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Judas Priest ジューダス・プリースト/France 1988

シングルカットもされつつ、ライヴでは激レア曲で終わったチャック・ベリーの名カバー「Johnny B. Goode」。その最高峰版が楽しめる新発掘ライヴアルバムが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1988年5月18日パリ公演」。その絶品オーディエンス録音です。『RAM IT DOWN』に伴う“MERCENARIES OF METAL Tour”はヘヴィメタルの理想郷を体現したツアーとして人気ですが、「Johnny B. Goode」を演奏したのは極わずかなショウだけでした。その辺の事情をご説明するためにも、まずは80年代最後となったワールドツアーの全景から振り返ってみましょう。・4月3日:ウォームアップギグ ・5月7日ー29日:欧州(16公演)←★ココ★・5月31日ー6月10日:西ドイツ(9公演)・6月12日ー22日:英国(9公演)・7月20日ー10月22日:北米(66公演)←※NEW HAVEN 1988 これが“MERCENARIES OF METAL Tour”の全体像。ツアーのメインは北米であり、当店ではその最高峰サウンドボード『NEW HAVEN 1988: PRE-FM MASTER』が大好評を賜っています。しかし、「Johnny B. Goode」を演奏していたのはヨーロッパのみ。しかも、序盤だけであり、西ドイツや英国では記録が残っていない。上のスケジュール言うところの「欧州」までだったと言われています。音の記録となるとさらに限られており、かつてはストックホルム公演『SWEDISH B. GOODE 1988』か、コペンハーゲン公演『THE TREASURE TAPES 1982-1988』だけが知られてきました。最近では発掘も進み、他にフィレンツェ公演やミラノ公演、ズヴォレ公演などのオーディエンス録音も登場したのですが、結局のところ「最高峰テイクはTHE TREASURE TAPES 1982-1988のコペンハーゲン公演」という結論は揺るぎませんでした。ところが、遂にコペンハーゲン公演の王座を揺るがす極上録音が発掘された。それが本作のパリ公演なのです。しかも、本作を記録したのは現在HR/HMコレクターを震撼させている話題の人物でもある。今週はBLACK SABBATHの『DEFINITIVE PARIS 1992』や『WINTERTHUR 1992』といった新名盤が登場しますが、本作も同じ録音家コレクションなのです。実際、そのサウンドは衝撃的。とにかくシャープでクリア、そして鮮明。音色的に空間感覚があるためにサウンドボードと間違えたりはしませんが、微細部まで鮮やかなディテールやパワフルな芯はそんじょそこらのラジオ放送にも負けない。サウンドボードが「ゼロ距離のダイレクト感」だとすれば、本作は「レーザー光線のように空間を貫くダイレクト感」とでも言えば良いでしょうか。ツインの絡みも輪郭までキリッとした絶品サウンドなのです。そんなレーザー・サウンドで描かれるのは、「欧州メタルの理想郷」とも呼ばれる“MERCENARIES OF METAL Tour”のフルショウ。ここでは象徴サウンドボード『NEW HAVEN 1988』と比較しながら整理しておきましょう。70年代クラシックス(6曲)・運命の翼:Victim Of Changes/The Ripper(★)・背信の門:Sinner・ステンド・クラス:Beyond The Realms Of Death(★)・殺人機械:The Green Manalishi (With The Two Pronged Crown)/Hell Bent For Leather 80年代(10曲)・ブリティッシュ・スティール:Metal Gods/Breaking The Law/Living After Midnight・復讐の叫び:The Hellion/Electric Eye/You've Got Another Thing Comin'(★) ・背徳の掟:The Sentinel(★)/Some Heads Are Gonna Roll・ラム・イット・ダウン:Come And Get It/I’m A Rocker/Ram It Down/Heavy Metal/Johnny B. Goode(★)※注:「★」印はサウンドボード・アルバム『NEW HAVEN 1988』で聴けない曲。……と、このようになっています。栄光の歴史を濃縮した名曲群が強烈ですが、実は「ない曲」もポイント。“MERCENARIES OF METAL Tour”でも欧州レッグではアメリカ市場を意識したと言われる『POINT OF ENTRY』『TURBO』の曲がなく、「純ヨーロッパ・ベスト」なセレクトになっているのです。そして、貴重にして美味しすぎる『RAM IT DOWN』ナンバー達。「Johnny B. Goode」を筆頭に「Come And Get It」「Heavy Metal」それに名曲「Ram It Down」と、1988年の限定曲が強力サウンドで楽しめる。「I’m A Rocker」は再編後にも再演しましたが、本作では80年代ならではの元キーでシャープな勇壮感を味わわせてくれるのです。 何はさておいても、最高峰サウンドの「Johnny B. Goode」。そして、欧州メタルの理想を体現したフルショウ。日本では叶わなかった“MERCENARIES OF METAL Tour”を極上体験できるライヴアルバムの大傑作です。メタル者なら絶対不可避の新名盤。最高峰サウンドの「Johnny B. Goode」が楽しめる「1988年5月18日パリ公演」の絶品オーディエンス録音。BLACK SABBATHやIRON MAIDENの超名録音で話題の録音家コレクションから飛び出した新発掘マスターで、とにかくシャープでクリア、そして鮮明。微細部まで鮮やかなディテールやパワフルな芯が素晴らしく、レーザー光線のように空間を貫くダイレクト感が絶大。激レアな「Johnny B. Goode」はもちろん、米国市場を意識したと言われる『POINT OF ENTRY』『TURBO』の曲がなく、「純ヨーロッパ・ベスト」なフルショウを極上体験できてしまう絶対不可避の新名盤です。 Le Zenith, Paris, France 18th May 1988 TRULY PERFECT SOUND★初登場・高音質音源 Disc 1(50:45) 1. Intro 2. The Hellion 3. Electric Eye 4. Metal Gods 5. Sinner 6. Breaking The Law 7. Come And Get It 8. I'm A Rocker 9. The Sentinel 10. The Ripper 11. Beyond The Realms Of Death 12. Some Heads Are Gonna Roll Disc 2(52:26) 1. Audience 2. Ram It Down 3. Heavy Metal 4. Victim Of Changes 5. The Green Manalishi (With The Two-Pronged Crown) 6. Johnny B. Goode★ 7. Living After Midnight 8. Oh Yeah! 9. You've Got Another Thing Comin' 10. Hell Bent For Leather

Judas Priest ジューダス・プリースト/France 1988

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