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Coverdale Page カヴァーデイル・ペイジ/Aichi,Japan 1993 DAT Master

伝説のユニットCOVERDALE/PAGEの「最高傑作」とも言われたライヴアルバム『DEFINITIVE NAGOYA 1993』。内容もクオリティも頂点を究めた大名盤がスタンダード・エディションで登場です。 【録音者秘蔵DATによる“頂点”のライヴアルバム】 『DEFINITIVE NAGOYA 1993』は、まさに「最高傑作」の誉れに相応しい超名盤でした。COVERDALE/PAGE最後のショウとなった「1993年12月22日:愛知県体育館」に記録されたオーディエンス録音なのですが、そもそも名古屋公演は、大小さまざまに4種類が知られていました。その中でもクオリティ&長さの両面で2大巨頭とされてきたのが『OVER NOW』と『WHOLE LOTTA LOVE LAST NIGHT ON TOUR 1993』。『DEFINITIVE NAGOYA 1993』は、その『WHOLE LOTTA LOVE LAST NIGHT ON TOUR 1993(以降、既発)』大元マスターDATのダイレクトCD化なのです。再生した瞬間から衝撃。既発はメンバーの登場シーンから始まり、40秒ほどで「Absolution Blues」が始まりましたが、オリジナル録音はもっと前から始まっており、約11分もの開演前シーンが保存されていたのです。もちろん、本作では「間もなく開演いたします。席をお立ちのお客様は、お早めにお席へお戻りください」の女声も生々しい空気感も漏らさず完全収録していますが、それは大元マスターの証拠に過ぎない。もっと衝撃的なのはサウンドそのもの。かつて最高峰と呼ばれた名盤サウンドよりも遙かに、遙かに素晴らしいのです。しかも、その違いはちょっとやそっとではなく、誰の耳にも明らか。既発も猛烈にクリアではありましたが、本作は明らかに低音が図太く豊かで、全体のバランスも均整が取れている。例えば「Kashmir」。バスドラとスネアのループで構成されていくメインリフが轟くわけですが、既発では低音が軽薄なために演奏が浮遊している聞こえる。さらにバランスの良さは高音に顕著。既発はところどころ落ち込んだり、張り出したり、奇妙に凸凹している。「In My Time Of Dying」を例にするなら、既発はヴォーカルとギターが演奏に溶け込まずに浮き上がっており、特にヴォーカルのハイトーンにディレイを掛けるところでは変に歪んでいるのです。それに対し、本作は、こうした不自然さがまるでない。まったく自然なバランスで現場のPAが鳴らしていたであろうサウンドそのものが絶え間なく全編を貫くのです。こうした欠点がなぜ発生したのか、原因は不明。恐らくはCDブートレッグ黎明期の拙い機材によるものか、当時精一杯のイコライジングが裏目に出たのか……。ここで誤解しないでいただきたいのですが、既発は既発で無類の名作でした。今回の発掘がなければ、上記したポイントも欠点のうちに入らない。超極上サウンドなのです。しかし、本作はそれさえも超えた。オリジナルDATが吸い込んでいた美音のすべてを正鵠に拾い上げ、精緻にCD化したからこその頂点越えライヴアルバムなのです。 【泡沫のユニットに伝説の輝き与えた大名演】 このようにサウンドも頂点ではありますが、それだけで「最高傑作」とはならない。肝心要のショウも頂点だったのです。その理由はCOVERDALE/PAGEの活動にある。アルバム『COVERDALE/PAGE』は全英4位、全米5位を記録し、ペイジにはZEP以来の、カヴァデールには生涯最高峰の『SERPENS ALBUS』に次ぐ成功をもたらしたが、その後に予定されていたワールドツアーはチケットの不振によりキャンセル(当時は湾岸戦争の影響による不況や音楽シーンの変化も語られましたが、チャートの健闘から察するにキャンセルするほどの不振は少々信じがたくもありますが)。結果として、彼らのステージは短いジャパン・ツアーしか存在しませんでした。しかも、これはたった7公演。当店ではさまざまな傑作でレポートしておりますので、ここで整理してみましょう。・12月14日『KNEES AND PRAY(日本武道館)』・12月15日『BUDOKAN 1993 2ND NIGHT』 ー1日移動&オフー ・12月17日『YOYOGI 1993 1ST NIGHT』・12月18日:国立代々木競技場 ー1日移動&オフー・12月20日『PRIDE & JOY(大阪城)』・12月21日『OSAKA 1993』・12月22日:愛知県体育館 ←★本作★ ※各日とも代表作のみ。 ……と、このようになっています。彼らの初ステージは“12月14日”であり、最後は“12月22日(本作)”。わずか1週間しか存在しなかったために1公演1公演が成長の過程。普通のバンドでも7公演目と言えば、やっとエンジンが暖まり、本領を発揮し始める頃なわけですが、COVERDALE/PAGEともなれば、それは一層顕著。特にペイジにとっては5年ぶりのツアーでもあり、後半になればなるほどコンビネーションがこなれ、アンサンブルが完成していくのです。その象徴とも言えるのが「Shake My Tree」。中盤にペイジがテルミンを演奏している最中に、デニー・カーマッシの合図で始まり、「Whole Lotta Love」をほぼフルコーラス演奏というサプライズを披露するのです。これは単に「1曲分多くてラッキー」ではありません。ここまではおおよそ固定セットで練度を高めてきたわけですが、7公演目にして初めて“遊び”を挟み込むほどの余裕が生まれたことの証左。こうした“余裕”は全曲の端々からも感じられるのです。現在では7公演すべてに何らかの記録で触れられるわけですが、この余裕まで滲む練度こそ「名古屋は特別」と言われる所以。名古屋公演は「COVERDALE/PAGEの最後」ではありますが、それは日程的な記録やメモリアルな価値ではなく、音楽的な意味でこそ輝くものなのです。COVERDALE/PAGE最後のライヴアルバムにして「最高傑作」と絶賛された『DEFINITIVE NAGOYA 1993』。大元DATから起こされた素晴らしさは衝撃を呼び、登場と共に瞬く間に完売・廃盤となってしまいました。しかし、その音楽的な価値はオリジナル・アルバム『COVERDALE/PAGE』にさえ匹敵する。そんな超名盤が入手できないという状況はあってはならないのです。 Live at Aichiken Taiikukan, Nagoya, Japan 22nd December 1993 ULTIMATE SOUND(from Original Masters) Disc 1 (77:05) 1. Pre-Show Music 2. Intro 3. Absolution Blues 4. Slide It In 5. Rock And Roll 6. Over Now 7. Kashmir 8. Pride And Joy 9. Take A Look At Yourself 10. Take Me For A Little While 11. In My Time Of Dying 12. Here I Go Again Disc 2 (62:23) 1. MC 2. White Summer / Black Mountain Side 3. Don't Leave Me This Way 4. Shake My Tree / Whole Lotta Love 5. Still Of The Night 6. Out On The Tiles / Black Dog 7. The Ocean / Wanton Song / Feeling Hot David Coverdale - Vocals Jimmy Page - Guitar Brett Tuggle - Keyboards Guy Pratt - Bass Denny Carmassi - Drums

Coverdale Page カヴァーデイル・ペイジ/Aichi,Japan 1993 DAT Master

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