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Black Sabbath ブラック・サバス/Switzerland 1992

突如として現れ、全世界のコレクターを震撼させている“知られざる名手”。その衝撃を物語る驚異のライヴアルバムが2作同時リリース決定です。その衝撃作の主役はBLACK SABBATHの“DEHUMANIZER Tour”。2CD『DEFINITIVE PARIS 1992』が登場しますが、本作はその姉妹篇。同録音家コレクションによる「1992年9月14日ヴィンタートゥール公演」の超極上オーディエンス録音です。『DEFINITIVE PARIS 1992』の前日にあたるわけですが、一応ここでもツアー・スケジュールで振り返っておきましょう。《6月22日『DEHUMANIZER』発売》・6月23日ー7月4日:南米(9公演)・7月24日ー8月9日:北米#1(13公演)←※DEFINITIVE BOSTON 1992・8月15日:SUPER ROCK MANNHEIM出演・9月1日ー25日:欧州(12公演) ←★ココ★・10月12日ー11月13日:北米#2(24公演)《11月13日:ロニー離脱/ロブに交代》・11月14日+11月15日:オジーの引退公演に出演【新たに現れた驚異の達人コレクション】これが1992年のBLACK SABBATH。南北アメリカ大陸を主軸にしたツアーだったわけですが、秋にはヨーロッパも巡業。本作のヴィンタートゥール公演は「欧州」レッグの8公演目にあたるコンサートでした。1992年ヨーロッパと言うと、“MONSTERS OF ROCK tour”のイタリア公演プロショットも有名ですが、本作はその2日後です。ちなみにサバスがMORツアーに参加したのはイタリアの1公演だけ。実際、この日はバルセロナでMOR公演が開かれていましたが、サバス(と前座のTESTAMENT)はスイスだったわけです。そんなショウで記録された本作は「超」付きの極上オーディエンス録音。このショウ自体は既発『DEHUMANIZING SWITZERLAND』もありますが、本作はまったくの別録音。同時リリースとなる『DEFINITIVE PARIS 1992』と同じ録音家が公表した真っ新の初登場録音なのです。クオリティ自体は完全に同格。芯はド密着で極太ですし、セパレート感もディテールの細やかさもサウンドボード超名盤『DEFINITIVE BOSTON 1992: PRE-FM MASTER』にも負けていません。違うと言えば、ニュアンス。『DEFINITIVE PARIS 1992』はモロにサウンドボード的だったのに対し、本作はわずかながらホール鳴りが吸い込まれている。この差は、恐らく会場でしょう。パリ公演は約1,400人規模だったのに対し、本作の現場は3,000人規模。日本で言うところのZepp東京や大阪フェスティバルホールくらいの会場なのです。しかし、本作のスペクタクル感が劣っているわけではない……と言いますか、人によってはパリ公演よりも好まれることでしょう。ホンのさり気ないホール鳴りは演奏音に厚みだけでなく、金属光沢まで宿らせているからスゴイ。とにかくギターリフもベースランも艶ッ艶のテラッテラに輝いている。その上でシャープなエッジには些かの丸みもないため、ホール鳴りによって鋭利感が増してさえいるのです。この感覚は『HEADLESS CROSS』や『TYR』を思い出していただけるとご想像いただけるかも知れません。あの絶妙なエコーがあるからこそ、2大名盤は荘厳で雄大。そして演奏の重みが「重量感」ではなく「重厚感」に転化していました。【重厚・壮麗サウンドで生まれ変わった名曲群】そう、本作の真価は『HEADLESS CROSS』や『TYR』ような雄大サウンドでロニー時代の名曲群を味わえるところにあるのです。ここで、その名曲群も整理しておきましょう。70年代ナンバー(4曲)・黒い安息日:Black Sabbath・パラノイド:War Pigs/Iron Man/Paranoid 80年代ナンバー(5曲)・へヴン&ヘル:Children Of The Sea/Die Young/Heaven And Hell/Neon Knights・悪魔の掟:The Mob Rules ディヒューマナイザー(5曲)・Computer God/Time Machine/I/Master Of Insanity/After All (The Dead)……と、このようになっています。後のHEAVEN & HELLプロジェクト違ってオジー時代の曲も歌っており、レア曲「Master Of Insanity」も披露してくれる。まぁ、ざっくばらんに言って『DEFINITIVE PARIS 1992』『DEFINITIVE BOSTON 1992』とセット自体は同一だったりするのですが、これが「雄大なくせに超クリア」な奇跡サウンドで描かれるとまるで違う醍醐味を醸す。時代柄あり得ない話ですが、「もしDEHUMANIZERがTYRサウンドだったら……」と妄想せずにはいられない重厚・壮麗サバスが楽しめるのです。分かりやすさ、驚きで『DEFINITIVE PARIS 1992』がプレス化となりましたが、噛みしめるほどに未知の旨みが滲みが滲み出すのはむしろ本作。ディープなサバス・コレクターの方ほど新鮮に感じていただけるであろう、衝撃の新発掘アルバム。「1992年9月14日ヴィンタートゥール公演」の超極上オーディエンス録音。プレス2CD『DEFINITIVE PARIS 1992』と同録音家による初登場録音で、ややホール鳴りを吸い込んでいるものの、本作も超絶級。しかも、その仄かな鳴りが演奏に厚みだけでなく、金属光沢まで宿らせているからスゴイ。とにかくギターリフもベースランも艶ッ艶のテラッテラに輝いている。その上でシャープなエッジには些かの丸みもないため、鋭利感が増してさえいる。この感覚はまるで『HEADLESS CROSS』や『TYR』。絶妙なエコーがあるからこそ荘厳で雄大。そんな重厚系サウンドでロニー時代を総括してくれる、マニアにこそ凄みが実感できる奇跡のライヴアルバムです。 Live at Eulachhalle, Winterthur, Switzerland 14th September 1992 TRULY PERFECT SOUND★初登場・高音質音源 Disc 1(55:04) 1. E5150 2. The Mob Rules 3. Computer God 4. Children Of The Sea 5. Time Machine 6. War Pigs 7. I 8. Die Young 9. Guitar Solo 10. Black Sabbath Disc 2(42:11) 1. Master Of Insanity 2. After All (The Dead) 3. Drums Solo 4. Iron Man 5. Heaven And Hell 6. Neon Knights 7. Paranoid / Heaven And Hell (Reprise) Ronnie James Dio - Vocals Tony Iommi - Guitar Geezer Butler - Bass Vinny Appice - Drums Geoff Nicholls - Keyboards

Black Sabbath ブラック・サバス/Switzerland 1992

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