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Deep Purple ディープ・パープル/UK 1972 & more Upgrade

今まさに『MACHINE HEAD』を生み出さんとしていた第II期DEEP PURPLE絶頂の刹那。その超極上ライヴアルバムがブラッシュ・アップして登場です。そんな本作に収められているのは2公演。「1972年2月19日ラウンドハウス公演(5曲)」をメインに「1971年10月4日ロイヤル・アルバート・ホール公演(2曲)」を追加した極上オーディエンス録音。そう、4年前に衝撃を振りまいた超名盤『DAGENHAM ROUNDHOUSE 1972』です。 【奇跡の絶頂期を真空パックした伝説の名録音】50年を超える深紫史ですが、その絶頂期は極めて短かった。演奏のキレは1970年の時点で凄絶ではありましたが、その凄まじさをキープしつつ、さらに歴史に残る名曲までセットに加えた時期となると1971年後半から1972年前半にトドメを刺す。『DAGENHAM ROUNDHOUSE 1972』は、そんな極めつけの現場を極上サウンドで体験させてくれる大名盤だったのです。まずは、そんな状況をイメージするためにも、当時のスケジュールから紐解いてみましょう。 1971年《7月9日『FIREBALL』発売》・7月2日-31日:北米#1(23公演)・9月1日-10月11日:欧州#1(16公演)←★ココ★13公演目・10月22日+24日:北米#2(2公演)《ギランが肝炎で倒れる》《12月6日-21日『MACHINE HEAD』制作》1972年・1月5日:ハンブルク公演 ・1月13日-31日:北米#3(16公演)・2月5日-29日:欧州#2(12公演)←★ココ★8公演目《3月25日『MACHINE HEAD』発売》 これが『FIREBALL』から『MACHINE HEAD』までの歩み。本作のメインとなるラウンドハウス公演は、まさに『MACHINE HEAD』のリリース直前。「欧州#2」の8公演目にあたるコンサートでした。そして、ロイヤル・アルバート・ホール公演はさらに遡った「欧州#1」の13公演目。『MACHINE HEAD』が製作されたモントルー・セッションの約2ヶ月前というタイミングでした。2公演とも演奏面でも創作面でもまさに絶頂だったわけですが、そんな2公演を記録した『DAGENHAM ROUNDHOUSE 1972』は4年前に初登場するや、巨大な衝撃をもって迎えられました。その要因は、もちろんクオリティ。現在でも極まれにヴィンテージ録音の新発掘があったりしますが、ここまでのサウンドは類を見ない。何しろ、「70年代にしては」の枕詞が不要なクリアさと強烈なダイレクト感。音色にはオーディエンスらしさもなくはないものの、その芯は距離感などまるでなく目の前に突きつけられ、それに伴ってディテールも超鮮明。サウンドボード級……と言いますか、当時のFM放送でもここまでの音はムリだろうという鮮やかさ。仮に2020年代現代の録音だとしても間違いなく「超極上」と紹介せずにはいられないクオリティだったのです。 【さらにクリアに、ダイレクトに生まれ変わった1972年録音】思い出話だけですっかり長くなってしまいましたが、本作はそんな伝説マスターをブラッシュ・アップしたもの。そのアップグレードぶりを一言で表すなら「さらにクリア」。前回盤の『DAGENHAM ROUNDHOUSE 1972』もマスタリングを施しており、狂いまくっていた原音のピッチも最大限に修正していました。しかし、そのコンセプトは「マスターが吸い込んだ音に忠実」。伝説マスターの意匠に最大限の経緯を払い、世紀の壁を乗り越えて現代に届けてくれたサウンドを永久保存していたわけです。それに対し、本作のマスタリング・コンセプトは「バンド出音の再現」。安易になんとなく聴いた感じをカッコ良くするのではなく、1972年の絶頂DEEP PURPLEが現場で発していたであろうサウンドをスピーカーから再現するために注力したのです。やや理念的な説明になってしまいましたが、具体的に言うと「よりクリア」。原音の鳴りはナチュラルではあってもバンドの本来の出音からするとやや中低音が厚め。本作は、その鳴りを音域ごとに精密に調整し、輪郭の微細部までキリッと聞こえるように仕上げたのです。その結果、生まれたサウンドは圧倒的なまでに鮮烈で、ダイレクト感もポジション毎グイッとステージに近づいている。前回盤で「風呂場感」を感じた方でも、本作はサッと晴れ渡ったサウンドにきっと驚かれることでしょう。もう1点は「歪みの解消」。全体的には驚異的な安定感で録音されているのですが、フォルテッシモの瞬間はピークに歪みも発生していました。本作では、そうしたピークのビビリや歪みを可能な限り緩和。自然なカーヴでアンサンブルを楽しめるようにしたのです。その滑らかさは全曲・全体に及んでおりますが、特に分かりやすいのは「Child In Time」でしょうか。26歳のイアン・ギラン渾身のシャウトも綺麗に伸びきるのです。念のために申しますと、本作はムリヤリ加工したサウンドでは(決して)ありません。あくまでも原音の可能性を追求しており、楽器の存在感まで感じるリアリティや自然な感触は欠片も失ってはおりません。実のところ、最後の2曲(1971年ロイヤル・アルバート・ホール録音)は少しでも手を加えようとすると不自然になってしまうタイプであり、原音そのままにしてあります。あくまでも磁気テープの向こう側にいる「バンドの音」に忠実なライヴアルバムなのです。そのサウンドで描かれる絶頂の第II期DEEP PURPLEは、まさに奇跡のバンド。1972年の後半にはもう馴れ合い感が出てしまうインプロヴィゼーションはフレーズ1つとってもキレッキレで、交感のスリルとイマジネーションに溢れている。そのアンサンブルで貴重な「No No No」や「Fireball」まで披露していく。その充実感は、かの歴史的大名盤『MADE IN JAPAN』さえも凌駕している……そう言い切ってしまいたい大熱演なのです。4年前に初登場した『DAGENHAM ROUNDHOUSE 1972』は発掘されたマスターの音を大切にしつつ、音楽作品として整えたライヴアルバムでした。それに対し、本作は“極み”に挑戦した1枚です。時間と空間だけでなく、磁気テープ越しの壁さえも乗り越えて“第II期DEEP PURPLE”の存在そのものにまで肉薄する超名盤。(リマスターメモ)中低域の厚い部分を緩和して全体が鮮明になるようにしました。元々、過入力部分に歪成分が有るので、なるべく緩和しました。(特にChild In Timeのシャウト部分) (ピッチの調整)Roundhouseは半音の約20~100%までランダムに早く狂っているピッチを調整。ランダムさが激しいので通常より詰められませんが可能な限り直してます。RAHは半音の約25%早いピッチを調整。 Roundhouse, Dagenham, UK 19th February 1972 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) (79:21) Live at Roundhouse, Dagenham, UK 19th February 1972 1. Intro 2. Highway Star 3. Strange Kind Of Woman 4. No No No 5. Child In Time 6. The Mule Live at Royal Albert Hall, London, UK 4th October 1971 7. Lazy 8. Fireball Ritchie Blackmore - Guitar Ian Gillan - Vocal Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums

Deep Purple ディープ・パープル/UK 1972 & more Upgrade

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1,386円 (税込)

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