ラリー・コリエルの絶頂期1975年イレヴンス・ハウスでのサウンドボード・ライヴ音源です。ライヴですがスタジオでのライヴである為観客は少なく、よく言えば聴きやすく、悪く言えばライヴの臨場感が少ないと言ったところ。場所はジミ・ヘンドリクスの立ち上げたエレクトリック・レディ・スタジオです。コリエルはジョン・マクラフリンやアラン・ホールズワースといったジャズ・ロック系のギタリストたちと比べると、ロック・ファンにはやや知名度が落ちますが、このイレヴンス・ハウスはマハヴィシュヌ・オーケストラやリターン・トゥ・フォーエヴァーやウェザーリポートといたフュージョン・バンドが席巻していた当時それらとガチで戦える素晴らしいバンドです。特筆すべきはアルフォンス・ムゾーンの高速ドラム。ファンキーながら畳みかける高速スネアは圧巻で、絶頂期にあったコリエルのギターを追い立てます。前述したフュージョン・バンドたちよりもロック色が強く迫力のある演奏が展開されているので、“フュージョン”という響きに軟派なものを感じ敬遠している方にはぜひ聞いていただきたい音源です。熱い熱いジャズ・ロックに打ちのめされること請け合いです。Recorded Live at Electric Ladyland Studios, New York City, NY, January 05, 1975 EXCELLENT Soundboard Recording // 92 min DISC 1 01. COVER GIRL 02. BIRDFINGERS 03. DIEDRA 04. SOME GREASY STUFF 05. FUNKY WALTZ 06. GRATITUDE "A SO LOW" 07. Acoustic Guitar Solo 08. THEME FOR A DREAM DISC 2 01. ADAM SMASHER 02. JOYRIDE 03. THE OTHER SIDE 04. Untitled Suite : ENTRANCE - REPOSE - EXIT 05. TAMARIE 06. YIN Larry Coryell - guitar Mike Lawrence - trumpet and flugelhorn Mike Mandel - keyboards John Lee - bass Alphonse Mouzon - drums