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Hall & Oates ホール・アンド・オーツ/Tokyo,Japan 10.9.1980

伝説の初来日から約半年、『VOICES』の大ヒットを引っさげて早くも再来日を果たした1980年のホール&オーツ。その現場を極上体験できる新発掘オリジナル・マスターが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1980年10月9日:東京厚生年金会館」公演。その超極上オーディエンス録音です。伝説の初来日も1980年でしたが、本作は再来日の方。その位置関係をイメージするためにも、二度の来日スケジュールをまとめて振り返ってみましょう。・2月1日+2日:郵便貯金会館(2公演)・2月3日:渋谷公会堂(昼夜2公演)・2月4日:大阪万博記念ホール・2月6日:東京厚生年金会館 ー半年後ー・9月29日+30日:中野サンプラザ(2公演)・10月1日:新宿ツバキハウス・10月3日:名古屋市公会堂・10月6日:大阪フェスティバルホール・10月7日:渋谷公会堂・10月9日:東京厚生年金会館 ←★ココ★ 以上、6公演+7公演の全13公演。初来日は『X-STATIC』リリースから3ヶ月後に実現したわけですが、再来日は『VOICES』時代。アルバム発売から2ヶ月後での再訪でした。「新宿ツバキハウス」の名もグッと来る東京5公演のうち、本作の厚生年金会館は最終日のコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、まさに「超」付きの極上クオリティ。とにかく芯が極太で力強く、ディテールも超鮮明。ヘッドフォンで耳を澄ますとうっすらとしたホール鳴りを拾っているのにも気づきますが、それも距離にならずに得も言われぬ艶とダイナミズムだけを美味しく演出している。実際、解説文のためにオーディエンス録音の証拠を探しながら聴いているのですが、それでも「ドラムの音色(それも部分的)がちょっと客録っぽい。。。かも」くらい。そうこうしているうちにリッチに彩られたメロディに心奪われ、いつしか証拠探ししている自分がアホらしくなってくる……そんなタイプの極上録音なのです。それだけのサウンドを成し遂げた録音家が最大のポイントでもある。実はこれがとんでもない達人なのです。今週同時リリースとなるTHE POLICEの『BUDOKAN 1981』やWHITESNAKEの『TOKYO 1980 1ST NIGHT』と同じ録音家なのですが、FM放送を蹴散らし、公式ライヴアルバムと真っ向勝負するような超傑作揃い。それこそ「日本のマイク・ミラード」と呼びたくなる怪物級テーパーでして、本作もその秘蔵コレクションからの蔵出しなのです。そんな超絶リッチ・サウンドで描かれるのは、ブレイクスルーに沸く再来日のフルショウ。1980年と言えば、当店では直近(本作のちょうど一週間後)の大定番サウンドボード『SYDNEY 1980』も大好評ですので、比較しながらセットを整理してみましょう。モダン・ヴォイス(7曲) ・How Does It Feel to Be Back/Diddy Doo Wop (I Hear the Voices)/Hard to Be in Love with You(★)/Gotta Lotta Nerve (Perfect Perfect)/Kiss On My List/You've Lost That Lovin' Feelin'/United State(★)その他クラシックス等(9曲)・アバンダンド・ランチョネット:She's Gone・ サラ・スマイル:Sara Smile・ロックン・ソウル:Rich Girl/Back Together Again/Do What You Want, Be What You Are・モダン・ポップ:Wait For Me/Intravino・その他:Sacred Songs(ダリル・ホール)/Sweet Soul Music(アーサー・コンリー) ※注:「★」印は一週間後のサウンドボードアルバム『SYDNEY 1980』でも聴けない曲。……と、このようになっています。ダリルの「Sacred Songs」や『X-STATIC』の「Intravino」といった当時ならではのレパートリーもポイントですが、ショウを決定づけているのは約半分を占める新作『VOICES』の大盤振る舞い。もちろん「Kiss On My List」「You've Lost That Lovin' Feelin’」といった定番もブレイク時代ならではの勢いが素晴らしく、さらに山盛りのレア曲が美味しい。「Gotta Lotta Nerve (Perfect Perfect)」や「United State」辺りもレアですが、極めつけなのが隠れ名曲「Hard to Be in Love with You」。サウンドボードどころか、当時のセットリストにもほとんど記載がなく、本作で初めて生演奏されていた事実自体を知る方も多いのではないでしょうか。その後、ヒットに次ぐヒットで「80年代」という時代そのものを丸ごと征服してしまうホール&オーツ。その黄金時代の幕開けとなった来日公演を極上体験できてしまう新発掘マスターです。世界樹のコレクターを震撼させるであろう「日本発の世界遺産」。「1980年10月9日:東京厚生年金会館」公演の超極上オーディエンス録音。話題沸騰の達人テーパーによる録音で、新発掘の大元カセットからダイレクトにデジタル化された究極ジェネの銘品です。そのサウンドはとにかく芯が極太で力強く、ディテールも超鮮明。ドラムの音色(それも部分的)がちょっと客録っぽいくらいで、まるでオフィシャル作品のような気品さえ漂わせた怪物級の名録音です。大ヒットだった『VOICES』ナンバーの大盤振る舞いで、「Gotta Lotta Nerve (Perfect Perfect)」「United State」「Hard to Be in Love with You」といったレア曲も極上体験できます。Live at Koseinenkin Kaikan, Tokyo, Japan 9th October 1980 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (44:20) 1. Intro. 2. How Does It Feel to Be Back 3. Diddy Doo Wop (I Hear the Voices) 4. Rich Girl 5. She's Gone 6. Hard to Be in Love with You 7. Sacred Songs 8. Gotta Lotta Nerve (Perfect Perfect) 9. Sweet Soul Music incl. Member Introduction Disc 2 (44:03) 1. Sara Smile 2. Wait for Me 3. Back Together Again 4. Kiss on My List 5. Do What You Want, Be What You Are 6. You've Lost That Lovin' Feelin' 7. United State 8. Intravino Daryl Hall - Vocals, Keyboards John Oates - Vocals, Guitars Charlie DeChant - Saxophone, Keyboards Jeff Southworth - Guitar Kenny Passarelli - Bass Chuck Burgi - Drums

Hall & Oates ホール・アンド・オーツ/Tokyo,Japan 10.9.1980

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