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Styx スティックス/CA,USA 1978 Mike Millard Master Tapes

歴史的大名盤『THE GRAND ILLUSION』を創り上げ、一気に黄金時代へ突入した1978年のSTYX。その現場を極上体験できるマイク・ミラードの秘宝が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1978年1月27日ロングビーチ公演」。その超絶級オーディエンス録音です。1978年と言えば『PIECES OF EIGHT』の年として記憶されますが、本作はその1つ前の“THE GRAND ILLUSION Tour”のライヴアルバム。まずは当時のスケジュールを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。1977年・5月6日-7月5日:北米#1a(15公演)《7月7日『THE GRAND ILLUSION』発売》 ・7月14日-12月30日:北米#1b(60公演)1978年・1月11日-29日:北米#1c(13公演)←★ココ★・3月2日-4月29日:北米#2(26公演)・5月11日-24日:欧州(6公演)・5月31日:シアトル公演《9月1日『PIECES OF EIGHT』発売》 これが“THE GRAND ILLUSION Tour”の全体像。アルバム発売前から約8ヶ月に及ぶ長大な全米レッグ「北米#1」を実施。本作のロングビーチ公演は、その最終盤である「北米#1c」の11公演目にあたるコンサートでした。また、この日付からピンと来た方もいらっしゃるかも知れません。そう、この日はプロショットが残されたウィンターランド公演の前日。あのモノクロ映像の現場体験盤と言っても良いのです。そんなショウで記録された本作は、伝説名手マイク・ミラードの交友関係から生まれた名盤。いや、録音したのは間違いなくミラードなのですが、本人はSTYXのレコードを1枚も持っておらず、録音にもまったく乗り気ではなかったそう。そこで登場するのが友人のトニー・ピータース。彼はミラードと懇意にしていたダフ屋で、彼こそがSTYXの大ファン。渋るミラードに「タダ券を用意するから録音してくれ!」と頼み込んで録ってもらったそうです。ところが、実際にショウを観たミラードはSTYXを気に入り……というほど出来すぎた話ではなかったようですが、結果として残された録音では出来すぎでした。サウンドボードにしか聞こえないゼロ距離なド密着感、サウンドボードも蹴散らす細やかなディテールとセパレート感、そして単なるサウンドボードではあり得ない気品溢れる鳴り……前述した通り、ロングビーチ公演はプロショットの前日にあたるわけですが、本作の方が遙かに美しい。いつものミラード録音が持つ美点ではありますが、その1つひとつがいつも以上の精度なのです。興味のないバンドだからこそ純粋に出音の分析ができた……のかどうかは定かではないものの、そうとしか思えないほど絶世の美音。正直なところ、当店のお客様にSTYXマニアの方がどれほどいらっしゃるかは未知数でもあるのですが、それでもこんな音を聴かされてしまっては永久保存せずにはいられない。ミラード・コレクションでも格別の一作に仕上がっていたのです。そんな美のサウンドで描かれるショウもまた、永久保存に相応しい。何しろ、あの大名盤『THE GRAND ILLUSION』をリリースしたばかりのバンド・ポテンシャルは絶頂で、セットも大盤振る舞い。その豪華ぶりを実感するためにも、ここで整理しておきましょう。ジョン・クルリュウスキ時代(6曲)・スティクスII:Lady・分岐点:Lorelei/Suite Madame Blue/Light Up/Midnight Ride/Born For Adventure トミー・ショウ時代(8曲)・クリスタル・ボール:Mademoiselle/Crystal Ball ・大いなる幻影:The Grand Illusion/Fooling Yourself (The Angry Young Man)/Man In The Wilderness/Come Sail Away/Miss America/The Grand Finale ……と、このようになっています。軸となるのは『THE GRAND ILLUSION』の新曲群で「Superstars」「Castle Walls」以外の全曲を披露。ウィンターランド公演のプロショットでは収録されていなかった「The Grand Finale」も(約12秒ほどですが)聴けます。そして、その合間合間に差し込まれるクラシックスもき逃せない。クルリュウスキ時代の名曲群も漏らした濃縮ぶりもさることながら、このツアーまでで姿を消す「Born For Adventure」やその後30年近く封印される「Midnight Ride」「Mademoiselle」といったレア曲も散りばめているのです。そして、そんな名曲群を繰り出す演奏も素晴らしい。バラード・ヒットもモノにしたメロディ感が溢れつつ、そのアンサンブルにはプログレッシヴ・ロックへの憧れを隠しもせず、ハードロック的なドライヴ感も満点。「アメリカン・プログレ・ハード」は日本の某評論家による造語だそうですが、その言葉そのまんまなサウンドが瑞々しく流れ出るのです。「もしミラードがSTYXにハマッていたら、ARMSの代わりにDAMN YANKEESが残されただろう」というジョークと共に発表された極上マスター。笑えない話ではありますが、「そんな歴史もあり得たかも知れない」と思ってしまうほど、本作は見事すぎるライヴアルバムでもある。ミラードの代表作にはなり得ませんが、名声はさらに高めてしまうであろう超極上の一作。「1978年1月27日ロングビーチ公演」の超絶級オーディエンス録音。伝説名手マイク・ミラードの大元マスターからダイレクトにデジタル化された銘品で、そのサウンドは伝説コレクションでもトップクラス。サウンドボードにしか聞こえないゼロ距離なド密着感、サウンドボードも蹴散らす細やかなディテールとセパレート感、そして単なるサウンドボードではあり得ない気品溢れる鳴り……いつもの美点がいつも以上の精度で宿っています。ショウは大名盤『THE GRAND ILLUSION』ナンバーの大盤振る舞いで、「Born For Adventure」「Midnight Ride」「Mademoiselle」といったレア曲も楽しめます。Live at Long Beach Arena, Long Beach, CA, USA 27th January 1978 ULTIMATE SOUND Disc 1 (43:33) 1. Intro 2. The Grand Illusion 3. Lorelei 4. Mademoiselle 5. Fooling Yourself 6. Suite Madame Blue 7. Crystal Ball 8. Light Up Disc 2 (48:27) 1. MC 2. Lady 3. Man In The Wilderness 4. Come Sail Away 5. Midnight Ride 6. Miss America 7. Born For Adventure 8. The Grand Finale Dennis DeYoung - Keyboards, Synthesizer, Vocals James Young - Guitars, Keyboards, Vocals Tommy Shaw - Guitars, Vocals Chuck Panozzo - Bass, Vocals John Panozzo - Drums, Percussion, Vocals

Styx スティックス/CA,USA 1978 Mike Millard Master Tapes

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