カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Beatles ビートルズ/Get Back Glyn Johns 1st Mix & more

アメリカのラジオ局WBCNが放送したことでもおなじみの「GET BACK」音源最初期ミックスのアセテートバージョンが、ゲット・バック・セッション50周年記念としてついに決定版最新リマスター・タイトルの登場です!!未発表アルバム「GET BACK」はビートルズのレア音源の中でもっとも有名なものの一つ。後に「LET IT BE」としてリリースされたアルバムは1969年にそのようなタイトルと内容でリリースされるはずでした。このアルバムは単にお蔵入りしてしまったというだけに思わぬ副産物を生み出してしまいます。そう、ブートレグ。「GET BACK」は発売こそ実現しなかったものの、制作から完成までの段階で何度も試聴用のアセテートが作られており、結果としてアセテートが巡り巡ってブートレグの音源となったのです。「GET BACK」のコンセプトを現代に蘇らせたと当初は話題になった「LET IT BE…NAKED」も実際には最新技術を駆使して複数のテイクを繋ぎ合わせており、本家「GET BACK」とはまったく違った仕上がりとなってしまいました。結果として未発表アルバム「GET BACK」は現在も価値が色褪せないビートルズ貴重音源の一つとなっているのですが、同アルバムのアセテートは大まかに4種類のバージョンが存在します。それらの中でも頻繁にリリースされてきたのは最初に作られたアセテートと、初めてアルバム「GET BACK」にまとめ上げられたバージョンが3つ。まずLP時代に多くのアイテムが生み出されたのは最初に作られたアセテート。これはまだ「GET BACK」の形を成しておらず、同アルバム制作用にとプロデュースを務めたグリン・ジョンズが収録候補のテイクや演奏を集めたもの。このアセテートが流出し、さらにアメリカのラジオ局から「ビートルズの新作」として放送されたことが多くのアイテムを生み出す結果となったのです。流出の過程ではジョン・レノンが絡んでいるという説があり、彼がトロントでコンサート(「LIVE PEACE IN TORONTO」としてリリースされた)を行った際に、ジャーナリストにその盤をあげたというもの。確かにアセテートはアメリカのラジオ局で放送された以上、イギリスから海を渡らないといけない。その点ジョンの線は可能性が高く思えます。録音し終えた音源に頓着しない彼がトロント出発時に持参したアセテートをジャーナリストにあげてしまったという話はありえる。また実際にトロントでジョンはジャーナリストから取材も受けています。そして貰ったアセテートをジャーナリストがラジオ局に渡すのも自然な行為に思える。この時点ではそれがブートレグという形でリリースされることなど、誰も予想だにしなかったからです。それに何よりも最初のアセテートはアルバムとして完成しておらず、広範囲なプロモ用として配られるような段階のものでもなかった。いずれにせよアメリカに渡ったアセテートは無邪気にも複数のラジオ局を通じて電波に乗り、その結果として「KUM BACK」、「GET BACK TO TORONTO」、そして「RENAISSANCE MINSTRELS VOLUME II」といった名盤を生み出すことになります。このことからも解るように、LP時代は「GET BACK」という形になる前の段階で作られたアセテートが花形音源でした。ところがCD時代に入ると状況は一転し、今度は「GET BACK」にまとめ上げられた完成品アセテートが彼らのファースト・アルバム「PLEASE PLEASE ME」のパロディジャケと共におなじみとなったのです。そのせいで最初のアセテートを収録したCDというのは意外なほど少なく、1990年代の名レーベルVIGOTONEが、番組のマスターテープから収録した「POSTERS INCENSE AND STROBE CANDLES」が唯一無二の存在となりました。あのイエロードッグですら、アセテートのノイズをイコライズで消した本タイトルのコピー盤を出していたほど。ところがVIGOTONE盤から20年近い歳月を経て、久々に最初のアセテートの新たなアイテムが現れました。それがIMPの「UNTOUCHED - OFF ELEKTRA ACETATE」。VIGOTONE盤はラジオ局の番組内で放送された番組からの収録でしたが、こちらは大本のアセテートから収録という点が画期的でした。当然音質も良好だったことからGODFATHERがコピー盤を出し、さらにはインターネットの時代らしくマニアによってアセテートのノイズが削除されたバージョンがいくつも公開されたものです。こうした現象が物語っていたのは、「UNTOUCHED - OFF ELEKTRA ACETATE」の命題がいかにアセテートのノイズを抑えるか、ということ。それでいてどのアイテムも一様にノイズが消しきれていない、もしくはノイズリダクションの掛け過ぎで原音まで削られてしまった過剰なリマスターなど決定版と言えるタイトルはなかったような状況でした。例のボーナスCD-Rに至ってはノイズが残っていた上に音がふん詰まり状態という、この手のイコライズの典型的な仕上がりに陥っていたほどです。そのせいで一様に行き詰ってしまったのでしょう、ここ数年はグリン・ジョンズ制作による最初のアセテートのアイテム自体が減少する傾向にありました。ところが新年早々、久々にこの問題に立ち向かってくれたマニアがMasterJedi。そう、ビートルズのアセテート音源の集大成となった傑作「LAST LACQUERS」の作者。基本アセテート好きが明白な彼が「UNTOUCHED - OFF ELEKTRA ACETATE」のノイズ緩和やレベルオーバー箇所の修正などを中心としたオーバーホールにチャレンジし、年明け早々に公開してくれたのが「THE WBCN ACETATE」。だがしかし、さすがの彼でも原盤のノイズの多さからか消しきれておらず残念賞となってしまいました。そこで当店がMasterJediバージョン(彼はスクラッチノイズのみ消していないバージョンも一緒に公開してくれました)から独自に最新のリマスター環境を駆使しアセテートのスクラッチノイズを完全に消す修復作業を敢行。その結果は…過去のアイテムを寄せ付けない超クリアーかつ完璧なスクラッチノイズ除去の仕上がりを実現させたのです。「KUM BACK」の時代から懐かしさ一杯な最初のアセテートが遂にここまでクリアーな音質で聞けるようになったとは。原盤のアセテート作製から50年の時を経て、ついに永久保存版と言える決定的なタイトルとなりました。驚くべきその成果は穏やかな曲調の「Two Of Us」全編や「For You Blue」を始める前の静寂などではっきりと実感していただけるかと。ノイズがないのに音のエッジが不自然になることもなく、全編を安定のクリアーサウンドでお楽しみいただけます。ちなみにMasterJediバージョンで欠けていた一曲目の「Get Back」開始前の部分には、古の「KUM BACK」LPからパッチしています(よってノイズあり)ので、なおさらアセテート本編のずば抜けたクリアネスを実感してもらえることでしょう。そして二枚目のディスクには、映画「LET IT BE」撮影班のモノラル音源から、アセテートに収録された演奏の全長版を収録。これは本盤が初の試み。単にモノ・ミックス状態というだけでなく、正規のスタジオ・システムを通さないで録音されたことによる「素のままの演奏」が聞かれるという点でも聞き比べが面白い。ポールの「Teddy Boy」などはグリン・ジョンズがルーズな演奏をどのように編集したのかがよく解ります。さらに冒頭に収録されている「Get Back」は演奏を始めた途端ジョンズによって止めさせられてしまったテイクで、そこでポールが答えた「what?」というセリフがアセテートに採用されていたのでした。一枚目のアセテートを史上最高にクリアーな状態で収録した限定のプレスCDというだけでも世界中のマニアを驚かせるに十分ですが、撮影班音源の集大成タイトル「A/B ROAD」からまとめた二枚目のディスクでアセテート採用テイク本来の演奏が聞けるのも本当に面白い。後にシングルとしてリリースされた「Get Back」が二つのテイクから編集されたことも解ってしまう。 Get Back: Glyn Johns 1st Mix Master Reels: E69738 Z/E69739 Z Mastering Date: 10th-13th March 1969 Olympic Studios - Stereo Mixing Producer and Engineer: Glyn Johns Disc 1 (38:14) Glyn Johns 10th-13th March 1969 Mix 1. Get Back 2. Teddy Boy 3. Two Of Us 4. Dig A Pony 5. I've Got A Feeling 6. The Long And Winding Road 7. Let It Be 8. Don't Let Me Down 9. For You Blue 10. Get Back 11. The Walk Disc 2 (67:29) Film Crew's Nagra Reels Mono Mix 1. Get Back (Jan.23) 2. Get Back (Jan.23) 3. Teddy Boy (Jan.24) 4. Teddy Boy (Jan.24) 5. Two Of Us (Jan.24) 6. Two Of Us (Jan.24) 7. Dig A Pony (Jan.22) 8. Dig A Pony (Jan.22) 9. I've Got A Feeling (Jan.22) 10. The Long And Winding Road (Jan.26) 11. The Long And Winding Road (Jan.26) 12. Let It Be (Jan.26) 13. Let It Be (Jan.26) 14. Don't Let Me Down (Jan.22) 15. For You Blue (Jan.25) 16. For You Blue (Jan.25) 17. Get Back (Jan.27) 18. You Won't Get Me This Way-The Walk (Jan.27) 19. Get Back (Jan.28)

Beatles ビートルズ/Get Back Glyn Johns 1st Mix & more

価格:

1,649円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ