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Joni Mitchell ジョニ・ミッシェル/Tokyo,Japan 3.7.1983 FM Broadcast & AUD Rec

そして今回は古くからおなじみの武道館も同時にリリース。とは言っても、その定番ラジオ音源だけではありません。厚生年金会館と同じテーパー(つまりストーンズ、クラプトン、ベック、フロイドなどの名作を生み出してくれた人物)による音源もカップリングされた究極の1983年武道館セットなのです。よく知られているように、ラジオ放送でショーのすべてが流されることはなく、実際のショーから6割のレパートリーが使われたにすぎません。ところが完全初登場となる今回のオーディンス録音によって、ようやく当日の全貌が明らかとなりました。それだけでもジョニのライブ音源における歴史的大発掘と呼んでも過言ではないのですが。それと同時に驚くべきは極上のクオリティ。同時リリースの厚生年金会館よりも大きな武道館でのオーディンス録音ながら、それよりも近い音像が迫力満点。これぞ「まるでサウンドボード」と形容したくなるハイレベル・オーディエンスであり、この日の定番ラジオ音源にまったく引けをとらない素晴らしい音質といったら!さらに驚かされるのは、名うてのミュージシャンたちをバックに従えたバンド演奏だけでなく、ショー中盤に設けられたジョニ一人の弾き語りコーナーまでも見事にオンな音像で捉えてくれたという録音状態。オーディンス録音の場合、バンド演奏と弾き語りで音量レベルの差が生じてしまうことがままあるのですが、ここで聞かれるジョニの弾き語りのリアルでアットホームな質感は絶品。それに83年ツアーの偉大な点としては、基本的にアルバム「WILD THINGS RUN FAST」を引き継いだロック寄りなバンドサウンドを押し出した一方、「Big Yellow Taxi」や「Woodstock」といったジョニ初期の曲に関しては、すべて彼女の弾き語りで聞かせてくれたということ。つまり従来のファンが求める様なクラシックに余計なアレンジを加えることなく、素直に演奏してくれたことは彼女にとってジャズ・フュージョン路線が完結した後の原点回帰のような意味もあったのではないでしょうか。その証拠として「A Case Of You」や「Carey」では初期のトレードマークとも呼べるダルシマーを持ち出した弾き語りを披露。これらダルシマー・ソングの内「Carey」は放送からカットされてしまったのですが、この曲こそこの日のハイライトだったのです。ダルシマーを弾き始めたジョニはどうしたことかしっくりいかない様子で、歌い出したにもかかわらず、結局やり直してしまいます。そして最後は歌い終えるなり爆笑という、最高に微笑ましい場面がよりによって放送ではカットされてしまった。改めて今回のオーディンス録音の貴重さを思い知らされる場面でもあります。この愉快な「Carey」の場面からも解るように、日本滞在から一週間以上が経過しているということもあって、ジョニは厚生年金会館の時よりもだいぶリラックスした様子で武道館に挑んでいる様子が伝わってくるのも魅力。先の曲だけでなく、他の曲の合間でもよく笑うなど、彼女が本当に楽しそう。そうした曲間のちょっとした場面も放送ではかなりカットされていたのですが、何よりライブ序盤の「Coyote」や中盤の「Refuge Of The Roads」といった70年代の彼女を代表するような曲ですら、放送でことごとくカットされていた点に関しては当時からファンに不評を買っていたもの。そして三枚目と四枚目にはその定番たるラジオ放送を収録。現在こちらに関しては「A WOMAN IN THE EAST」という権利関係の隙間を縫ったグレーゾーンCDが一般市場で流通していますが、今回のオーディエンス録音を敢行したテーパーが放送をエアチェックした当時のテープも提供してくれました。この放送は二週に分けて放送されたのですが、一週目の放送の最後にはライブ終盤の「Underneath The Streetlights」が次週に先駆けて流されています。よって演奏がダブるということや一枚のディスクに収める問題から「A WOMAN~」においてはカットされていましたが、今回はそこをカットせず収録したことで実際の放送を二枚のディスクで忠実に収録されたことになりますし、「A WOMAN~」とは違うルートから入手した音源であることも証明する形となりました。先の理由から不完全収録という大きな欠点のある音源ではありますが、それでも放送用ならではのステレオ・サウンドボードというアドバンテージはさすがに魅力的。特に全編を通して冴え渡るマイケル・ランドーのギターさばきと、メンバー紹介においてジョニから「my husband」と紹介されるラリー・クラインのベースラインのクリアネスは抜群。しかしヴィニー・カリウタのドラムに関しては今回のオーディンス録音の方に軍配が上がります。やはり今回のオーディンス録音は音質面と内容面の両方から衝撃的な発掘であり、ようやく実現したジョニの来日公演ということで満員御礼だった武道館のステージのすべてをプレイバックしたかったマニアにとって、これほど待ち望んだ音源はないでしょう。もはやラジオ音源がオマケに映ってしまうほど素晴らしいオーディエンス・アルバム。これで83年の武道館は完璧!★武道館2連続公演の初日。この日はFM放送が有名だが、これは初登場のオーディエンス録音。(★はラジオ未放送曲)音質は放送版と同レベルと言っても過言ではない程の驚異の超高音質録音。 Budokan, Tokyo, Japan 7th March 1983 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(58:23) 1. Intro. 2. Free Man In Paris 3. Coyote★ 4. Cotton Avenue★ 5. Edith And The Kingpin★ 6. You Dream Flat Tires 7. Song For Sharon 8. God Must Be A Boogie Man☆ラジオでは曲順を変えて収録。9. For Free 10. Big Yellow Taxi 11. A Case Of You 12. Carey★ 13. Amelia★ Disc 2(62:38) 1. Wild Things Run Fast 2. Ladies' Man★ 3. Raised On Robbery★ 4. Don't Interrupt The Sorrow 5. Refuge Of The Roads★ 6. (You're So Square) Baby I Don't Care★ 7. Solid Love 8. Chinese Cafe 9. Help Me 10. You Turn Me On, I'm A Radio 11. Love 12. Both Sides Now 13. Band Introduction 14. Underneath The Streetlights 15. Woodstock ★こちらはFM放送音源。オリジナルのエアチェック・テープからの収録。FM BROADCAST RECORDING Disc 3(40:23) 1. Free Man In Paris 2. Edith And The Kingpin 3. You Dream Flat Tires 4. Refuge Of The Roads 5. (You're So Square) Baby I Don't Care 6. For Free 7. Big Yellow Taxi 8. A Case Of You 9. God Must Be A Boogie Man 10. Underneath The Streetlights ★1CDの既発には未収録 Disc 4(42:20) 1. Wild Things Run Fast 2. Don't Interrupt The Sorrow 3. Solid Love 4. Chinese Cafe 5. Help Me 6. You Turn Me On, I'm A Radio 7. Love 8. Both Sides Now 9. Band Introduction 10. Underneath The Streetlights 11. Woodstock STEREO SOUNDBOARD RECORDING Joni Mitchell - Guitar, Dulcimer & Piano Michael Landau - Guitar Larry Klein - Bass Russell Ferrante - Keyboards Vinnie Colaiuta - Drums

Joni Mitchell ジョニ・ミッシェル/Tokyo,Japan 3.7.1983 FM Broadcast & AUD Rec

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