1973年、ジャズの殿堂と言われているボストンの有名ジャズ・クラブ「ジャズ・ワークショップ」に登場し迫力あるサウンドでロック・ファンをも震撼させた最高のライブが当時の関係者のみが所有していたサウンドボード・マスターから経年劣化を感じさせない音質で収録した正に衝撃的な音源が発掘されました。オリジナル・メンバーであるミロスラフ・ヴィトウスがベース奏者として参加した最後のアルバム「スウィートナイター」は、それまでのバンドのスタイルを大きく変えたことで知られています。ジョー・ザビヌルとショーターが自由奔放な即興演奏はスタジオ録音では味わえない戦慄さえ感じるフレージングで手に汗握る展開の連続です。しかもライブ会場が耳の肥えたジャズ・ファンが集まったボストン、ジャズ・ワークショップとなれば只ならぬ意気込みで出演したことが想像出来ます。ウェザー・ファンはもとよりジャズ、ロック・ファンにも必ず満足することの出来るこの音源を是非ご堪能ください。 ライブ・アット・ジャズ・ワークショップ、ボストン、マサチューセッツ 10/29/1973 1.125th Street Congress(inc) 2.Milky Way 3.Dr Honoris Causa 4.It's About That Time 5.Boogie Woogie Waltz ジョー・ザウィヌル(keyb) ウェイン・ショーター(ts, ss) ミロスラフ・ヴィトウス(b) グレッグ・エリコ(dr) ドン・ウン・ホマォン(perc)