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Who,The ザ・フー/OH,USA 1975

近年リリースを活発に続けているザ・フー1975年から76年にかけてのライブ音源。どちらかといえば後者の方が音源に恵まれていることもあり、つい最近でも「GLASGOW 1976」がリリースされたのは記憶に新しいところ。その反面75年に関しては近年アイテムのリリースがめっきり減ってしまいましたが、そんな状況に一石を投じてくれたのがシュツッドガルトでの名演を収めた「STUTTGART 1975」でした。それが75年11月のヨーロッパ・ツアーからでしたので、次にマニアが求めるのは12月のアメリカ・ツアーからの新たな音源というのは当然のこと。 この年のアメリカといえば10年前に名盤「PROVIDENCE 1975」がリリースされたことを懐かしく思い出されるマニアがおられるかと。しかし、以降この時期の音源がリリースされずじまいでしたので、さらなる音源やアイテムのリリースを渇望されていたマニアに喜んでいただけるであろう新たな音源が今回のシンシナティ。何しろこの日は今まで一切の音源が発掘されておらず、権威あるサイト「The Who Concert Guide」ですら「セットリスト不明」とされていた日。既にアメリカで大きな人気を獲得していた時期ですので、音質はともかくとして音源があって当たり前とされる。そんな中で完全初登場の音源というだけでも世界中のマニアから注目を浴びることでしょう。この貴重な音源は近年において1970年代シンシナティでのコンサートを録音したテーパー自身がYouTube上にて続々と公開した中に含まれていたもの。既にその登場から数年が経過していたのにもかかわらず、「The Who Concert Guide」のようなサイトですら、この発掘に気付いていなかったというのが驚き。そのせいで長年「セットリスト不明」のままになってしまっていた訳です。そんなひっそりと公開されていた今回の音源、ただ新発掘というだけにとどまらない音質の良さも大きな魅力。あの「PROVIDENCE 1975」と比べると音像に距離感のあるモノラル・オーディエンス録音ではあるのですが、何しろ抜群の鮮度がもたらす聞き心地は素晴らしいものがある。これはテーパーが今までマスターカセットを大事に保管していた証でしょう。しかも現在のYouTubeは音声だけならそれほど圧縮せずにアップロードできる。それもまた今回の音源が放つ抜群の鮮度を放つ要因かと。この聞き心地のよさの前ではテープチェンジによるカットが「TOMMY」セットの「Sparks」の前、さらにライブ終盤「My Generation」の後編で生じるのも微塵な問題でしょう。よってスピーカーから鳴らすと実にイイ感じで楽しめるオーディエンス録音だといえ、今まで一切の音源の存在が確認されていなかった日にここまで見事な状態な音源がずっと眠っていたということにも驚かされます。そうなれば限定プレスCDでのリリースは当たり前な訳ですが、それに当たって今回は少し高めだったピッチ(これは彼が公開したシンシナティ音源に一貫してみられる現象)をしっかりとアジャスト。何せ元がYouTubeですので、そのままだとピッチを直すことが難しく、それが鑑賞の妨げにもなってしまう。そしてこの日の演奏がまた面白い。あの映像でもおなじみポンティアック、シルバードームこけら落とし公演(12月6日)の次のショーですので、あの暴走感をそのまま引き継いだ演奏かと思いきや、これがいい意味で違っているのです。特に前半はヤク中のキースとアル中のピートが意外なほど端正なバッキングに徹しているのが新鮮。両者ともに酔いが回っていなかったのでしょうか?とはいってもそこはザ・フー。当時の彼らからすれば端正というレベルであって、それでも演奏のボルテージはかなり高い。こうした中で「Dreaming From The Waist」をしっとり聞かせてくれるのが絶品。しかし「Magic Bus」になると二人とも酔いがイイ感じに回ってきたのでしょう、勢いと暴走感を兼ね備えた演奏が炸裂。実際にその勢いが凄まじく、ロジャーのハーモニカを合図に演奏がブレイクする展開に到達するまでがいつもより長いのです。さらに「TOMMY」セットになると二人が暴走し始め、「Fiddle About」ではキースがいつも以上に同曲での変人キャラをエスカレート、あの奇声をこれでもかとあげている。一方ピートはそんなキースをからかうかの如く「Tommy’s Holiday Camp」のイントロをじらすというのがまた実に面白い。映画の大ヒットによって毎回が盛り上がりをみせた75年から76年にかけての「TOMMY」セットですが、この時期の同パートの中でも特に面白い場面が捉えられているのです。このように歴史的な発掘音源というだけでなく、音質も驚くほど聞きやすい。それに前半と後半で明らかに表情の違う演奏内容がまた聞き応えたっぷり。キース存命時のライブ・キャリアからすると最後の絶頂期と呼べたツアーから、知られざる名演を捉えた世界中のマニアを驚かせる初登場オーディエンス録音。せっかくの発掘ながら、ピッチ問題によって今までYouTube上でじっくり聞き込めなかったマニアもこれで安心! Live at Riverfront Coliseum, Cincinnati, OH, USA 8th December 1975 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND Disc 1 (46:24) 1. Intro 2. I Can't Explain 3. Substitute 4. My Wife 5. Baba O'Riley 6. Squeeze Box 7. Behind Blue Eyes 8. Dreaming from the Waist 9. Boris the Spider 10. Magic Bus Disc 2 (55:58) 1. MC 2. Amazing Journey 3. Sparks 4. The Acid Queen 5. Fiddle About 6. Pinball Wizard 7. I'm Free 8. Tommy's Holiday Camp 9. We're Not Gonna Take It 10. See Me, Feel Me 11. Summertime Blues 12. My Generation 13. Road Runner 14. Won't Get Fooled Again

Who,The ザ・フー/OH,USA 1975

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