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Van Halen ヴァン・ヘイレン/Osaka,Japan 1998

ハードロック大逆境時代に奮闘していたゲイリー・シェローン在籍時のVAN HALEN。その貴重なライヴ・イン・ジャパンが登場です。3代目シンガーとしてEXTREMEのゲイリーを迎えたVAN HALENでしたが、たった1枚のアルバムと1回のワールド・ツアーで解体。結果、泡沫の時代となってしまいました。そんな彼らの最終公演地はここ日本。本作は、そのうち「1998年10月23日:大阪城ホール」公演の極上オーディエンス録音です。まずは、彼らの来日史上でも最多だったツアー・スケジュールからショウのポジションを確認してみましょう。 ・10月20日:広島サンプラザ・10月21日:福岡国際センター・10月23日:大阪城ホール 【本作】・10月24日:名古屋レインボーホール・10月26日:岩手産業文化センター・10月28日-30日:日本武道館(3公演)・11月2日 横浜アリーナ 以上、全9公演。VAN HALENは現在までに6度来日していますが、この時こそが最多公演。規模的には東京ドーム公演もあった1989年に及びませんが、苦戦を強いられていた時代に根強い日本人気ぶりを見せつける日程でもあった。本作の大阪公演は、その3公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス・サウンド。サウンドボードと聴き間違えるほど密着してはいませんが、その芯は極めて逞しく、ディテールも繊細。何よりも鳴りが端正なのが素晴らしい。ギターは弦をちょっと引っ掻いたこすり加減まで克明で、ヴォーカルもゲイリーとマイケル・アンソニーがハーモニーとなっても歌詞の1語1語までクッキリとしています。それだけのサウンドなのにも理由がある。実は、本作の録音家は90年代末から21世紀初頭の大阪で大傑作を連発した人物。当店ではこのテーパーのオリジナル録音を数多くご紹介してきました。例えばBON JOVIの超傑作タイトル『OSAKA 2003 1ST NIGHT)』やIRON MAIDENの『DEFINITIVE OSAKA 2004』を筆頭に、リッチー・サンボラ、RAINBOW、AC/DC、SYKES、イングヴェイ・マルムスティーン、THE BLACK CROWES等々。最近ではDEF LEPPARDの傑作『OSAKA 1999」も大評判。本作は、そんな業師の手腕が光る最新作なのです。そんなサウンドで描かれるショウは、泡沫で終わるにはもったいなさ過ぎるアメリカンHRの極地。当時の目玉は、何と言ってもサミーが歌いたがらなかったデイヴ・リー・ロス時代ナンバーの大盤振る舞い。バランス的には「デイヴ時代9曲:サミー時代4曲:IIIから5曲」と、約半分がデイヴ時代のナンバー。2004年の復帰ツアーではサミーも多少は歌うようになりましたが、そこでも聴けなかった「Mean Street」「Jamie's Crying」「Dance The Night Away」「Feel Your Love Tonight」もたっぷりと披露してくれるのです。もちろん、現在の私たちは本家本元のデイヴ復帰ツアーも知っているわけですが、そこでポイントになるのがゲイリーの歌声。超個性なデイヴよりはサミーに近い王道スタイル。「もしサミーがもっとデイヴの曲を歌っていたら?」と思わせるヴォーカリゼーションを轟かせつつ、曲のスタイルがメロディック/ハード・ロックンロールの両極を飛びまくろうと違和感なくまとめ上げている。すべての曲がレアなゲイリー・バージョンなのですが、中でも輪をかけて貴重なのが「When It’s Love」「Jamie's Crying」「Dirty Water Dog」でしょうか。ゲイリー時代の大定番と言えば、シドニー公演のプロショットやハーシー公演のサウンドボード録音が大定番ですが、この3曲はそのどちらでも演奏していない。「When It’s Love」ではサミーばりに雄大に歌い上げ、「Jamie's Crying」ではデイヴさながらに熱くロック。そして、「Dirty Water Dog」ではそのどちらとも違うヘヴィで重厚な新生サウンドが顔を覗かせるのです。こうなってくると『III』のナンバーも俄然活きてくる。アルバムではダークな色彩に塗りつぶされていましたが、快活なデイヴ時代の曲がグイグイとショウを引っぱり、メロディックなサミー時代と重厚な『III』ナンバーが組み合わさることでショウ全体が極めて多彩。モノクロームだったアルバムとは正反対に、VAN HALEN史上もっともカラフルとさえ言えるショウになっている。もし『III』自体にこのバランス感覚を活かしてくれたら、そしてもう1枚粘ってくれたなら、シェローン時代も黒歴史と呼ばれることはなかったかも知れない……。今さらながら、そんな悔しさが滲んでくる素晴らしいショウが極上サウンドで体験できるのです。時代の徒花と記憶されているゲイリー・シェローン時代のVAN HALEN。しかし、アルバムは賛否両論ではあってもステージでは無類のアメリカンHRのパラダイスを聴かせてくれました。本作はその音の証拠であり、貴重なライヴ・イン・ジャパンの極上記録なのです。肝心要のVAN HALENに動きがない今だからこそ気付かされるシェローン時代の充実感。 Live at Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan 23rd October 1998 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(66:43) 1. Unchained 2. Without You 3. One I Want 4. Mean Street 5. When It's Love 6. Fire In The Hole 7. Why Can't This Be Love 8. Jamie's Crying 9. Drum Solo 10. Dance The Night Away 11. Feel Your Love Tonight 12. Humans Being 13. Somebody Get Me A Doctor Disc 2(55:54) 1. Year To The Day 2. Guitar Solo / Year To The Day (Reprise) 3. Right Now 4. Ain't Talkin' 'Bout Love 5. Dirty Water Dog 6. Panama 7. Jump Gary Cherone - Vocals Eddie Van Halen - Guitars, Vocals Michael Anthony - Bass, Vocals Alex Van Halen - Drums

Van Halen ヴァン・ヘイレン/Osaka,Japan 1998

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