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Queen クィーン/IL,USA 1978 Upgrade

かつてサウンドボードとして知られていた伝説の名録音がブラッシュアップ。その伝説録音に吸い込まれているのは「1978年12月7日シカゴ公演」。『LIVE KILLERS』を生み出した“JAZZ TOUR”の北米編を伝える極上オーディエンス録音です。この録音は長らく定番というよりはコア・マニアの秘宝でした。通常、マニアの秘宝はサウンド・クオリティに難点があるものですが、本作は逆。あまりにもオンな芯とクッキリしたディテール、そして控えめなオーディエンスノイズからサウンドボードとして取引され、その素晴らしさ故にコア・マニアが門外不出としていた録音なのです。しかし、ズバ抜けた録音ほど無名のままではいられない。時が経つほどに1人また1人と体験していき、その素晴らしさを伝え広がっていったのです。そんな伝説的録音ですが、中でも最高峰とされていたのは大本カセットからダイレクトにデジタル化されたもの。当店ではかつて『THE ULTIMATE ENTERTAINER』としてご紹介した至宝マスターでした。本作は、その頂点マスターを更に最新・細心リマスタリングで磨き上げた最高峰更新のライヴアルバムなのです。衝撃的なサウンドの前に、まずはショウのポジション。素晴らしき“JAZZ TOUR 1978-1979”の全体像から確認してみましょう。 ●1978年・10月28日-11月14日:北米#1(12公演)《11月14日『JAZZ』発売(日本/北米)》・11月16日-12月20日:北米#2(23公演)←★ココ★ ●1979年・1月17日-3月1日:欧州(29公演)←※公式・4月13日-5月6日:日本(15公演)《6月22日『LIVE KILLERS』発売》・8月18日:西ドイツ(1公演) これが世界を魅了したワールド・ツアーの概要。伝統の名作『LIVE KILLERS』は40年前の年明け1979年初頭の欧州ツアーから制作されましたが、本作はその前。1978年暮れの「北米#2」15公演目にあたるコンサートでした。そして、そんなショウを収録したサウンドこそが圧倒的。前述のようにコア・マニア間でさえサウンドボードとして通っていた極太な芯の逞しさ、鮮やかさは絶品ですし、大本マスターをそっくりデジタル化した鮮度も究極。その超美音は従来盤でも味わえましたが、本作はさらに徹底的なトリートメントを施しました。もちろん、無意味な音圧稼ぎで誤魔化すような無粋なマネはしておりません。原音は大本マスターの真実そのものではあるのですが、安定感に問題があった。ピッチがランダムに狂い、音圧も不安定。さらにステレオバランスも右チャンネルに大きく偏っていました。このうちステレオ感は録音ポジション(左スピーカー前の3列目)に起因するものなのですが、やはりライヴアルバムとしては均整が取れていた方が心地よい。本作では、こうした欠点をすべて洗い出し、数分・数秒単位で丁寧に調整。その結果、全体の抜けやクリアさまで向上して聞こえる。QUEENオーディエンスの至宝とさえ謳われた超傑作『DEFINITIVE MONTREAL 1978』にも肉薄するサウンドを実現したのです。そうして史上最高峰を更新したサウンドで描かれるのは、オーディエンスだからこその嘘偽りない1978年の真実。実は、このショウはヴォーカルの調子が今ひとつとしても知られるのです。「Let Me Entertain You」はいつになく低いラインを歌い、「Somebody To Love」のラストでもなかなか上に伸びずもどかしい。「Get Down, Make Love」も枯れ気味ですし、「Now I'm Here」のコール&レスポンスでも普段の圧倒するド迫力には届かず、途中で声がかすれて裏返ってしまう始末です。しかし、これには理由もあった。実は現場となったシカゴ・スタジアムの楽屋ではドアが故障。12月のシカゴの冷え切った外気で凍り付いていたのです。そのためにQUEENの面々はステージに上がる直前まで全身冷え切っており、ぶるぶる震えていたそう。そのため、フレディだけでなくブライアンのコーラスも鼻声になってしまっているのです。さらに不運は続き、「Somebody To Love」の後で機材トラブルまで発生。妙な間が空いた後でフレディが「待たせてすまない。電気的なトラブルだったんだ。でも、俺たちはみんなを退屈させないぜ。さぁ、始めよう!」と語る。逆を返せば、鼻声やMCの1語1語まで正確に分かるほどに本作のサウンドがズバ抜けているわけですが、それだけでもない。高音が伸びないとは言え、発声自体は力強く、実にエネルギッシュ。寒気を跳ね返さんとステージを所狭しと走り回っている姿が眼に浮かぶ熱演ぶり。「Spread Your Wings」のイントロとしてフレディが「Don't Stop Me Now」を弾くのも珍しいですし、その「Spread Your Wings」ではブライアンが気持ちのこもった素晴らしいギターソロを聴かせてくれるのです。そして、体が温まるほどに気分も乗ってきたのか、ジョークも飛ばす余裕が出てくる。「Dreamers Ball」を終えてアコースティック・コーナーに入る際、ブライアンは「残りのメンバー(ロジャーとジョン)は嫌になって下がってしまったからフレディと2人で続けないと」と語り、フレディも「あぁ、あいつらがフェラ○オしてる間は俺たちだけね!」と返す。そして「Love Of My Life」が終わってロジャー&ジョンがステージに帰ってくるとフレディは「フェ○チオは良かったか?」と声を掛け、ブライアンもすかさず「あぁ、笑ってるもんね」と付け加える。凍えるショウから調子を上げ、リラックスしていくショウ。それを極上サウンドでたっぷりと楽しめるのです。本来であれば、『LIVE KILLERS』でも聴けない「If You Can't Beat Them」や「It's Late」「Fat Bottomed Girls」にも字数を割くべきなのですが、それさえ忘れるほど素晴らしいサウンドと、ユニークなムードが美味しすぎる。本生版『LIVE KILLERS』と言うよりは、『LIVE KILLERS』の裏バージョンと言った方が相応しいライヴアルバムです。既発と同じく「We Are The Champions」エンディングが欠け、「God Save The Queen」も20秒ほどでフェイドアウトしてしまうのは残念ではありますが、大元マスターにもない以上は致し方ない。それを押しても余りあるほどのサウンドと、より一層QUEENを身近に感じられるライヴがたっぷり詰まった大傑作。 Live at Chicago Stadium, Chicago, IL, USA 7th December 1978 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (63:38) 1. Intro 2. We Will Rock You (fast) 3. Let Me Entertain You 4. Somebody To Love 5. If You Can't Beat Them 6. Death On Two Legs 7. Killer Queen 8. Bicycle Race 9. I'm In Love With My Car 10. Get Down, Make Love 11. You're My Best Friend 12. Now I'm Here 13. Don't Stop Me Now ★30秒目以降はマスターテープから未収録 14. Spread Your Wings 15. Dreamers Ball 16. Love Of My Life 17. '39 Disc 2 (52:09) 1. It's Late 2. Brighton Rock 3. Guitar & Drum Solos 4. Fat Bottomed Girls 5. Keep Yourself Alive 6. Bohemian Rhapsody 7. Tie Your Mother Down 8. Sheer Heart Attack 9. We Will Rock You 10. We Are The Champions★2:46はマスターテープから未収録 11. God Save The Queen

Queen クィーン/IL,USA 1978 Upgrade

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