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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/MI,USA 1977 Upgrade

レッド・ツェッペリン1977年アメリカ・ツアー、ファースト・レグの最終日であった4月30日はポンティアック・シルバードーム。それまでのアメリカのロックコンサートの観客動員数の記録を塗り替えたマンモス・コンサートという輝かしき栄光の反面、巨大な屋内会場ということが災いし、案の定この日の現存する唯一のオーディエンス録音は遠めな音像。それでも「HOT RODS IN PONTIAC」というアイテムが過去にリリースされた実績があったものの、カセット・トレードにありがちなダビングを重ねたからこそ生じてしまったジェネ落ち感やピッチの狂いなどが合わさって、ただでさえマニア向けな音源のハードルが上がってしまったのです。それから20年以上もの歳月を経て本音源の「2nd gen.」というバージョンがネット上に出現、それを元にして今から三年前にリリースされたのが「PONTIAC SILVERDOME 1977」でした。初めてピッチも正確に収録され、マニアからはようやく「聞けるポンティアック77が登場した」と高く評価されたものでした。ところが先月、突如ポンティアック77の別トランスファー・バージョンがネット上に現れて世界中のマニアを驚かせました。というのもカセットのインフォメーションが思いのほか淡白で(笑)ジェネに関しては「不明」とされていたという。ところが、いざ蓋を開けてみれば先の「2nd gen.」よりもはっきり音質が向上していたのです。そんなニューバージョンが音源の情報も少なめ、しれっと登場したというだけでも十分に驚かされますが、それを公開してくれたのが今年「ATLANTA POP FESTIVAL 1969」やジミーの「ARMS LOS ANGELES 1983」といった驚きの音源ばかりを発掘し続けてくれている“Dogs of Doom”チームともなれば納得というもの。もちろん今回もマニア向け音源であることは変わりないのですが、それでも音質は一気に向上。同チームは公開に際してノイズの除去を始めとした若干の調整を加えた…とのことですが、これはもう元の音源自体の状態が良いからこそ実現したアッパー感。もし今回のバージョンと「PONTIAC SILVERDOME 1977」(以下“既発盤”と称します)を聞き比べてみれば、一聴して解るほど大きな違いが生じている。まず既発盤にあった「ジリジリ」としたノイズや歪みがなく、さらにヒスノイズも大幅に減少。例えば「No Quarter」におけるジョンジーのピアノ・インプロの場面や「Ten Years Gone」の前半といった演奏が静かな場面ですと、既発盤はかなり大きめなヒスノイズが乗ってしまっていた訳ですが、今回のバージョンでは一掃。そもそも音質自体がまったく違っていて、全体を通して粗くざらついた質感だった既発盤に対し、今回は極めてナチュラルかつウォーミーな音質へと豹変。その自然な聞き心地もまた音源自体の状態が良くなければ感じられないものかと。他にも既発盤においてオープニング「The Song Remains The Same」において1:59辺りでモノラルに落ちてしまうトラブルはありませんし、何より既発盤と比べて収録時間が伸びた個所が随所にある。そもそもバンドがステージに登場する前の場面からして8秒も長い。しかし極めつけはボンゾの「Over The Top」。既発盤ではエンディングに向かう前のエフェクトが加えられたドラム・ソロの終盤部分で録音が終わり、そこからプラントがボンゾを称えるMCへと繋げられていたのでした。ところが今回は欠けていたエンディング部分もしっかり収録されている、つまり完全収録となったのです!なるほど既発部分ではこのカットからプラントのMCへの流れが巧みに繋げられていたのだとも再認識させられることでしょう。既発盤のリリース時にも触れましたように、この日はファーストレグの最終日という事からプラントのテンションの高さが際立ったショーでもあった。ライブの開始直後から大会場に詰め掛けたオーディエンスに向けて積極的に語り掛けている。それに加えて力をセーブしなくていい最終日という要素が重なり、それこそファーストレグでは一番の熱唱ぶりが今回のアッパー版によって一段とリアルに伝わってくるようになりました。それでも巨大な会場、おまけにアメリカでのライブという事情が重なって「Going To California」や「Stairway To Heaven」などでは無粋なことに爆竹が鳴らされてしまう。それでもプラントを中心としてテンション高めに乗り切っており、その最たる例がこの日の名演である「Kashmir」だったのでしょう。それに距離感のある音像だからこそ(皮肉ではありますが)この時期特有なジミーのプレイの粗が気にならないというメリットもあり「Ten Years Gone」もファーストレグの名演と呼んでいいかもしれません。そして広大な会場故、会場内に設置されたスクリーンに映すべくステージが撮影されたことは残されている写真が証明しています。1977年にもなると会場内に設置されたスクリーンやプロジェクターにステージ上の様子を映すシステムがアメリカのアリーナで増え始め、この日からランドーバーのキャピトル・センターまでは確実にそうした撮影が行われていました。つまり7月のシアトル以外にも77年ツアーのプロショットが存在する公算は非常に高い。こうした装置が必要なほど大きな会場で敢行されたライブを捉えた音像が遠めのオーディエンス録音だったことに加え、さらに音源の状態が聞きこむ際のハードルを上げてしまっていたポンティアック77ですが、さすがは“Dogs of Doom”チームによる今回のバージョン、マニアなら一聴して解るほどのアッパーぶりは絶対に驚かされるはず!(リマスター・メモ)ピッチは合ってるので全体の音圧を上げたのみです。Live at Pontiac Silverdome, Pontiac, Michigan, USA 30th April 1977 PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (66:27) 1. Intro ★冒頭8秒長い 2. The Song Remains The Same 3. The Rover Intro/Sick Again 4. Nobody's Fault But Mine 5. In My Time Of Dying 6. Since I've Been Loving You ★終演テープチェンジ後の歓声が6秒長い 7. No Quarter Disc 2 (46:14) 1. MC 2. Ten Years Gone 3. The Battle Of Evermore 4. Going To California 5. Black Country Woman 6. Bron-Y-Aur Stomp 7. White Summer 8. Black Mountain Side 9. Kashmir Disc 3 (63:30) 1. Over The Top ★終盤70秒長い *重要ポイント 2. Guitar Solo 3. Achilles Last Stand 4. Stairway To Heaven ★終演後の歓声が120秒長い 5. Rock And Roll 6. Trampled Underfoot ★最後が40秒長い

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/MI,USA 1977 Upgrade

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