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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/FL,USA 5.5.1973 Upgrade

1973年のアメリカ・ツアーはレッド・ツェッペリンのキャリアがスタジアム・バンドというネクスト・レベルに到達した時期です。その最古の記録として親しまれてきたのが5月5日のタンパ・スタジアム。6万人近い大観衆を前にして行われたスタジアム・ロック・ショー。幸いにもこの日は広大な会場でのオーディエンス録音ながら驚くほど良好な音質の音源が二種類も存在していて、主に「recorder 1」の方を使用したアイテムがLP時代からリリースされてきました。この「recorder 1」は6万人近い大観衆の中の一員が客席から録音とは思えないほど音像が近く、それでいて野外スタジアムらしい硬質な録音状態も独特の魅力を感じさせたものです。CD時代を迎えて今度は「recorder 2」が登場。こちらは「recorder 1」のレベルには及ばないにせよ、それでも非常に聞きやすいスタジアム・オーディエンス録音の部類に入る音源でした。現在はこれら二種類の音源をミックスさせ、ライブを完全収録してみせたタイトルが主流となっています。それらのアイテムをいくつかをお持ちになっているマニアも少なくないのでは。どちらの音源にもどこかしら欠損があり、そうした部分をお互いで補えるという理想的な状況でもありました。そんな73年アメリカ・ツアー序盤における名録音であったタンパ・スタジアム。中でもベスト・ソースであった「recorder 1」の何とマスターが今月ネット上に現れました。これまでもロージェネレーションなバージョンが出回っており、それが過去のアイテムの大元となっていました。それらのアイテムを聞かれた方であればご存じかと思いますが、十分に高音質で楽しめる状態だったものです。ところがカセットコピーによるいくらかのジェネ落ちが発生した段階でこの音源の硬めな質感が大なり小なり目立つ結果となり、タンパ・スタジアムと言えば「高音質だけどもギスギスしている」というイメージを持たれているマニアが多いかと思われます。その点、今回のマスターはこのギスギス感が払拭されており、そもそも高音質で馳せたタンパ・スタジアムがいよいよ聞きやすくなったアッパー感に驚かされること間違いなし。それ故に本ソースの欠点であった多岐に渡るカットはもちろん「recorder 2」にて補填。これもタンパ・スタジアムアイテムでは常套手段であった訳ですが、意外とつなぎの甘いアイテムが多かったのも事実。「recorder 1」においてもっとも有名なカット個所の一つである「The Song Remains The Same」における今回の補填を聞いてもらえれば、過去のアイテムよりもスムーズにつなげられていることを実感してもらえるはず。つなぎ目の粗さだけでなく、つないだ音源にピッチの微妙な狂いが残ったまま…なんていうアイテムまであったものです。そしてこれまた重要なことですが「recorder 2」に関しては一足先にマスターから収録されたファイルがネット上に広まっていましたので、当然そちらを採用。つまり今回のリリースの特筆すべき点は、どちらのソースもマスターから収録されたバージョンを元にしているのです!この日はツアーの序盤かつ前日のアトランタに続いた二回目のスタジアム・ショウということもあり、特にライブ前半は全員が丁寧な演奏を心掛けている様子が伝わってきます。アメリカ・ツアーが進むにつれてロバートやジミーはスタジアムの観衆を飽きさせないようにとステージ・アクション志向へとスタイルが移るだけに、なおさらここでの丁寧な演奏ぶりが新鮮に映る。特に「Since I've Been Loving You」はジミーが単に音数が多いだけでなく、緻密なプレイを聞かせてくれた名演。ところが、ここでスタジアム・ライブの現実に直面。テーパーの周囲で小競り合いが起きてしまうのです。またロバートも観客に対して注意を促すなど、ライブ前半はやる側も見る側もスタジアム・ショウへの手探り状態が伺えますし、この時点では曲の尺が短い「No Quarter」ですら周囲の客が騒ぎ出すなど、今後の課題を捉えていたのも野外スタジアムらしい場面かと。こうして前半を慎重に乗り切っただけのことはあり、「Dazed And Confused」でバンド全員が一気に奔放な演奏が炸裂。特に19分辺りからはボンゾ&ジョンジーがトリッキーな展開に向かうとジミーもそれに追随。ここで弾き倒す彼の姿は数か月前のヨーロッパを彷彿とさせる素晴らしさ。掛け値なしにこの日最高の演奏ですし、この後ツアーが進むにつれてこうした技巧からアクション志向へと(笑)スタイルが変化するので、なおさらこの日の演奏の見事な展開が際立ちます。そして「Moby Dick」はエンディングの代わりに「Hertbreaker」へとメドレーする形で終わるのもツアー序盤ならではのアレンジですし、アメリカでは一年前から演奏していた「The Ocean」も晴れて楽曲がリリースされたことで、この日からアルバムバージョンと同じようにボンゾの台詞とカウントから始まるパターンが聞かれ(恐らく前日のアトランタでも同様かと)るといった具合に73年アメリカのスタジアム・モード最初期のZEPを捉えた高音質オーディエンス。当然ジャケにもこの日ならではの白の上下で決めたジミーの写真をフィーチャー。これがタンパ・スタジアム決定版となるのは当然として、何よりメイン・ソースのアッパー感はとにかく驚きです!Tampa Stadium, Tampa, Florida, USA 5th May 1973 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE!!!) Disc 1 (60:13) 1. Intro 2. Rock And Roll 3. Celebration Day 4. Black Dog 5. Over The Hills And Far Away 6. Misty Mountain Hop 7. Since I've Been Loving You 8. No Quarter ●3:45 - 5:09 補填 9. The Song Remains The Same ●0:41 - 1:16補填 10. The Rain Song Disc 2 (79:21) 1. MC 2. Dazed And Confused ●25:30 - 25:37歓声を補填し滑らかにしました。 3. Stairway To Heaven 4. Moby Dick 5. Heartbreaker 6. Whole Lotta Love ●9:35 一時停止は重複していたので繋げました。 7. The Ocean ●2:53 - 3:03 補填 ●4:21 - 4:33 補填。 ★4:36 / 5:11 一時停止 8. Communication Breakdown

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/FL,USA 5.5.1973 Upgrade

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