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Sheryl Crow シェリル・クロウ/London,UK 2005

『C'MON, C'MON』『WILDFLOWER』を2作連続で全米2位に送り込み、21世紀になっても絶大な存在感を放っていたシェリル・クロウ。彼女が2005年に行ったオーケストラ共演コンサートを現場体験できる極上オリジナル録音が登場です。そんな本作が記録されたのは「2005年11月3日ロンドン公演」。その超美麗オーディエンス録音です。2005年のオケ共演コンサートと言えば、オフィシャルの映像作『WILDFLOWER TOUR: LIVE IN NEW YORK』もありますが、もちろん本作は別公演。その関係を確認するためにも、当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。 《9月27日『WILDFLOWER』発売》・10月16日-24日:北米#1(6公演)・10月28日-31日:北米#2(3公演)←※公式映像・11月3日+4日:英国(2公演)←★ココ★ ※注:オケ共演コンサートのみ。これが2005年のシェリル。当時はテレビやイベントの出演がメインで25回前後のパフォーマンスがありましたが、それ以外にもオーケストラとの共演ツアーを実施。公式映像は“10月31日ニューヨーク”でのショウで、本作のロンドン公演は大洋を渡った“次のショウ”でした。そんなステージを記録した本作は、何とも端正な極上録音。録音家自身から譲られた本作だけのオリジナル・マスターなのですが、その録音家こそ当店では“英国の巨匠”でお馴染みの名手。現場の空気感と現代的なクリアさを両立させた名録音の数々を提供してくださっていますが、本作はそんな巨匠コレクションでもズバ抜けたダイレクト感が素晴らしい。とにかく圧倒的なのはシェリルの歌声。ヘッドフォンで顕微鏡的に聴けばホール鳴りも吸い込んでいるようですが、それに気づけないほどオンで力強い。距離感のまったくない歌声はそれこそサウンドボード級なのです。それを一層美しく引き上げているのが美麗を極めたオーケストラ。ぶ厚くも繊細なストリングスが広がり、雄大な美の世界を押し広げてゆく。しかも、前述した仄かなホール鳴りがシェリルの歌声とオーケストラを絶妙に融合させ、メロディとハーモニーの極地を聴かせてくれる。聴き応え的にはサウンドボード級ではあっても、ナチュラルな現場感とアンサンブルの美しさはオーディエンス録音でしかあり得ない。まさに奇跡的な美の録音なのです。そんな美音で描かれるのは、オフィシャル映像を遙かに超えるフルショウ。比較しつつ、その大ボリュームぶりを実感していただきましょう。90年代のレパートリー(12曲)・TUESDAY NIGHT MUSIC CLUB:Run Baby Run/Strong Enough/All I Wanna Do(★◆)・SHERYL CROW:Hard To Make A Stand/Maybe Angels/If It Makes You Happy/A Change Would Do You Good(★) /Everyday Is A Winding Road(◆)・TOMORROW NEVER DIES:Tomorrow Never Dies(★)・THE GLOBE SESSIONS:My Favorite Mistake(★◆)/Mississippi/It Don't Hurt 21世紀レパートリー(10曲)・C'MON, C'MON:Soak Up The Sun(★◆)/Safe And Sound(★) ・THE VERY BEST OF:First Cut Is The Deepest・WILDFLOWER:Good Is Good/Letter To God/Perfect Lie/I Know Why/Wildflower/Always On Your Side/Where Has All The Love Gone※注:「★」印は公式作『WILDFLOWER TOUR: LIVE IN NEW YORK』でも聴けない曲。 「◆」印はオーケストラなしの曲。……と、このようになっています。公式映像はあくまで編集作品であり、別公演のボーナス映像を入れても17曲ほど。それに対し、本作は一発録りの完全録音。フルショウ22曲を1時間58分21秒たっぷりと楽しめる。特にポイントなのは「A Change Would Do You Good」「Tomorrow Never Dies」「Safe And Sound」辺り。この3曲は『LIVE IN NEW YORK』で聴けないにも関わらず、しっかりとオーケストラ共演アレンジも施された貴重なパフォーマンスです。もっと言うなら、日本公演の公式ライヴアルバム『LIVE AT BUDOKAN』との違いはさらに大きい。別のツアーだけあってセットが大幅に異なっており、本作との被りはわずか7曲のみ。曲数ボリューム面でもセレクト面でも美味しい聴きどころが山盛りなのです。来日が実現せず、オフィシャル映像からうかがうしかなかった“THE WILDFLOWER TOUR”。オーケストラ共演の雄大な美世界を、公式作を遙かに超えるフルショウで浸りきれるライヴアルバムの大傑作です。美しい曲と歌声と演奏。そのすべてを美を極めたオーディエンス・サウンドで封じ込めた2枚組。 Live at Hammersmith Apollo, London, UK 3rd November 2005 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) with David Campbell Orchestra Disc 1(57:09) 1. Intro. 2. Run Baby Run 3. Hard To Make A Stand 4. Maybe Angels 5. Good Is Good 6. Letter To God 7. Perfect Lie 8. My Favorite Mistake 9. First Cut Is The Deepest 10. I Know Why 11. Mississippi 12. Strong Enough Disc 2(61:12) 1. Wildflower 2. If It Makes You Happy 3. It Don't Hurt 4. Always On Your Side 5. Where Has All The Love Gone 6. All I Wanna Do 7. Change 8. Soak Up The Sun 9. Every Day Is A Winding Road 10. Safe And Sound 11. Tomorrow Never Dies

Sheryl Crow シェリル・クロウ/London,UK 2005

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