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Alcatrazz アルカトラス/NM,UDA 1984 Upgrade

単なる名シンガーの自己バンドという枠を超え、ロック・ギターそのものに革命を巻き起こした1984年のALCATRAZZ。その超・名録音がブラッシュ・アップ。そんな本作に収められているのは「1984年2月19日アルバカーキ公演」。その極上オーディエンス録音です。1984年のALCATRAZZと言えば、イングヴェイ・マルムスティーンとスティーヴ・ヴァイという希代の天才が立て続けに在籍し、伝説的な来日を二度も行いました。その中で、本作はどんなポジションになるのか、まずは当時のスケジュールを振り返ってみましょう。 ・1月24日-29日:初来日(5公演)・2月-4月:北米#1(西海岸) ←★ココ★・5月-7月:北米#2(中部-東海岸)《イングヴェイ脱退→ヴァイ加入》・7月13日:カリフォルニア公演・10月3日-11日:日本(5公演) これが1984年の活動概要。いつになく大雑把ですが、実のところ初期ALCATRAZZは記録があまりにも少ない。キチンと公演数まで分かっているのは日本だけであり、実際に北米では何公演あったのかも不明。大喧嘩となったイングヴェイ最後のタルサ公演が7月の何日だったのか、ヴァイが加入してから来日前行われたのはカリフォルニア公演以外にもショウあったのか……何もかもが不透明なのです。そんな中で、本作のアルバカーキ公演は「北米#1」で最も古い記録。実際に初日だったかどうかは断言しかねるものの、初来日直後なのは間違いありません。 【イングヴェイ時代の超名録音が最高峰を更新】 そんなショウは名録音が残され、以前からイングヴェイ時代ALCATRAZZの代表作として知られていました。本作はその名録音の最高峰となるもの。1stジェネ・カセットから起こされたベスト・マスターをさらに最新・細心マスタリングで磨き上げ。現存しうるベスト中のベストを尽くしたオーディエンス・アルバムなのです。そのクオリティは、まさに絶品。まず、元となった1stジェネ・マスターですが、まずこれが偉い。古くから『ESCAPE FROM PRISON』等の既発で知られてきましたが、1stジェネはハッキリ言って別次元。とにかくクリアで力強い芯がオンに届き、ディテールも超鮮やか。スネアの音色にオーディエンスの証が刻まれているものの、ことクリアさに関しては客録の常識外。特に凄いのはイングヴェイのギター。後のソロに比べるとヴォーカルを押しのけるほどの音量ではないのですが、それでも光速パッセージの1音1音までクッキリ。それも単なる速弾きではなく、暴れるチョーキングも、軋むアーミングも、ピックでこすったノイズに至るまで超ビビッド。どれだけ苛烈に弾き倒そうと潰れる事がなく、クリスタル・クリアに輝くクラシカル・フレーズが細部まで目映いのです。……と、ここまでは1stジェネ・マスター自体の話。当店でも『ESCAPE FROM NEW MEXICO: 1ST GEN MASTER』でもお馴染みのサウンドです。本作は、その1stジェネをさらに磨き込んでいるのです。1stジェネでもベストなマスターを改めて入手し、入念にリマスター。もちろん、無闇矢鱈な音圧稼ぎなどは行っていません。各音域ごとに鳴りの美しさやバランスを調整して原音の可能性を最大限に引き出しています。細かくいろいろと異なるのですが、特に目立つのは中音域の手応えでしょうか。原音は高音の抜けが強いサウンドではあったものの、中音域はやや痩せており、結果スカスカ感になっていました。もちろん、中音域が録音されていないのであれば改善できませんが、よくよく解析するとディテールまでしっかりと残されていた。もちろん、そんな中音域もただ引き上げているわけではない。高音や低音とシームレスな均整を取りつつ、高音の伸びやエッジの鋭さ、低音の迫力も損なわないよう鳴りを細かく調整。その結果、クリスタル・クリアな抜けの良さはそのままに、さらにリッチなサウンドを実現。イングヴェイ時代でも屈指の名録音がトップ録音にまで生まれ変わっているのです。 【絶好調グラハムの絶唱が貫く貴重なフル録音】 そんな最高峰サウンドで描かれるショウがまた最高峰。上記日程の通り、このショウは伝説の初来日直後になるわけですが、まだまだ人間関係が破綻に至らず、やる気に満ちた熱演が凄い。イングヴェイと言えば、1987年の事故前にこだわるファンもいますが、特にALCATRAZZ時代のキレと正確さは神懸かり。スタジオ作品よりも膨大に弾き込まれるフレーズは、すべて計算づくのような美しさを誇りつつ、インプロヴァイズでしかあり得ないパッションに燃え上がっている。すべてを掌握したソロ初期も凄まじかったですが、ALCATRAZZでは主役の座をもぎ取らんとする野心が暴力的なまで炸裂し、しかもそれが美しいという奇蹟の演奏なのです。そんなイングヴェイの閃きは初来日でも味わえましたが、それを超えるのがグラハム・ボネット。正直なところ『METALLIC LIVE』や『LIVE SENTENCE』はイングヴェイの名声を広める一方、グラハムに関しては「ライヴでは駄目な人」の刻印を押してしまいました。もちろん、実際には違う。オープニングの「Too Young To Die, Too Drunk To Live」からして絶好調の歌声が轟き、続く「Hiroshima Mon Amour」でも圧倒的なパワーを見せつける。その後も日本公演とは比較にならない好調ぶりで「Something Else」までフルショウを貫くのです。このフルショウというのもポイント。実は、北米ツアーはRATTやテッド・ニュージェントの前座公演が多くフルセット公演自体が貴重。特に「Something Else」まで演奏しているのは本作のアルバカーキ公演のみ。つまり、本作は「サウンド・絶好調・フルセット」の三拍子がすべて揃った貴重極まりないライヴアルバムなのです。これまでイングヴェイ時代のオーディエンス・アルバムと言えば、日本公演の『SUPER JET(Calm & Storm 002)』が究極的でしたが、本作はそれに次ぐ。いや、グラハムの絶好調ぶりまで考慮すれば、本作と『SUPER JET』で堂々の2大頂点となるのです。それほどまでに極めつけの超・名録音。 Live at Grand Central Station, Albuquerque, New Mexico, USA 19th February 1984 TRULY PERFECT SOUND (68:48) 1. Intro 2. Too Young To Die, Too Drunk To Live 3. Hiroshima Mon Amour 4. Big Foot 5. Island In The Sun 6. Kree Nakoorie 7. Guitar Solo 8. Since You Been Gone 9. Suffer Me 10. Desert Song 11. Jet To Jet 12. Evil Eye 13. Band Introductions 14. All Night Long 15. Lost In Hollywood 16. Something Else Graham Bonnet - Vocal Yngwie Malmsteen - Guitar Gary Shea - Bass Jan Uvena - Drums Jimmy Waldo - Keyboards

Alcatrazz アルカトラス/NM,UDA 1984 Upgrade

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