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Alice Cooper アリス・クーパー/CA,USA 1979 Broadcast Masters

参謀ボブ・エズリンと別れ、名盤『閉ざされた世界』で新境地を拓いた70年代末のアリス・クーパー。そのオフィシャル超えの超極上サウンドボード・アルバムが登場です。公式作品さえ超えるという本作に刻まれているのは「1979年4月9日サンディエゴ公演」。その超極上ステレオ・サウンドボード録音です。1978年にアルコール依存が深刻化した帝王アリスは、精神病院に入院。そこでの体験を基にコンセプト・アルバム『閉ざされた世界』を製作します。このアルバムはメジャー・デビューから片腕だったプロデューサー/ソングライターのボブ・エズリンと別れてから初めてのアルバムであり、アリスの真の独り立ち作品としても知られている。それまでの演劇性やホラー感は保持しつつ、新プロデューサー:デヴィッド・フォスターのポップセンスを大幅に導入。作詞面でもエルトン・ジョンの分身とまで言われるバーニー・トーピンを器用し、まさに心機一転の会心作でした。その『閉ざされた世界』を引っさげ、帝王はツアーを開始。本作は、そんな“MAD HOUSE ROCK TOUR”でも唯一のステレオ・サウンドボードとして知られるライヴアルバムなのです。ここで、その流れを日程でも見てみましょう。 ●1978年 “SCHOOL'S OUT FOR SUMMER TOUR”・4月27日-5月11日:北米#1(10公演)・6月20日-7月9日:北米#2(14公演)・7月28日/8月25日/9月2日:北米#3(3公演)《11月17日『閉ざされた世界』発売》 ●1979年 “MAD HOUSE ROCK TOUR”・2月11日-3月6日:北米#4(17公演)・3月29日-4月18日:北米#5(14公演)←★ココ★・4月29日:北米#3(1公演) これが帝王アリスの1978年/1979年。1978年のライヴは『THE ALICE COOPER SHOW』に伴う“SCHOOL'S OUT FOR SUMMER TOUR”であり、 “MAD HOUSE ROCK TOUR”は年の改まった1979年でした。本作のサンディエゴ公演は、その中盤「北米#5」7公演目にあたるコンサートでした。このショウは公式に撮影され、『THE STRANGE CASE OF ALICE COOPER』として作品化。現在ではDVD化も実現しています。しかし、このオフィシャル作品こそが問題だった。映像はさすがオフィシャルの美しさなのですが、音声がダメダメ。平坦でステレオ感も薄く、何よりスカスカとしている。それこそ、失敗したエアチェック録音のようであり、公式とは名ばかりの貧弱サウンドでした。しかも、そのサウンドはDVD化でも改善されておらず、現在でも今いちなままなのです。もちろん、多くのファンは長年「こういうもの」と受け入れてきたのですが、マニアは違った。より高音質を求めた末に、遂にオフィシャルを超えるハイクオリティなラジオ放送を見出したのです。本作は、そんな超極上FMサウンドボードを2種カップリングしたもの。それでは、それぞれご紹介していきましょう。 【ディスク1:STUDIO JAM放送版サウンドボード】 最初に登場するのは、まさに最高峰となるFMサウンドボード。“STUDIO JAM RADIO NETWORK”で放送されたバージョンです。その名前が誤解を呼んでスタジオ・セッションとして出回った事もあるのですが、観客もDJも入るコンサート放送です。しかし、スタジオ・セッションと思いたくなるのも分かるのがクオリティ。放送前のプリFMマスターでして、これがもう完全無欠のオフィシャル級。実際にオフィシャルDVD『THE STRANGE CASE OF ALICE COOPER』があるわけですが、まったく比較にもならない。それどころか、伝統の公式ライヴ『THE ALICE COOPER SHOW』と比較しても同等以上というパーフェクト・サウンド。まさに「オフィシャル超え」の超極上サウンドボードなのです。ただし、クオリティは鉄壁でも内容には完全無欠ではなかった。ショウを完全収録している公式DVDより5曲「Only Women Bleed」「No More Mr. Nice Guy」「How You Gonna See Me Now?」「Ballad Of Dwight Fry」「Inmates (We're All Crazy)」少なく、曲順が大幅に変えられているのです。とは言え、それでも50分以上の超極上サウンドボードの価値は揺るぎなく、そのクオリティで名盤『閉ざされた世界』の新曲群が聴ける喜びは何物にも代え難い。「From The Inside」「Serious」「The Quiet Room」「Wish I Were Born In Beverly Hills」「Nurse Rozetta」の5曲が披露されますが、特に貴重なのは「The Quiet Room」。近年のアリスは復活クラシックスを少しずつ織り交ぜてくれるのですが、この曲は“MAD HOUSE ROCK TOUR”のみ。まさに本作こそが唯一無二にして最高峰のサウンドボードなのです。 【ディスク2:KBFH放送版サウンドボード】 続いて登場するのは、同じショウの別放送。名物番組“KING BISCUIT FLOWER HOUR”の放送バージョンです。こちらは超有名番組だけに古くから広く知られ、数々の既発を生み出してきた大定番でもあります。このディスクはその中でも最高峰となるもの。実は昨年、名門「JEMS」がKBFH放送のリール・マスターを発掘してマニア間で話題となったのですが、このマスターはそんな衝撃発掘さえも(遙かに)上回っていた。もちろん、ダメダメな公式DVD音声も比較になりません。ただし、その感触はディスク1の“STUDIO JAM版”ともちょっと違う。演奏音や歌声の芯がより丸出しになったサウンドであり、鳴りよりも生々しさや豪快なステレオ感、密着感が凄い。ディスク1が「オフィシャル名盤」タイプだとするなら、こちらは「卓直結系サウンドボード」と呼びたくなるタイプ。個性は異なれど、2種とも「オフィシャル超え」クオリティなのです。そして、こちらも完全収録ではないのが惜しい。ディスク1でも聴けない「Only Women Bleed」「No More Mr. Nice Guy」「How You Gonna See Me Now?」は収録しているのですが、「The Black Widow」がなく、「School's Out」もバンド紹介をカットしたエディット・バージョンなのです。しかし、この「How You Gonna See Me Now?」はデカい。シングルカットもされた名盤『閉ざされた世界』の大代表曲なのですが、これまたこのツアーだけでその後に演奏されていないのです。しかも、この出来が非常に味わい深い。実は、“MAD HOUSE ROCK TOUR”は別の意味でも超個性的で知られている。それは、アリスの歌声。前後のツアーでは普通に歌っているのですが、このツアーだけはまるでメロディを放棄したような歌い方をしており、ほとんど語りになっているのです。他の曲ではあまり良い効果になっていない事も多いものの、「How You Gonna See Me Now?」は、語りスタイルが奇跡のようにピタッとハマり、絶妙な滋味と哀愁を醸し出している。他のいかなる時代でも味わえない名バラードの絶品バージョンを最高峰サウンドで楽しめるわけです。本当なら語るべき新加入デイヴィー・ジョンストンのギターに触れる間もなく長くなってしまいました。それほどまでに、本作は超極上のクオリティが肝なのです。「オフィシャル超え」と言いますか、「本来オフィシャルはこうあるべき」と言うべきか。ともあれ、公式DVDを遙かに凌駕する最高峰FM放送を2種カップリングした決定盤なのです。両放送を合わせても「Ballad Of Dwight Fry」「Inmates (We're All Crazy)」が足りないですが、クオティも価値も聴き応えも超極上ステレオ・サウンドボードの超傑作。『THE STRANGE CASE OF ALICE COOPER』で“MAD HOUSE ROCK TOUR”を甘く見ている方にこそ、ぜひ触れて驚いていただきたい1本。 Live at San Diego Sports Arena, San Diego, CA, USA 9th April 1979 STEREO SBD Disc 1(60:37) Studio Jam Radio Network Version 1. Studio Jam Intro. 2. From The Inside 3. Serious 4. Vincent Price 5. Devils Food/Welcome To My Nightmare 6. Billion Dollar Babies 7. I'm Eighteen 8. The Quiet Room 9. I Never Cry 10. The Black Widow 11. Wish I Were Born In Beverly Hills 12. Nurse Rozetta 13. It's Hot Tonight/Go To Hell 14. Wish You Were Here 15. School's Out 16. Band Introductions/School's Out(reprise) 17. Interview 18. Studio Jam AD Disc 2(51:53) King Biscuit Flower Hour Version 1. KBFH Intro. 2. From The Inside 3. Serious 4. Nurse Rozetta 5. The Quiet Room 6. I Never Cry 7. Devils Food/Welcome To My Nightmare 8. Billion Dollar Babies 9. Only Women Bleed 10. No More Mr. Nice Guy 11. I'm Eighteen 12. Wish I Were Born In Beverly Hills 13. It's Hot Tonight/Go To Hell 14. Wish You Were Here 15. How You Gonna See Me Now? 16. School's Out 17. KBFH Outro. STEREO SOUNDBOARD RECORDING Alice Cooper - Vocals Steve Hunter - Guitar Davey Johnstone - Guitar Pentti "Whitey" Glan - Drums Prakash "Johnny Stiletto" John - Bass Fred "Freddie" Mandel - Keyboards

Alice Cooper アリス・クーパー/CA,USA 1979 Broadcast Masters

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