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Paul McCartney ポール・マッカートニー/Scotland,UK 2018 & SC IEM Recording Ver.

海を渡ってしまった以上、イヤモニの巨匠による仕事が一公演で終わるはずがありません。前回のリバプール公演に続き、次に行われたグラスゴー公演でも録音を敢行していたんです。昨年末のイギリス・ツアーは思いのほか日本人が参戦しており、この日などは、オーディエンスに向かってどこからライブを観に来てくれたのかを尋ねる恒例の場面において「はるばる日本からグラスゴーまで来てくれるだなんて、信じられないよ」とポール自身が驚きと喜びを露わにしていたほど。そう、はるばる日本からやってきて今回リリースされる驚きの音源がまたしてもCDにてリリースされるのです。こうなってくると、最新のライブ音源をオーディエンス録音で聞かれる、あるいはリリースされるということすらありふれたことのように思えてしまう。それよりも明瞭な音源で簡単に最新ライブが聞けるだなんて、何とも凄い時代になったものです。これまでのリリースされてきた音源が証明してきたように、巨匠によるイヤモニ録音の仕上がりと精度はどんどん進化を遂げています。今回もまた独特な仕上がりが実に素晴らしく、それを一言で表すとすれば、それは「アナログライク」。フレッシュンアップ・ツアーにおけるイヤモニ録音の金字塔である両国国技館がまるでライブアルバムそのものだと呼びたくなる仕上がりを見せていたのだとすれば、こちらはもう少しビンテージな味わいのライブアルバム的な雰囲気がある。そう書くとクリアネスが劣ってしまうのかと誤解されてしまうかもしれませんが、いやいやとんでもない。イヤモニ録音における最大の長所である演奏のクリアネスはそのままに、それでいて過剰な高域、あるいは楽器のパートの張り出しなどがなく、しっとり落ち着いた音質の中にすべてのパートが収まってくれているのが実にいい。例えばアコースティックな「Love Me Do」のような演奏にその例えが当てはまります。各メンバーの演奏がほどよくまとまり、それこそビートルズらしさが伝わってくる。本編ラストの「Hey Jude」が始まるとブライアンが手に持って振られる前のタンバリンの音までもが生々しいほどですが、面白いことにラスティは最初のサビに入る所でギターのコードを弾き違えており、ちょっとしたミスながらも聞いていて驚くようなケアレスミスが捉えられていました。おまけに同曲が終わってもウィックスのシンセサイザーからストリングスの残響が鳴りやまない、という珍しいトラブルまでも。ヘッドフォンで聞いていると耳鳴りかと錯覚してしまうかもしれませんが、これはシンセの残響が続いているせいです(笑)。一方ポールはこの日も絶好調。9月からツアーが継続されていたことで、どんどん好調さが安定度を増しています。唯一「We Can Work It Out」だけは歌うのが辛そうな箇所が散見されますが、そもそもが演奏回数の減ってきた曲だけに、今のポールが歌うにはそろそろ厳しいキーの曲と化してきたのでしょう。それ以外は全体を通して絶好調なポールの様子が伺え、MCもリバプール以上に饒舌。もちろんアンコールではこの日も12月スペシャルの「Wonderful Christmastime」が登場。それがこのような極上音質で捉えられているものだから、子供たちのコーラスのちょっとした不揃いさ加減までしっかりステレオで聞こえてしまう(笑)。それは冗談ですが、これを聞いていると是非とも東京ドームにおいて生で聞いてみたかったレパートリーだと思わずにはいられません。そして四枚目のディスクにはまずVIPチケット・オーディエンス用の公開サウンドチェックを収録。オープニングのインスト・ジャムはロカビリー調のアップテンポな演奏が繰り広げられます。そのジャムの間で最初は平面的なモノラル、次に厚みのあるモノラル、そして最後はステレオに落ち着くのですが、そこまでの変化を聞いているだけでも現在のイヤモニ録音の進化を目の当たりにしているかのよう。ステレオとなってからの音質はライブ本編に負けじと厚みのある極上音質であり、聞き応えは十分。ホーンが入った「Coming Up」の迫力はいつもながら圧巻。これがサウンドチェック専用レパートリーだなんて。次の「C Moon」はいよいよ本番で演奏されることがまったく想定されていないウイングス・ナンバーですが、ここで聞かれるクリアーで豊かなステレオ・サウンドにはうっとりさせられるほど見事なもの。こうして公開サウンドチェックのパートまで最高のステレオ・サウンドで聞かれるというだけでも十分にゴージャスな内容なのですが、その後には何とアンコール用スペシャル・レパートリー「Wonderful Christmastime」の真剣なリハーサルまでもドキュメント。リバプールではポール傘下と言うべきLIPAの学生たちでコーラス隊が調達できた訳ですが、今回はグラスゴーの学校からコーラス隊を調達した上で、夜の為の真剣なリハーサルが行われています。しばしの間の打ち合わせ(その部分は音量低めです)の後でまずは1テイク演奏。最初はラスティやウィックスのコーラスの方が目立っているのが面白く、徐々に子供たちの音量が大きくなる様からは、バンドの演奏を見ながら合わせようとしている姿がありありと伝わってきます。おまけにこちらの真剣なリハの模様も見事なステレオ・サウンドにて収録。子供たちがいるだけに曲間は彼らの会話がざわざわとしていますが、それがまるでステージ上のリハに立ち会っているかのようなリアルな臨場感を体験させてくれるのです。次に子供たちが歌うパートを何度かさらっているのもリハーサルならでは。そして最後にもう1テイク演奏しますが、最初のテイクよりもコーラスがまとまって練習の成果がはっきり現れています。昨年末に世界中のファンをアッと言わせた「Wonderful Christmastime」最新ライブ・バージョンが本番はもとより、リハの模様までもが驚異的な音質で聞かれるという、あまりに驚異的な今回のリリース。リバプールだけだと思っていたマニアにさらなる衝撃を! ★リバプール同様に公式ライヴ級の超高音質ステレオIEMです。これもまた凄いです。 Live at the SSE Hydro, Glasgow, Scotland 14th December 2018 TRULY ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Original In-Ear Monitor Recording (Stereo) Disc 1 (74:38) 1. Intro 2. A Hard Day's Night 3. Junior's Farm 4. Can't Buy Me Love 5. Letting Go 6. Who Cares 7. Got to Get You Into My Life 8. Come On to Me 9. Let Me Roll It 10. I've Got a Feeling 11. Let 'Em In 12. My Valentine 13. Nineteen Hundred and Eighty-Five 14. Maybe I'm Amazed Disc 2 (58:51) 1. MC 2. We Can Work It Out 3. In Spite of All the Danger 4. From Me to You 5. Dance Tonight 6. Love Me Do 7. Blackbird 8. Here Today 9. Queenie Eye 10. Lady Madonna 11. Eleanor Rigby 12. Fuh You 13. Being for the Benefit of Mr. Kite! 14. Something 15. Ob-La-Di, Ob-La-Da Disc 3 (54:10) 1. Band on the Run 2. Back in the U.S.S.R. 3. Let It Be 4. Live and Let Die 5. Hey Jude 6. Birthday 7. Wonderful Christmastime 8. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 9. Helter Skelter 10. Golden Slumbers 11. Carry That Weight 12. The End Disc 4 (79:18) SOUNDCHECK 1. Intro 2. Jam 3. Honey Don't 4. Drive My Car 5. Coming Up 6. C Moon 7. I Don't Know 8. Things We Said Today 9. San Francisco Bay Blues 10. Ram On 11. Midnight Special 12. Massage Song 13. Lady Madonna 14. End of Public Soundcheck CLOSED SOUNDCHECK 15. Wonderful Christmastime (Take 1) 16. Wonderful Christmastime (Chorus Rehearsal) 17. Wonderful Christmastime (Take 2)

Paul McCartney ポール・マッカートニー/Scotland,UK 2018 & SC IEM Recording Ver.

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