世界樹のマニア/コレクターから「プリースト最強のオーディエンス録音」「ヘヴィメタル実況の最高傑作」と絶賛を集めた伝説盤が奇跡の入荷! いきなりメーター上がってしまって、申し訳ありません。しかし、本作を霊性に紹介するなど不可能です。何しろ本作は1バンド「JUDAS PRIESTの傑作」という次元を遙かに超越している。音楽ジャンル「ヘヴィメタル」と観客文化「オーディエンス録音」の双方にとって記念碑となるライヴアルバムなのですからっ!……すみません。本当に頭を冷やして、イチからちゃんとご紹介します。本作に永久保存されているのは「1984年9月13日:日本武道館」公演。そう、大名盤『DEFENDERS OF THE FAITH』を引っさげて行われた来日公演を真空パックした超絶級オーディエンス録音です。ますは、その記念碑的ツアーを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。・9月6日:宮城県スポーツセンター・9月7日:NHKホール ・9月8日:愛知厚生年金会館・9月10日『METAL CONQUEROR IN OSAKA』・9月13日:日本武道館 ←★本作★【全世界のマニアを震撼させたカリスティック・サウンド】以上、全5公演。本作の日本武道館公演はその千秋楽であり、鋼鉄神にとっての初武道館でもありました。さらに言いますと、日本はプリースト史上最高と言われた究極ツアー“METAL CONQUEROR Tour”の最終公演地。つまり、本作こそが絶頂時代のラスト・ショウだったわけです。ショウの存在からしてスペシャルだらけですが、本作の真価はそこではなくサウンドにあるのです。2010年に当店の独自ルートで発掘されたオリジナル音源なのですが、これがもう、凄いなんの。一言で「まるでサウンドボード」と言うことは出来ますし、いつものように「極太の芯が……」「細やかなディテールが……」「ゼロ距離な密着感が……」と語る事も出来る。しかし、それでは本作の本当の凄みが分かっていただけない。そりゃあもう、とんでもなくクリアですし、FM放送みたいですよ。でも、そういう事じゃない。沸き立つ拍手や喝采の現実感、そのオーディエンス・ノイズの一粒一粒に至るまで艶やかな美しさ、すべてを蹂躙するほど力強く、それでいてキチンと同じ空間に共存している演奏やヴォーカル……。何と言いますか、単に「良い音」という次元を超え、スピーカーからオーラが吐き出されているようです。そして、このサウンドは全世界のコレクターをノックアウト。「こんなオーディエンス聴いた事がない」「プリースト全史でベストだ」と言葉を尽くした絶賛が飛び交ったのです。【大名盤と連動した究極セットと千秋楽の大熱演】しかし、いかに音が良かろうとショウがダメでは「最高傑作」とは呼ばれない。本作はカリスマ・サウンドで描かれるショウも奇跡の産物なのです。そもそも“METAL CONQUEROR Tour”が「最高のツアー」と呼ばれる由縁は、特別すぎるセットにある。良い機会ですので、ここで整理しておきましょう。背徳の掟(8曲+α)・Love Bites/Jawbreaker/Some Heads Are Gonna Roll/The Sentinel/Rock Hard, Ride Free/Night Comes Down/Heavy Duty/Defenders Of The Faith/Freewheel Burning ブリティッシュ・スティール(4曲)・Grinder/Metal Gods/Breaking The Law/Living After Midnight その他(7曲+α)・運命の翼:Victim Of Changes・背信の門:Sinner ・殺人機械:The Green Manalishi (with the Two-Pronged Crown)/Hell Bent For Leather・黄金のスペクトル:Desert Plains・復讐の叫び:The Hellion/Electric Eye/You've Got Another Thing Comin' ……と、このようになっています。『DEFENDERS OF THE FAITH』のうち「Eat Me Alive」以外の全曲をブチかますフルショウ。『DEFENDERS OF THE FAITH』自体がヘヴィメタルの象徴作でもあるわけですが、それ以上に重要なのは「そこまでやる自信」。普段なら新曲は数曲だけというバンドがほぼ全部披露するほど、出来にも客受けにも手応えを感じている。単に良い曲の数ではなく、全盛期でしかあり得ない大胆さが眩しいのです。そして、そんな絶頂ツアーでも本作は全世界千秋楽。『UNLEASHED IN THE EAST』を例に挙げるまでもなく、日本は世界で最初にJUDAS PRIESTを認めた国であり、5年のオアズケを食らった日本人の歓待を目の当たりにしたテンションは天井知らず。しかも、最終日となれば明日の調子の心配もなく、たとえノドを潰すほど叫んでもオフが待っている。そんな状況が生み出した思い切りの良さは凄まじく、まさに全曲が全力投球。これで悪いショウになるハズがないのです。一大全盛のグロリアスなムード、極めつけの大胆セット、千秋楽だからこそ大熱演、そしてカリスマのサウンド……まさしくすべてが噛み合った奇跡のライヴアルバムです。確かに“METAL CONQUEROR Tour”には究極的なフル・サウンドボードも存在します。しかし、そんな事は問題ではない。例えば、マイク・ミラードが遺したBLACK SABBATHの『LONG BEACH ARENA 1975』。例えば、日本との初対面を名門キニーが記録したIRON MAIDENの『TOKYO 1981 1ST NIGHT』。同じツアーに決定的サウンドボードが残っていようとも、それ以上の賞賛を集めるオーディエンス録音はある。本作は、そのJUDAS PRIEST篇でもあるのです。繰り返します。本作が立つ地平は「1バンドの傑作」という次元を超え、音楽ジャンル「ヘヴィメタル」の記念碑であり、「オーディエンス録音」という文化の金字塔です。Live at Budokan, Tokyo, Japan 13th September 1984 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 1. Opening 2. Love Bites 3. Jawbreaker 4. Grinder 5. Metal Gods 6. Breaking The Law 7. Sinner 8. Desert Plains 9. Some Heads Are Gonna Roll 10. The Sentinel 11. Rock Hard, Ride Free Disc 2 1. Night Comes Down 2. The Hellion / Electric Eye 3. Heavy Duty / Defenders Of The Faith 4. Freewheel Burning 5. Victim Of Changes 6. The Green Manalishi 7. Living After Midnight 8. Hell Bent For Leather 9. You've Got Another Thing Comin' Rob Halford - Vocals Glenn Tipton - Guitars K.K. Downing - Guitars Ian Hill - Bass Dave Holland - Drums