オフィシャル化もされ、レイ・ギラン時代を代表している「1986年6月2日ハマースミス・オデオン公演」。その全貌を伝えるビッグな3枚組の登場です。このショウは、“レイ時代BLACK SABBATH”で最も有名。古くからFM放送が知られ、伝統ブートレッグ『RAY RULES』となっているだけでなく『SEVENTH STAR』デラックス・エディションのボーナス・ディスクにも採用。トニー・アイオミ自身も「レイの足跡をカタチにできた」と語っていました。しかし、それ以上にこのショウを伝説にしてきたのは、実はオーディエンス録音。FM放送を遙かに超える全曲収録しており、クオリティもバツグン。当店では、名匠“Crazy S.”氏による3部作『DEFINITIVE SHEFFIELD 1986(シェフィールド公演)』『SEVENTH ZONE(レスター公演)』『LAST GIG WITH RAY(ノッティンガム公演)』をお届けしてきましたが、ハマースミスのオーディエンス録音は唯一、“Crazy S.”コレクションに匹敵するとされてきた大傑作。しかも、“Crazy S.”コレクションより登場が早かったがために「レイ時代の最高峰」と広く知られていた名録音なのです。本作は、そんな極上オーディエンス録音とFM放送のベスト・バージョンをセットした3枚組なのです。それでは、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。
【ディスク1-2:フル・オーディエンス録音】
まず登場するのは、伝説の真骨頂たるフル・オーディエンス録音。そのベスト・バージョンです。本作のマスターは、Langleyレーベルの大傑作『FEATURING RAY GILLEN』と同じもの。これがもう、とんでもなく素晴らしい銘品でした。演奏や歌声の力強い芯、クリスタル・クリアに輝くディテールは下手なサウンドボードを凌駕する……と言いますか、本当にサウンドボード超えしている。前述の通り、オフィシャルの『SEVENTH STAR』デラックス・エディションにサウンドボード録音が収録されていますが、ハッキリ言って問題外! 長さ云々ではなく、1曲1秒のサウンド・クオリティが遙かに、遙かに、遙かに!! 超越している。まぁ、デラックス・エディションがあまりにも酷いサウンドだったのが一番の要因ではあるものの、80年代オーディエンスの基準からしても常識外。ダイレクトな演奏音や歌声がゼロ距離の密着度なら、極少な会場音響はディテールまでキラキラと輝く。15年以上前に『FEATURING RAY GILLEN』が登場した際にも「こんなに凄い録音が存在していたのか!!!」と大絶賛されましたましたが、現在もなお超えるマスターが登場していない。“そして、もう1ポイントなのが史上最長盤であること。『FEATURING RAY GILLEN』では「Die Young」冒頭が欠けてフェイドインで始まっていましたが、本作はFMサウンドボードから欠けパートを補完(もちろん、他にも曲間等にテープチェンジの欠けはありますが、FM放送で補完できたのはココだけです)しました。さらに驚くべきは、その繋ぎの自然さ。FM放送の史上最高峰マスターを使用していながらも、オーディエンスと違和感がない(厳密にはAUDパートの方が良い音)。ここからも、いかに本作のマスターが超絶なのかがご理解いただけるでしょう。
【ディスク3:FM放送の1stジェネ・カセット】
そんなフル・ライヴアルバム2枚組に続くのは、FM放送サウンドボードの史上最高峰盤。前述したように古くから知られているわけですが、このディスクはそのコピーでもリマスターでもない。近年になって発掘された1stジェネ・カセットなのです。こちらも放送原盤そのものではないので永久保存プレスにはなりませんでしたが、そのサウンドは間違いなく史上最高なのです。現代では、オフィシャルの『SEVENTH STAR』デラックス・エディションが比較対象になると思いますが、公式より遙かに自然で、鳴りもナチュラルならピッチも正確……と言いますか、デラックス・エディションはあんな酷い音で本当に公式で良かったのか!? との疑問が改めて甦ってくる。さすがに伝統盤『RAY RULES』よりはマシでしょうし、アイオミは他の録音を知らないのかも知れませんが……。コアなコレクターの方ならサンアントニオ公演のFMアルバム『RAY OF THE BLACK LIGHT』の方がオフィシャルに相応しいサウンドなのはご存じと思いますし、正直なところ本作もそれを超えるには至っていません。しかし、ハマースミスSBDとしては過去最高なのは間違いなく、あの傑作FMでも聴けなかった「Seventh Star」「Die Young」「N.I.B.」「Paranoid」は本作こそがベスト・サウンドボード。アイオミさえ知らない極上の“レイ時代”を味わえるライヴアルバムなのです。超絶3部作『DEFINITIVE SHEFFIELD 1986』『SEVENTH ZONE』『LAST GIG WITH RAY』にも匹敵する極上のフル・オーディエンスに、貴重なレイ時代のFMサウンドボード。その両者を最高峰クオリティでパックした3枚組です。人知れず消え、そして公式でも不甲斐ないクオリティでしか残されていない”レイ時代のBLACK SABBATH”。その掛け替えのない大傑作。
Live at Hammersmith Odeon, London, UK 2nd June 1986 PERFECT SOUND/STEREO SBD(FM)
Disc 1 (45:58)
1. Supertzar 2. Mob Rules 3. Children Of The Sea 4. Danger Zone 5. War Pigs 6. Heart Like A Wheel 7. Symptom Of The Universe 8. Sweet Leaf 9. Zero The Hero 10. Sphinx 11. Seventh Star
Disc 2 (57:52)
1. Band Introduction 2. Turn To Stone 3. Drum Solo 4. Die Young 5. Black Sabbath 6. Bass Solo 7. N.I.B. 8. Neon Knights 9. Heaven And Hell 10. Guitar Solo/Heaven And Hell(reprise) 11. Children Of The Grave 12. Supernaut/Paranoid
Disc 3 (47:06)
FM BROADCAST RECORDING(1ST GEN)
1. Radio Intro./Mob Rules 2. Danger Zone 3. War Pigs 4. Seventh Star 5. Die Young 6. Black Sabbath 7. N.I.B. 8. Neon Knights 9. Paranoid 10. Radio Outro.
Tony Iommi - Guitar Ray Gillen - Vocals Dave Spitz - Bass Eric Singer - Drums Geoff Nicholls - Keyboards





























