カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
 

Paul McCartney,Wings ポール・マッカートニー ウイングス/Band on the Run Original DCC Compact Classics

“モービル・フィディリティ”と並んでカリスマ的人気を誇る高音質CDレーベル“DCC Compact Classics”。そのCDから復刻された最高傑作『BAND ON THE RUN』がリリース決定です。 【カリスマ・エンジニアによる高音質CDシリーズ“DCC”】 90年代から2000年代にかけて様々に登場した高音質CD。しかし、ひと口に「高音質CD」と言っても手法は多種多様。各社が競い合うようにリリースするようになって優劣や人気にも差が出るようになりました。種々雑多な手法を大きく分けると3つ。1つは「素材系」とでも呼ぶべきもの。通常CDは信号を記録したアルミ蒸着膜をポリオカーボネイトで挟み込む構造となっていますが、その素材を反射率の高い金属膜や透明度の高い樹脂に代え、読み取りエラーを減らすもの。「SHM-CD」や「Blu-spec CD」があたります(ただし、これは記録されたデータ自体は通常のものと変わらず、プレイヤー側の読み取りチューニングによっては逆にエラーが増える恐れもあるとも言われています)。2つめは言わば「デジタル技術系」。CD規格は16ビットなのですが、高音質のデジタル・リマスタリングはアナログ・マスターから20ビット以上の高音質でデジタル化し、16ビットに変換します。その変換の際に新技術でデジタル劣化を抑えるタイプのこと。「SBM CD」「HDCD」等が代表的です。そして、3つめはさしずめ「エンジニア系」。レコード会社からアルバムの大元マスター・テープを借り受けてデジタル化していくもので、そのテープ再生環境や行程に徹底的にこだわり抜く。もちろん、メーカーそれぞれに独自のノウハウがあり、仕上げにも細心の注意が払われ「マスター・テープの音そのもの」の再現に注力される。これの代表格は“Mobile Fidelity”や“DCC Compact Classics”なのです。そして、このタイプで重要なのは「誰がリマスタリングしたか」。デジタル技術や素材による音質向上ではないため、その行程1つひとつが職人の技量やセンスに左右され、誰がやっても同じとはならない。その中で人気のエンジニアも登場し、巨匠ボブ・ラディックやRhinoレーベルのビル・イングロット等、数々のエンジニアがカリスマとなった。彼らが手掛けた名盤は数ある高音質CDの中でも格別の人気を誇り、物によっては中古でも数万円で取引されているほどなのです。そして、その1人がスティーヴ・ホフマン。マスタリング機材に真空管を採用したアナログ・サウンドはマジックとさえ呼ばれ、“DCC Compact Classics”のブランドを世界に広めたカリスマなのです。 【どこまでも自然で美しい本来の『BAND ON THE RUN』】 そして、本作はそんなホフマンの手で甦った『BAND ON THE RUN』。そのサウンドは、実に素晴らしい。高音はそこまでもナチュラルに伸び、中音域の図太さ、重低音のヴァイヴも鮮明。あくまでも「マスター・テープ」にこだわったサウンドは本来の柔らかさを誇りつつ、アタック音の鋭さも両立。通常デジタル・リマスターにありがちなリミッターやコンプレッサーで底上げされたサウンドは細部が潰れたり、大音量だと耳に突き刺さったりしますが、本作はまったく違う。スピーカーで大音量で流してもひたすら心地よく、ヘッドフォンで耳を澄ませると1音1音に振動する楽器の存在を感じる。また、この『BAND ON THE RUN』がリリースされたのが1993年というのもポイント。DCC Compact Classics社は、1986年に設立されたDunhill Compact Classicsを母体とし、1992年から2000年までの8年間で“GZSシリーズ”116タイトルをリリース。その後、Audio Fidelityへと再び社名を代えて“AFZシリーズ”をリリースし続けていますが、特に評価が高いのは“GZSシリーズ”。どちらもホフマンがマスタリングを手掛けているものの、機材が変わったのか、HDCD技術を導入したせいか、あるいはホフマンの才気に陰りが差したのか……理由は定かではありませんが、“AFZシリーズ”は“GZSシリーズ”ほどのアナログ的な濃密感に欠けている。それに対し、本作はホフマン全盛期の銘品。録音から21年とは言え、まだまだ繊細さを保持していた『BAND ON THE RUN』本来のサウンドが見事に味わえるのです。デジタル媒体CDとは言え、やはり音楽は人の手と感性の賜。特にアナログ時代に手作りされた作品なら尚のことです。デジタル新技術や素材も素晴らしいですが、最後はマスター・テープ自体の鮮度とエンジニアの“カン”こそが頂点を極める。本作は、そんなカCDN-01785-リスマ:スティーヴ・ホフマンの全盛期にデジタル化された希代の大名盤。 Taken from the original DCC Compact Classics CD(GZS-1030) Remastered by Steve Hoffman 1. Band On The Run 2. Jet 3. Bluebird 4. Mrs. Vandebilt 5. Let Me Roll It 6. Mamunia 7. No Words 8. Helen Wheels 9. Picasso's Last Words (Drink To Me) 10. Nineteen Hundred And Eighty Five

Paul McCartney,Wings ポール・マッカートニー ウイングス/Band on the Run Original DCC Compact Classics

価格:

1,630円 (税込)

購入数:

在庫

在庫あり

返品期限・条件 返品についての詳細はこちら
この商品について問い合わせる

ページトップへ