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Bob Dylan,Tom Petty and the Heartbreakers ボブ・ディラン トム・ペティ/London,UK 10.17.1987 & more

方向性を見失い、一時は引退を本気で考えていたというディランが一気に息を吹き返してみせたのが1987年ヨーロッパ・ツアー。バックバンドが前年の同じトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズでありながら、ここまで演奏や選曲が違う変化が起きたところがディランらしいところ。彼自身が伝記の中でそのことを証言していただけでなく、一聴して解るくらいディランがバイタリティを取り戻してみせた様子を伝えてくれる極上音源であり、なおかつ今回の予告編を兼ねてリリースしてみせたのが先週のUXBRIDGEレーベルからのCD-R「JERUSALEM 1987」でした。そこで申し上げましたように、87年のヨーロッパ・ツアーは海外のマニアの間で非常に評価が高い。新生ディランのやる気に溢れたステージングとレパートリーの増大。それ故にコレクトし甲斐があるツアーだと言え、一時期は多くのアイテムがリリースされていたものです。そうした中でも名盤と呼ばれていたのが「THE FINAL NIGHT AND MORE」。ツアー最終日のロンドン公演を完璧な音質のオーディエンス録音で捉えてくれていたことから大人気アイテムとして君臨し、入手困難になった後は高値で取引されていたもの。ところが87年のツアー最終日が高い人気を誇っているのは、その音質や演奏内容だけではありません。アンコールで「Rainy Day Women # 12 & 35」が演奏された際、何とジョージ・ハリスンが飛び入りしたのです。約二週間前には久々のシングル「Got My Mind Set on You」がリリースされ、しかもそれが大ヒット中だった。このタイミングで意気の上がるジョージが仲の良いディランのステージで飛び入りさせてもらったであろうことは容易に想像できる展開です。おまけにギターを弾きながら登場した挙句、途中でリードボーカルまで取ってしまうという大ハッスル。もちろん音質が非常に良いので、ジョージ突然の登場からの盛り上がりもリアルに感じられる。さすがはジョージの母国ならでは。このように音質と演奏に元ビートルズのメンバーまで登場という三拍子揃った充実のツアー最終日であったことから「THE FINAL NIGHT AND MORE」は大名盤としてもてはやされます。とはいってもそこはリリースに際してはイコライズを施しており、改めて聞いてみるとシンバルの音を中心としてシュワシュワした質感が少なからず漂っている。特にディランやバンドメンバーが登場する前の場面などでこの質感の不自然さが強いのがいかにも90年代後半のデジタル系イコライズにありがちな状態。リリース当初には気にならなかった音処理も今となっては古臭さ全開。それでいて「THE FINAL NIGHT~」は困難になって久しい。そもそも同タイトルはイコライズだけでなく、マスターからの収録でなかったことも明らかでした。もちろんロージェネレーションな状態だったと推測されるのですが、それでもカセットのダビングを最低一回は経ていたことが明らかな状態だったという。しかしトレーダー間では当時からマスター・コピーのバージョンが出回っていた。それだけに新たな決定版の登場が待ち望まれていた一日だったのです。そんな世界中のマニアの留飲を下げてくれるのが今回のリリース。まずは何と言ってもオーディエンス・マスター・カセットからの収録ですので、収録時間そのものが「THE FINAL NIGHT~」よりも長い。例のディラン達が登場する前の場面からして、それよりも長く収録されている。ちなみにネット上には無演奏部分だからと、同じマスター落としながらもこの部分をばっさりカットしたバージョンが広く出回っているのですが、今回はそこも漏らさず収録。そしてナチュラルな質感は「THE FINAL NIGHT~」とまるで比べ物にならず、丸みを帯びた質感はマスターならではのもの。例えば「Maggie's Farm」のようにアップビートでシンバルがよく鳴る演奏で聞き比べると非常に解りやすいのですが、今回の方が俄然ナチュラルでウォーミー。またボーナストラックが非常に充実していたことも「THE FINAL NIGHT~」人気の秘訣でしたが、今回は徹底的にそれと一切ダブらない公演や演奏を厳選。元々87年ヨーロッパ・ツアーは前年よりも演奏時間が短く、先のエルサレム公演のようにディスク一枚に収まってしまう公演まである。そのせいで何かしら同じツアーの音源をボーナスに加えるのがこのツアー・アイテムの儀式のようですらあったのです。そのせいでこのツアーはコンピものが過去に多くリリースされていたのですが、それらにも含まれていない初CD化のレア・テイクを厳選。これによってロンドンと併せ「Desolation Row」に「Pledging My Time」といった1960年代の名曲やレア・ナンバーが見事に網羅される結果となりました。これらも最高のオーディエンス録音にて収録されているのですが、今までありそうでなかった試みとして、最後に前座を務めたロジャー・マッギンのステージからも二曲収めていることでしょう。それらはどちらもバーズの名曲ですから、マニアでなくとも楽しめること請け合い。おまけにマッギンのバックを務めるのは彼をリスペクトしていたハートブレイカーズ。つまり前年と構成が違って87年はマッギン―ペティ―ディランの順番でショーが進行していたのです。そして変化とバイタリティに富んだツアーの最終日に相応しく、ここで聞かれる演奏とディランの歌は本当に素晴らしい。そもそもオープニングでいきなり「The Times They Are A-Changin'」で幕を開け、続けて「Like A Rolling Stone」も披露してしまうという豪華すぎる展開はこのツアーだけ。それに輪をかけて前者はいつもよりディランがイントロで聞かせるハーモニカが他の日よりも長く、ここだけでも復活を遂げたツアーの最終日にかけるディランの気迫がヒシヒシと伝わってくる。その後は豪華すぎるほど幅広い選曲で一気に畳みかけてくるかのような展開がまた爽快。前年のディランはステージ上でよく喋りましたが、このツアーでは一切MCがなく、代わりに様々な曲を立て続けに演奏するというのも特徴かと。ディランだけでなくバックのハートブレイカーズも前年よりのびのびと演奏しているのは明らかで、「I'll Be Your Baby Tonight」ではマイク・キャンベルがペダルスチールを弾いて原曲の雰囲気をかもし出してくれているのが魅力。先に触れたボーナスの「Desolation Row」もベルモント・テンチのピアノを中心としたアレンジが素晴らしい出来映え。そしてアンコールでは最初にマッギンが登場してディランとのデュエットに打ってつけな「Chimes Of Freedom」が披露され、次にまさかのジョージ登場という展開。「THE FINAL NIGHT~」では目玉となる「Rainy Day Women # 12 & 35」が終わるやいなやフェイドアウトしていましたが、今回はオーディエンス・マスターを最大限収録していますので、その後にテーパーの周辺で「さっきの人、誰?」「ジョージ・ハリスンだよ」「えええっ?」という、何とものんきな会話まで捉えられているのも楽しい。 Wembley Arena, London, UK 17th October 1987 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (75:19) 1. Intro 2. The Times They Are A-Changin' 3. Like A Rolling Stone 4. Maggie's Farm 5. Forever Young 6. Dead Man, Dead Man 7. I Dreamed I Saw St. Augustine 8. Simple Twist Of Fate 9. I'll Be Your Baby Tonight 10. Watching The River Flow 11. Gotta Serve Somebody 12. Man Of Peace 13. I And I 14. Don't Think Twice, It's All Right 15. Tomorrow Is A Long Time 16. Heart Of Mine 17. In The Garden Disc 2 (71:42) 1. Knockin' On Heaven's Door 2. Chimes Of Freedom (with Roger McGuinn) 3. Rainy Day Women # 12 & 35 (with George Harrison)★ジョージ・ハリスンとの共演 4. Go Down, Moses BONUS TRACKS Frankenhalle, Nuremberg, West Germany 16th September 1987 5. I Want You 6. Joey Jaahalli, Helsinki, Finland 23rd September 1987 7. Desolation Row 8. Blowin' In The Wind Johanneshovs Isstadion, Stockholm, Sweden 26th September 1987 9. Emotionally Yours 10. Seeing The Real You At Last International Arena, National Exhibition Center, Birmingham, UK 10th October 1987 11. Senor (Tales Of Yankee Power) 12. Pledging My Time Hanns Martin Schleyerhalle, Stuttgart, West Germany 29th September 1987 13. Eight Miles High 14. Mr. Tambourine Man Bob Dylan (vocal & guitar) with Tom Petty & The Heartbreakers Tom Petty (guitar), Mike Campbell (guitar), Benmont Tench (keyboards), Howie Epstein (bass), Stan Lynch (drums) with The Queens Of Rhythm: Carolyn Dennis, Queen Esther Marrow, Madelyn Quebec (backing vocals).

Bob Dylan,Tom Petty and the Heartbreakers ボブ・ディラン トム・ペティ/London,UK 10.17.1987 & more

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