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Miles Davis マイルス・デイビス/PA,USA 1975 2Days Complete

マイルスの、しかも1975年の初音源が!1970年代のマイルスはたとえ何日間も続けてコンサートを開いても、マジでまったく同じ演奏をしていない。楽器の細かいフレーズとかではなく、音楽そのものに対するアプローチが日々異なるのだ。それはロックの殿堂といわれたフィルモアのステージに立った1970年頃から顕著になり、行き着く所まで行ってしまったのが、マイルス一時引退となる1975年のコンサート群だった。その1975年の5月12日フィラデルフィアのジャスト・ジャズ公演のドロップアウトなし、チャットも小さい、音質3ランク・アップの初のロージェネレーション・マスター音源と、全くの初登場となる5月17日同所での公演を、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドにて、このフィラデルフィア・コンサート音源の現存するすべてを完全収録した2枚組タイトルが入荷しました!!この公演、すべて関係者が記録用に録音した、所謂バンド・レコーディングによるマスターから収録されており、既発音源も新しい音源もごく一部のアンダーグラウンドで流通する何度かの世代を経たマスターではなく、コレクター間でも出回っていないミスターP.所有のほぼ親マスターが初めて使用されており、今回の4公演とも同等の超高音質となっており、まるでステージのど真ん中で座って聴いているようなリアルな臨場感を実現!! コンサートは、日本公演でもお馴染みのソニー・フォーチュンに代わり、スティーヴ・グロスマン、デイヴ・リーブマンと連なるマイルス・バンドの歴代白人サックス奏者となるサム・モリソン(この後ビル・エヴァンスが)が加入してのほぼ最初期のステージで、これまで過小評価されているモリソンですがこの4公演を通して聴くと、流石マイルスが抜擢しただけあって時折グロスマンもリーブマンも超える創造的でアグレッシヴなプレイで、兎に角一心不乱に挑む姿が印象的です。もちろんレジー・ルーカス、ピート・コージー、マイケル・ヘンダーソン、アル・フォスター、エムトゥーメによる渾然一体となった怒涛の演奏、そして主役マイルスのここぞの一発など、他の誰とも共通する部分が見当たらないマイルス・ミュージックがここにある!!「アガルタ」「パンゲア」から数ヶ月しか経ていないが、明らかに全体のサウンドの変化が顕著で、ピート作の「マザー・デアレスト・マザー」など、当時のマイルスがラテン的な方向に向かっていたことを証す興味深いナンバーもセットインしているのが興味深い。またカムバック後のバラード・ナンバーでの哀愁のフレーズに繋がるようなメロディーも登場し、少しポップな試行も伺える。もちろんコンサートの中核を成すのは「プレリュード」「イフェ」といった強烈なナンバーだ。各自のイマジネーションをフル回転させて思う存分に浸ってください…全公演とも演奏前のウォーミングアップから収録されています!!Live at the Just Jazz,Philadelphia,PA May.12 & 17.1975 Disc 1 (May.12.1975) 1. Band Warming Up 2. Prelude 3. Ife 4. Mother Dearest Mother Disc 2 (May.17.1975) 1. Band Warming Up 2. Prelude 3. Ife 4. Mother Dearest Mother Miles Davis - TP,Org Sam Morrison - SS,TS,FL Pete Cosey - ELG,PER Reggie Lucas - ELG Michael Henderson - ELB Al Foster - DS Mtume - PER

Miles Davis マイルス・デイビス/PA,USA 1975 2Days Complete

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