ジャズの本場アメリカに於ける画期的な変革期元年と言える、ニュー・ジャズの「十月革命」と言われる1964年ニューヨークでの“ジャズ・コンポーザーズ・ギルド”の発足から約1年半後の1966年には、新しいヨーロッパ・ジャズを牽引していたドイツでも“ニュー・ジャズ・アーティスト・ギルド”が結成され、ドイツのみならずヨーロッパ各地からジャズの革新を目指す意欲的なジャズメンが総て結集し、様々な歴史的コンサートがドイツ中心に“ギルド”のメンバーにより華々しく開催される。その中でも、この年の12月に初めて催され現在まで続く長い歴史を誇る最重要コンサートの筆頭が、この“バーデン・バーデン・ニュー・ジャズ・ミーティング”なのです!毎年、ファン垂涎、卒倒間違いなしの、一人一人が一国の主な、これでもかの豪華メンバーが結集したラインナップを誇り、ジャズという垣根を超えて真の創造的な音楽だけを突き詰めるイベントで、その圧倒的な内容は押して計るべし…今回はそのバーデン・バーデンでの1977年のタイトルが、極上高音質サウンドボード収録にて初登場!昨年同レーベルよりリリースされていた“ニュー・ジャズ・ミーティング 1977 イン・ジャーマニー”の続編で、こちらもジョニー・グリフィン、トーマス・スタンコ、アルバート・マンゲルスドルフ、ジョン・サーマン、スタン・トレイシー、アッティラ・ゾラー、バール・フィリップス、スチュ・マーティン、カーリン・クローグ他、やはりとんでもないメンバーによる素晴らしすぎるパフォーマンスを収録しています!アメリカで生まれたジャズは、60年代までは確かにアメリカの時代だった…が、70年代以降はヨーロッパの時代なのだと思わせる説得力と内容を誇る極上アイテムです! Live at Kurfurstliches Schloss,Mainz,Germany December.1.1977 1. Beans Dance 2. Number Three 3. Things are Getting Better 4. When We Were One 5. For Export Only 6. Aer 7. Moto Barre 8. Number Two (inc.) Tomasz Stanko - Trumpet Albert Mangelsdorff - Trombone Johnny Griffin - Tenor Saxophone John Surman - Soprano Saxophone Stan Tracey - Piano Attila Zoller - Guitar Barre Phillips - Bass Stu Martin - Drums Karin Krog - Vocal