BLUE OYSTER CULTにとってバンドのターニングポイントになった'86年の「CLUB NINJA」ツアーから、完全初登場のサウンドボード音源がファン驚愕のリリースです!本作はバンドが記録用に収録したと思われるミキサー直結のライン音源を、関係者用のマスターテープからダイレクトに音盤化したもので、4月13日から約3週間にわたってRUSHの前座としてサーキットした北米ツアー中盤より、最終日となった5月2日のカンザス州ウィチタ公演を収録しています。ステージでしのぎを削る5人の姿が、まるで目の前で演奏しているかのようにリアルな輪郭を伴って浮かび上がる音像は、関係者用サウンドボードの良さをこれでもかと言うほど伝えており、オフィシャルライヴ作品では絶対に楽しめないレアで生々しい極上の味わいを満喫できます。ただでさえ種類が少ない「CLUB NINJA」ツアーからこれだけのライヴ音源が登場した事は、驚きと言うほかありません!「CLUB NINJA」はリリース当時から、その洗練されたサウンドがバンドらしくないとファンや評論家の間では不評でしたが、既発「RUIN VALUE: SANTA MONICA 1986」に収録された同年3月の放送用音源を聴けば判るように、ライヴにおいては相変わらずヘヴィでドライヴする演奏が貫かれており、アルバムで洗練されたサウンドは彼らが本来持っている知的なエッセンスをより研ぎ澄まし、どの時代と較べても見劣りしないこの当時ならではの演奏を繰り広げています。本作でもそのハイ・インテリジェンスなB.O.C.はもちろん健在です。映画「ブレードランナー」のメインテーマがフィーチャーされるイントロから、会場も聴き手も緊張感がじわじわと高まっていきます。それが名曲「Dominance & Submission」で弾けるように昇華するオープニングはすでにカタルシスであり、いきなりライヴの聴き所になっています。続く「Burnin' For You」は立ち上がりでキーボードのミックスが妙な印象を与えますが、すぐに回復しており演奏を聴く上で支障はありません。むしろミキサー直結の音源らしさを楽しめる場面です。そして「Take Me Away」と「Dancin' In The Ruins」では、メロディがドライヴしながら聴き手に訴える、この時期ならではのプレイを満喫できるでしょう。ライヴの後半はドラムソロをフィーチャーした「Godzilla」、そして「(Don't Fear) The Reaper」とバンドおなじみの名曲を立て続けに連発し、聴き手を唯一無二の世界へと導いてくれます。それだけに最後の「Roadhouse Blues」の途中でテープが終了してしまうのが何とも残念です。正味7曲の演奏はいささか少なく感じますが、当時のB.O.C.はKISSやOZZY OSBOURNEらの前座も務めており、そこでもほぼ同じセットの7曲前後で演奏を終えているので、おそらくこれが当日の全曲だと思われます。収録時間は前座としての制約から約46分間ですが、溢れる感動は時間の枠には収まりません!★関係者提供のオリジナル・テープをダイレクトに使用した貴重な高音質サウンドボード音源!! Live at Kansas Coliseum, Wichita, Kansas, USA 2nd May 1986 SBD(from Original Masters) 1. Blade Runner Theme by Vangelis 2. Dominance & Submission 3. Burnin' For You 4. Take Me Away 5. Dancin' In The Ruins 6. Godzilla (Incl. Drums Solo) 7. (Don't Fear) The Reaper Encore 8. Roadhouse Blues SOUNDBOARD RECORDING Eric Bloom - Vocal & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Vocal & Guitar Tommy Zvoncheck - Keyboards Joe Bouchard - Bass Jimmy Wilcox - Drums