURPLEがあなたをお待ちしております。
Live at Lewisham Odeon, London, UK 12th May 1974 TRULY AMAZING SOUND
Disc 1
1. Intro. 2. Burn 3. Might Just Take Your Life 4. Lay Down Stay Down 5. Mistreated 6. Smoke On The Water
Disc 2
1. You Fool No One 2. The Mule 3. Space Truckin' 4. Going Down 5. Highway Star
David Coverdale - Vocal Ritchie Blackmore - Guitar Glenn Hughes - Bass & Vocal Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums





























