ルー・リードのご存知問題作『メタル・マシーン・ミュージック』を冠したトリオによるライヴ音源です。ブライアン・イーノのアンビエントのようなディスク1は何かの予兆を感じさせる“静”。ディスク2はエレクトリックな靄の中をノイジーなギターやフリーキーなサックスが叫ぶ“動”。ルー・リードなのにジャズ系のレーベルでリリースされていたのは、ややフリー・ジャズにも通じる点があるからでしょうか。或いはECM系の気配か。いずれにしてもポップなルー・リードが好きな方にはお勧めしません。アンビエント系やノイズ系が好きな方に大推薦です。 Recorded Live at O2 Academy, Oxford, UK, April 18, 2010EX-Audience recording 106 min DISC 1 01. MMM 1004181 DISC 2 01. MMM 1004182 Lou Reed - guitar, electronics Ulrich Krieger - tenor saxophone, electronics Sarth Calhoun - live processing, fingerboard