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Beatles ビートルズ/Studio Sessions 1962-1969 in Spectral Stereo

BBCラジオ音源の衝撃的なステレオ化を実現してみせたLord Reithによる「MONOLONGER」もう一つのコンセプト、それはオフィシャルにリリースされている別テイクやセッション風景、あるいはアンオフィシャルに広まっているレア音源の中でモノラル録音、あるいはモノラル化された状態のものしかないものを徹底的にステレオ化してみせたこと。それらを二枚のディスクにまとめたのがこちらの「STUDIO SESSIONS 1962-1969: IN SPECTRAL STEREO」。その内容は同時リリースとなる「BBC SESSIONS 1963-1964: IN SPECTRAL STEREO」に負けじと分かりやすいステレオ感でありながら、それでいて非常に楽しめる内容なのです。まず一枚目のディスクには、オフィシャルでリリースされていたレアなスタジオテイクやセッションのステレオ化がぎっしり。その中核となるのは各「ANTHOLOGY」シリーズに収録されていたテイク。デビュー前後の音源が元からモノラル録音なのは当たり前なのですが、中でも冒頭に収録されたEMIオーディションの音源からして見事なステレオ状態に生まれ変わっているのには鳥肌モノ。あのピート・ベストがドラムを叩いたバージョンの「Love Me Do」をステレオで聞ける日が来るなど、誰が予想したでしょうか?今のデミックスの技術は、ここまで楽器を自然に分離させられるのですね。同じように「How Do You Do It」や「Please Please Me」最古の録音テイクまでもがしっかりステレオ化されているのです。しかし一枚目のディスクにおいてLord Reithが実現させたデミックスが真価を発揮するのは、各「ANTHOLOGY」で聞かれた1964年から65年辺りまでのセッション風景や別テイク。それらはどれもモノラル、あるいはモノラルに近い状態でリミックスされていたのが不思議でした。そこに目を付けたLord Reithが各音源を見事にステレオ化。それだけではありません、例えば「Kansas City」のテイク2では「ANTHOLOGY 1」収録時に施されたギラギラとしたエコーを排し、おまけにアルバム・バージョン(テイク1)から移植されたバックコーラスも完全に消すまでには至らなかったものの、かなり抑えており、元のセッション時の状態へと戻してみせた努力が涙ぐましい。一方で「Can't Buy Me Love」のテイク1は未だにスタジオのスピーカーから音を拾ったプレイバック音源(いわばスタジオでのオーディエンス録音状態)でしか聞かれないテイクですが、それまでもステレオ化しようとしてみせたのだから驚き。二枚目のディスクに関しては古くからアンオフィシャルなアイテムを通して広まったレア・テイクのステレオ化を実現させているのですが、マニアからするとこちらの方がグッと来るかもしれません。例えばイエロードッグ古の名盤「ACATATES」で聞かれた「Your Mother Should Know」や「I Am The Walrus」でオーバーダビングが施される前の段階がステレオ化されたと言えば、それだけでも興味をそそられることでしょうし、なおかつそれらがステレオへと生まれ変わった仕上がりに驚かされること間違いなし。もう少し最近の発掘となる「It's All Too Much」コンプリート・バージョンや、今から約10年前に登場してマニアの話題をさらった「Revolution 1」ロング・バージョンのステレオ化がまた見事な仕上がり。それらの合間を縫って、一枚目と二枚目それぞれで非常にマニアックな音源までもステレオ化に挑んでおり、オリジナルの映画音声でしか聞かれないことで有名な「Help!」のボーカル別テイク、ポールがシラ・ブラックに送った「Step Inside Love」の稽古場面(これがまた見事な分離度!)あるいはリンゴがジョージ・マーティンのテレビ番組に出演して歌う際にビートルズの録音をベースに作られた「Octopus's Garden」別バージョンまでステレオ化してみせるなど、マニアならではのこだわりはLord Reithがこれまでリリースしてきた「SPECTRAL STEREO」チャレンジにおける一つの到達点と呼べるほど。そして最近のオフィシャルにおけるデラックス・エディション・シリーズでも「ANTHOLOGY」時ほどではないにせよ、いくつかの音源ではモノラルな状態の仕上がりとなっていたテイクにまでステレオ化を敢行。例えば「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)」に「A Day In The Life」といった「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND」のセッション音源、あるいはジョージが一人で弾き語った「While My Guitar Gently Weeps」もばっちりステレオ化。さらには昨年リリースされたバージョンの仕上がりに不満を覚えたLord Reithが「Come And Get It」を見事なセンスで生まれ変わらせるなど、これまで以上に聞きどころの連続。別テイクやセッションのステレオ化でありながら、それでいて初心者からマニアまで楽しめる内容はさすが! THE BEATLES - STUDIO SESSIONS 1962-1969: IN SPECTRAL STEREO(2CD) Disc 1 (79:09) 01. Love Me Do (6th June 1962) 02. Besame Mucho (6th June 1962) 03. Love Me Do (4th September 1962) 04. How Do You Do It (take 2) 05. Please Please Me (11th September 1962) 06. Can't Buy Me Love (take 1) 07. You Can't Do That (take 6) 08. And I Love Her (take 2) 09. A Hard Day's Night (take 1) 10. I'll Be Back (takes 2-3) 11. No Reply (demo) 12. You Know What To Do (demo) 13. Leave My Kitten Alone (take 5 no piano-tambourine) 14. Leave My Kitten Alone (take 5) 15. No Reply (take 2) 16. Eight Days A Week (take 4) 17. Kansas City (take 2) 18. You've Got To Hide Your Love Away (takes 1,2,5) 19. It's Only Love (takes 2,3) 20. That Means A Lot (take 1) 21. Help! (vocals recorded at CTS Studios) 22. I'm Only Sleeping (demo take 1) 23. I'm Only Sleeping (vibes rehearsal) 24. Got To Get You Into My Life (take 5) 25. Here, There And Everywhere (take 7) 26. Sgt Pepper Reprise (take 5) 27. Sgt Pepper Reprise (take 8) 28. A Day In The Life (take 1) 29. A Day In The Life (take 2) 30. A Day In The Life (take 6 RM 1) 31. Sgt Pepper Reprise (take 5 with bass from take 9) Disc 2 (77:53) 01. All You Need Is Love (live broadcast version) 02. It's All Too Much (complete version) 03. The Fool On The Hill (take 4) 04. Your Mother Should Know (acetate mix) 05. Aerial Tour Instrumental (acetate mix) 06. I Am The Walrus (acetate mix) 07. Hello Goodbye (take 1) 08. Across The Universe (hums wild mix) 09. Revolution 1 (take 20) 10. While My Guitar Gently Weeps (acoustic rehearsal) 11. While My Guitar Gently Weeps (acoustic take 1) 12. Not Guilty (take 102) 13. Dear Prudence (complete version) 14. Step Inside Love (Paul, George Martin and Cilla Black) 15. Isn't It A Pity (demo) 16. Octopus's Garden (unknown take) 17. Come And Get It (take 1) 18. You Know My Name, Look Up The Number (complete version)

Beatles ビートルズ/Studio Sessions 1962-1969 in Spectral Stereo

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