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Alcatrazz アルカトラス/CA,USA 1983 Upgrade

「イングヴェイ時代の3大サウンドボード」として名高い名録音のアップグレード・マスターが新発掘。オフィシャル版も凌駕する頂点サウンド登場です。その「3大サウンドボード」とは、伝統の日本公演オフィシャル『LIVE GAMES』でもお馴染みのクリーヴランド公演、そして本作。「1983年10月31日リシーダ公演」のステレオ・サウンドボード録音です。このショウは古くから名物番組“CAPTURED LIVE!”で放送された事でも知られ、現在ではオフィシャル盤『LIVE '83』でも広く知られるようになった大定番。本作は、そのリマスター再発。。。ではなく、新発掘された最高峰更新マスターなのです。【プレFMの史上最高峰マスターが新発掘】そんな本作の正体は、名門「Krw_co」が発掘したプレFMマスター。従来のようなエアチェックではなく、電波に乗る前のサウンドを永久保存した1枚なのです。ただし、ここでポイントが1つ。本作はプレFMではあっても放送原盤LPそのものではなく、そこからコピーされたリール・マスターからデジタル化されているのです。70年代ヴィンテージ系では常識になっていますが、古い記録は大元がベストとは言い切れない。テープであれば経年劣化でヨレたり張り付いたりするケースがありますし、LPであっても盤質によってはコピー・テープの方が良い音を保存している事も珍しくないのです。もちろん、何世代もダビングを経ていたら論外ですが、本作は当時リール・コピーされた1stジェネ。この世に無傷の原盤LPが残っているのかどうかは神のみぞ知るところではありますが、少なくとも過去最高のサウンドがデジタル化されたことに間違いはないのです。「ちょっと待て。『LIVE '83』で公式化されているだろ?」と思う方もいらっしゃるkも知れませんが、それは論外とさせていただきたい。昨今は伝統サウンドボードの公式化も珍しくなくなりましたが、中には時代遅れのブートレッグをコピーしただけ粗悪品も多い。『LIVE '83』はそこまで酷くはないものの、当店の従来盤『IMPRISONMENT FOR LIVE』より音圧が高いかな……というレベル。今回のアップグレードとは比較にならないのです。実際、本作から流れ出るのは未体験の領域。従来盤ではカットされてきたDJが全部残っている事からも素性は明らかですが、やはり肝心要はサウンド。ナチュラルにして猛烈にタイト。(公式盤を含む)従来盤に感じられた揺れやヨレがほとんど消え去り、隅々まで美しい。そして、それ以上に驚きなのが芯の密度。サウンドボードですから従来盤でもゼロ距離・ド密着だったものの、本作を聴いた後ではスカスカにさえ感じる。それほどまでに本作の芯はパンパンに詰まっている。ここでカン違いしないでいただきたいのは、リマスターによる音圧稼ぎの話をしているのではありません。実際、本作のアタック音にはトゲトゲしさ皆無で耳に痛い要素ゼロ。「押しの強さ」ではなく、微細部まで綺麗に残されているからこその「高密度感」なのです。このアップグレード感を公式スタジオ作の世界で喩えるなら、モービル・フィディリティやニンバス・スーパーカットのような高音質CDに近い。大元マスターが記録していたサウンドをいかに精緻に、微細部まで再現してデジタル化するか。本作から流れ出るのは、そんな地平で語られるべきサウンドなのです。そんな至極のサウンドで描かれるのは、3大サウンドボードでも最も歴史的なショウ。その意味をご説明するためにも、ここで当時のスケジュールを紐解いてみましょう。 1983年・9月1日+12日:ロサンゼルス(2公演)《10月15日『NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL』発売》・10月31日:ロサンゼルス公演 ←★ココ★・11月18日:サンフランシスコ公演・12月21日:ハンティントン・ビーチ公演・12月26日:ミルウォーキー公演 1984年・1月24日ー29日:初来日(5公演)←※公式映像・2月19日ー4月21日:北米#1(11公演)・5月23日ー7月8日(?):北米#2(19公演)←※LIVE GAMES《イングヴェイ脱退→ヴァイ加入》・7月13日:カリフォルニア公演・10月3日ー11日:日本#2(5公演)【ギター大革命の最初の一歩とも言える歴史的サウンドボード】これが1983年/1984年のALCATRAZZ。実のところ、イングヴェイ・マルムスティーンやマイケル・シェンカーは世界的な検証が進んでおらず、当時の記録も拙いものばかり。上記も矛盾のある複数の資料を組み合わせていますので、公演数などの細部は信じないでいただきたいくらいです。ともあれ、どの資料を漁っても本作が始動直後なのはほぼ間違いなく、3大サウンドボードでも最古(この音源は一部で“1984年3月29日”とも言われていますが、放送日という説が有力です)。つまり、この放送によって世界中がイングヴェイを知った。もちろん、すでに『NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL』もリリースされていたわけですが、あくまで興味のある人だけが買った。それに対し、この放送は普通のロックファンにも「なんだコレは!」「イングヴェイって誰だ!?」を叩きつけた。そんな歴史的サウンドボードなのです。そして、ショウ内容もその黎明の刹那を証明するもの。まずはセットですが、3大サウンドボードでも一番長尺な『LIVE IN JAPAN 1984 (Complete Edition)』と比較して整理してみましょう。NO PAROLE FROM ROCK 'N' ROLL・Too Young To Die, Too Drunk To Live/General Hospital(★)/Kree Nakoorie/Island In The Sun/Hiroshima Mon Amour/Suffer Me/Jet To Jet その他・Evil Eye/Since You Been Gone/Desert Song ※注:「★」印は『LIVE IN JAPAN 1984 (Complete Edition)』でも聴けない曲。……と、このようになっています。最大のポイントは「General Hospital」。本稿に目を留められた方ならご存知と思いますが、この曲は他2種のサウンドボードだけでなく、オーディエンス録音でも残っていない。リシーダ公演だけの超激レア曲でして、その最高峰を更新したという事は、イコール本作こそが史上最高の「General Hospital」でもあるわけです。そして、そのセットを紡ぐパフォーマンスも強烈無比。日本公演では酔っぱらってヨレヨレだったグラハムが絶・絶好調! ハイノートも綺麗に伸び、ド迫力なのに美しい歌い上げを聴かせる。特に強烈なのが「Desert Song」。ここでグラハムはフェイクするのですが、声が出なくて低く下げるフェイクではない。気持ちよさげにさらに高く上げて歌っているのです。そんなグラハムに触発されたのか、この曲ではイングヴェイもブッ飛んでいる。本作では全編・全曲で神懸かっているわけですが、この曲のソロの「天翔け感」はハンパない。「イングヴェイの全記録・全ソロでもベスト」と断言するマニアもいる(同意できるほどの知見がないので反論もできませんが)ほどの超絶な名ソロを繰り出しているのです。「ロックギター奏法」の概念自体をひっくり返してしまった弱冠二十歳のイングヴェイ・マルムスティーン。そして、日本公演とは次元の違うノドを見せつけていた絶好調のグラハム・ボネット。両雄がもっとも眩しく輝いていたサウンドボードがアップグレードを果たした歴史的事件盤です。「1983年10月31日リシーダ公演」の超極上ステレオ・サウンドボード録音。公式『LIVE '83』でも広く知られるようになった大定番ですが、本作は新発掘されたプレFMマスターによるアップグレード盤。従来盤ではカットされてきたDJも全部残っていますが、それ以上なのがサウンド。ナチュラルにして猛烈にタイトで、従来盤のような揺れやヨレが一掃され、芯の密度もアップしています。この録音しか残っていない激レアな「General Hospital」や超名演で知られる「Desert Song」など、ギター大革命の第一歩を史上最高サウンドで楽しめる歴史的な新名盤です。Live at Country Club, Reseda, CA, USA 31st October 1983 STEREO SBD*UPGRADE!!! (48:59) 1 Jim Ladd Intro 2 Too Young To Die 3 General Hospital 4 Kree Nakoorie 5 Island In The Sun 6 Evil Eye 7 Jim Ladd talks 8 Since You Been Gone 9 Hiroshima Mon Amour 10 Jim Ladd talks 11 Suffer Me 12 Desert Song 13 Jet To Jet 14 Jim Ladd outro Graham Bonnet - Vocals Yngwie Malmsteen - Guitar Jimmy Waldo - Keyboards Gary Shea - Bass Jan Uvena - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING(UPGRADE!!!)

Alcatrazz アルカトラス/CA,USA 1983 Upgrade

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