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全世界の話題を独り占めにしている“HOT OFF THE HEADS PRODUCTION”。その最新弾となるジェームス・テイラーの極上録音が２本同時リリース決定です。“HOT OFF THE HEADS PRODUCTION”と言えば、ここ数週間に渡ってさまざまなバンド／アーティストの80年代マスターを連発している大注目の録音家。凄まじいクオリティで台風の目となっているシリーズです。今週は、その最新弾としてジェームス・テイラーの1982年録音が２本同時に発掘。本作は、その第２弾となる「1982年８月10日ホフマンエステーツ公演」の極上オーディエンス録音です。同時リリースの２作は、どちらも『DAD LOVES HIS WORK』に伴うワールド・ツアーのライヴアルバム。似てはいても時期が違い、編成も異なっている。その辺を把握する意味でも、当時のスケジュールから２作のポジションを確かめておきましょう。1981年・２月11日-３月８日：北米#1（８公演）《３月『DAD LOVES HIS WORK』発売》・５月９日-７月２日：北米#2（24公演） ・９月11日-16日：日本（３公演）・10月13日：ホノルル公演　1982年・２月１日-３月12日：北米#3（23公演）←『MERRILLVILLE 1982』・６月10日＋12日：北米#4（２公演）・７月16日-８月27日：北米#5（25公演）←★ココ★これが1981年／1982年のジェームス・テイラー。姉妹作『MERRILLVILLE 1982』は年の改まった冒頭「北米#3」でしたが、本作のホフマンエステーツ公演はその約半年後。最終レッグ「北米#5」の16公演目にあたるコンサートでした。「北米#3」は名手リーランド・スカラーとリック・シュロッサーだけを従えたトリオ編成でしたが、「北米5」では４人増員。７人編成に拡大していました。そんなショウで記録された本作は、これまた強烈にオンな名録音。姉妹作『MERRILLVILLE 1982』も驚異的なのですが、本作も凄い。密度たっぷりな手応えには空間感覚など微塵もなく、微細部まで目の前に迫るディテールはオーディエンス録音の規格外。ヘッドフォンで耳を澄ますと、ほんのり／うっすらとしたホール鳴りも感じるものの、それさえクッキリとしたエッジを隠さず、むしろ意図的に施されたエフェクトのように自然なのです。トリオ編成の『MERRILLVILLE 1982』とは違って７人編成の大所帯なわけですが、各人の音が重なりこそすれ混じり合わない。「弘法筆を選ばず」とは申しますが、会場もアンサンブルも丸っきり違うというのにド密着なハイクオリティぶりは微動だにしないとは……。“HOT OFF THE HEADS PRODUCTION”、まったくもって恐ろしい達人です。そんなサウンドで描かれるのは、アンサンブルだけでなくセットも『MERRILLVILLE 1982』とは様変わりしたフルショウ。２作合わせてお楽しみ頂きたいところですが、１本を選ばれたい方のためにも比較して整理してみましょう。・JAMES TAYLOR（１曲）：Carolina in My Mind・SWEET BABY JAMES（４曲）：Sweet Baby James／Country Road／Fire and Rain／Steamroller Blues・MUD SLIDE SLIM（１曲）：You've Got a Friend ・GORILLA（１曲）：How Sweet It Is (To Be Loved by You)・IN THE POCKET（２曲）：Money Machine（★）／Shower the People・JT（３曲）：Honey Don't Leave L.A.（★）／Secret o' Life／Your Smiling Face ・FLAG（４曲）：Up on the Roof／Rainy Day Man（★）／Brother Trucker／Millworker（★）・DAD LOVES HIS WORK（２曲）：Stand and Fight（★）／That Lonesome Road（★）・その他（３曲）：Get a Job（THE SILHOUETTES：★）／Pretty Boy Floyd（ウディ・ガスリー：★）／ Rock Me Baby（B.B.キング）※注：「★」印は同時リリースの『MERRILLVILLE 1982（Uxbridge 1280）』では聴けない曲。……と、このようになっています。全21曲と『MERRILLVILLE 1982』よりやや絞り込まれているものの、最新作『DAD LOVES HIS WORK』からもセレクトされた幅広いセット。『MERRILLVILLE 1982』では聴けなかったナンバーも８曲に及びます。それ以上に異なるのがアンサンブル。アレンジ自体は名曲群の美しいメロディを大事にしたシンプルなものですが、トリオ編成の『MERRILLVILLE 1982』と続けて聴くとやはり７人編成はぶ厚い。特に大きいのは煌びやかなキーボードとぶ厚い女声のコーラス・ワーク。メロディの優しさ、包容力がグッと増しつつ、その厚みが曇りにならない美音のライヴアルバムなのです。同じツアー、わずか半年の違いながらまったく表情の異なる『MERRILLVILLE 1982』と本作。その双方を超絶級の極上サウンドで真空パックした絶世の姉妹作です。どちらかを選べるように違いに着目して解説しましたが、やはり並べ楽しんでこそ真価が分かる。“HOT OFF THE HEADS PRODUCTION”から飛び出した驚異の２作。 Live at Poplar Creek Music Theater, Hoffman Estates, IL, USA 10th August 1982 ULTIMATE SOUND Disc 1(52:00) 1. Intro 2. Sweet Baby James 3. MC 4. Get a Job 5. MC 6. Up on the Roof 7. Band Introduction 8. Carolina in My Mind 9. Rainy Day Man 10. MC 11. Pretty Boy Floyd 12. MC 13. Brother Trucker 14. Rock Me Baby 15. Honey Don't Leave L.A. 16. Secret o' Life 17. You've Got a Friend Disc 2(51:45) 1. MC 2. Millworker 3. Country Road 4. MC 5. Fire and Rain 6. Stand and Fight 7. How Sweet It Is 8. Your Smiling Face 9. MC 10. Money Machine 11. Shower the People 12. MC 13. Steamroller 14. That Lonesome Road James Taylor - Guitar, Vocals Dan Dugmore - Steel Guitar, Guitar Andrew Gold - Guitar, Vocal Bill Payne - Keyboard Arnold McCuller - Vocals Leland Sklar - Bass Rick Shlosser - Drums

拡大表示	James Taylor ジェームス・テイラー/IL,USA 1982 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる