2014年ZZ TOP & JEFF BECKのサマーツアーからZZ TOPのアンコール部分でジェフがゲストで参加したショウの録音3音源を収録したファン必聴の一枚。ベックのセットのみをまとめた物は、タイトル「SUMMER TOUR 2014」にて既にリリース済みであり好評を頂いておりますが、今回のタイトルはZZ TOPのセットのアンコール部分でのZZ TOPとジェフのセッションということで、こういった企画タイトルを待っていたベック・ファンも多いのではないでしょうか。音質は3公演とも非常に良好で、ジェフのプレイもクリアーに聴きとれます。音質に関しては各公演ごとに評価を書いてみました。 Greek Theater, Los Angeles, California, USA 13th August 2014 今回収録された3公演の中ではこれがベスト。出だしを聞くとオーディエンスノイズが耳障りかなと思いましたが、いざ演奏に入るとそれは全くと言っていいほど気になりません。演奏そのものは非常に近い驚きの音像。終始ジリジリと言うノイズが聞こえるのはアンプのノイズでしょうか。もしかしたらPAの真ん前にマイクをセッティングしたのか、とにかく生々しさが抜群でバランスも良く、厚みのあるウィーミーなサウンドが素晴らしいウルトラサウンドです。よって音調整の必要もないため、ここでは元の音源のままダイレクトに収録しております。また今回ピックアップした3日間の中でも演奏時間は一番長く、本来ならこの日だけでもZZ TOPセットも含めプレスにしてもおかしくない程のクオリティー。これは大げさではありません。まさに至福の21分間!Starlight Theatre, Kansas City, Missouri, USA 23rd August 2014 こちらも演奏中はオーディエンスノイズも気にならない良好サウンドですが、先の13日の音源に比べるといくぶん軽めのサウンドです。また、拍手の音がワサワサとして若干ですが不自然に感じるのも正直なところ。もっともこのような評価になるのも、先に13日の極上音源を聞いたあとだからと言うこともあり、この日も十分に高音質であることには違いありません。今回のCD化にあたり低音を若干持ち上げました。Verizon Wireless Amphitheater, Maryland Heights, Missouri, USA 24th August 2014 これも13日のライブ同様に超高音質と言えるサウンド。僅かに距離感がありますが、それも13日と比べると、と言うレベルであり、むしろ会場の雰囲気をも捉えた臨場感ではこちらの方が上です。ヘッドフォンで聞くと13日が素晴らしく聞こえますが、スピーカーを通して聞く場合にはこの24日のライブの方が華やかなサウンドに聞こえるのではないかと思え、とにかく、普通に聞く分にはこちらも超極上レベルと言えるます。CD化に際し若干の音量調整のみを施しました。 Greek Theater, Los Angeles, California, USA 13th August 2014 PERFECT SOUND Starlight Theatre, Kansas City, Missouri, USA 23rd August 2014 TRULY AMAZING SOUND Verizon Wireless Amphitheater, Maryland Heights, Missouri, USA 24th August 2014 PERFECT SOUND(53:02) Greek Theater, Los Angeles, California, USA 13th August 2014 01. Intro 02. Rough Boy 03. La Grange / Sloppy Drunk Jam 04. Tush 05. Sixteen Tons Starlight Theatre, Kansas City, Missouri, USA 23rd August 2014 06. Intro 07. La Grange / Sloppy Drunk Jam 08. Tush Verizon Wireless Amphitheater, Maryland Heights, Missouri, USA 24th August 2014 09. Intro 10. La Grange / Sloppy Drunk Jam 11. Tush 12. Sixteen Tons