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Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Switzerland 9.26.1973 Late Show Upgrade

1973年ヨーロッパ・ツアーから9月のベルン二日目、しかもセカンドショーと言えば今から十年前にオーディエンス録音が発掘されて世界中のマニアを喜ばせたものでした。それも二種類の音源が存在していたことが明るみになったことがまたマニアを驚かせたのですが、その内の一つ「recorder 1」は当時「BEFORE THE AFFAIR」としてリリース。モノラルのビンテージ感が漂う音源でしたので、同レーベルはリリースに際して、当然イコライズを施しています。それはいくつかの場面で気になった録音者の周りで起こる手拍子を削除したというもの。2013年の基準からするとこの処理は悪くなく、むしろせっかく手を加えて聞きやすくしてくれたのに、肝心の高いピッチがそのままでリリースされてしまった点が惜しまれました。そんな「BEFORE THE AFFAIR」を元にしてこの問題を解消し、さらに聞きやすい状態にて収録してみせたのが「BERN 1973 2ND NIGHT SECOND SHOW」。元はGodfather盤と同じマスターながら、正確なピッチで聞けるというアドバンテージは大きく、大好評の内にSold Outとなった隠れ名盤と言っていいでしょう。ところがベルン二日目、セカンドショーの「recorder 1」音源はその後に新たなアイテムが登場せず、むしろ「BERN 1973 2ND NIGHT SECOND SHOW」亡き後、実質的に入手困難になってしまうという意外な状況へと陥ってしまいます。すべての音源が安定供給されるべきだと言っても過言でないヨーロッパ73年において、これを由々しき事態と呼ばずして何と言うのでしょう。もちろん「recorder 2」を用いたDACの「SWISS MADE VOL.2」によって公演自体は聞くことが出来たのですが。この「recorder 1」はモノラルながらミックの歌声を中心としてかなり大きな音像で捉えてくれているのが大きな魅力で、ヨーロッパ73音源の中でも間違いなく上位にランクされるべき音源。それだけに現行アイテムが存在しなくなって久しいという現状がありえない訳ですが、それと同時に10年前にリリースされた「recorder 1」アイテムが今となっては時代を感じさせる状態で収録されていたのも事実。先に触れた「近くで鳴る拍手を削る」イコライジングですが、たしかに目立つ拍手が抑えられていた反面、その処理を施した個所にシュワシュワ、パシャパシャとしたイコライズ感が生じていたものです。当時は拍手が目立たなくなったメリットの方が大きく感じたものですが、それこそ2013年のテクノロジーの限界でもあった。よって「recorder 1」を収録した新たなアイテムの登場が早急に求められていた反面、先の理由から「BERN 1973 2ND NIGHT SECOND SHOW」(以下「既発盤」と称します)を使った再発というのはありえない。そこで今回はネット上にある元音源に遡ってGraf Zeppelinがオーバーホールを敢行。ビンテージなモノラル音源の緻密なアジャストには定評のあるGraf Zeppelinですので、今回は2013年版に感じられなかったどっしりとしたモノラル本来の聞き応えが蘇ります。ここだけ取ってみても、過去のアイテムとの違いがはっきり現れている。ましてや10年前のリリースがイコライズ・レーベルの大家Godfatherですので、今回の方がはっきりナチュラル。それでいて既発盤はイコライズを加えたことで元々あったヒスノイズがより目立ってしまった個所が多々見られましたが、そうしたムラもない。そして何よりも手拍子を削る処理がない原音そのままの状態ですので、いよいよナチュラルさが際立ちます。確かに「Angie」の終演後など、大ヒットしていた新曲を聞けた喜びからテーパーがうっかりマイクに当たってるのも忘れて拍手してしまった音がボコボコと入ってしまいますし、ライブ終盤「Jumping Jack Flash」ではミックの歌パートが終わる度に手拍子が大きく入る。その点、既発盤の処理も間違いではなかったのですが、それ故に生じた不自然さで相殺されてしまった感も否めない。やはり原音を活かした収録の方が吉と出るもの。もちろん演奏の方は悪いはずのないヨーロッパ73。この日のミック・テイラーはオープニングの「Brown Sugar」でソロの弾き始めこそフレーズの乗り切れなさがが漂っていたものの、次の「Gimme Shelter」でヨーロッパ73ならではのテイラー節が一気に炸裂。さらには「Dancing With Mr. D」でも見事なフレーズを構築。本当にこのツアーのテイラーはスペシャルなものがある。さらにミックがライブの全編を通して力強いシャウトを利かせてくれるところも本ツアーの魅力な訳ですが、この「recorder 1」は彼の歌声を大きな音像で捉えてくれているおかげで圧巻の迫力。また20日前のケルンでは「Honky Tonk Women」においてキースが弾くイントロに導かれてメンバー紹介が行われるというパターンが試みられていた訳ですが、この日はメンバー紹介の代わりにチャーリーのリズムを皮切りに同曲が始まるという、ケルンの名残のようなイントロが試みられたのが非常にレア。十分にステージ映えするライブ用イントロのように思えたのですが、それが定着することはありませんでした。このようにヨーロッパ73音源の中でも比較的最近発掘された音源でありながら、それでいて入手困難になって久しかったベルン二日目のセカンドショー。既発盤がベストとは呼べなくなってしまったこの時の経過に相応しい、ナチュラルな状態で収録された新たな決定版が遂に登場します。(リマスター・メモ)2013年頃に出た「Bern 1973 2nd Night Second Show」の、いわばリベンジ盤と言った趣のタイトル 今回は同じソース(Audモノ音源)ですが、GR盤のコピーではない枝葉違いのネット音源を元にしています。後述のとおりイントロ部は別ソースの補填をしてるため、分からなくなってますが、元々2秒ほど前回盤より本盤のがアタマが長かった。位相修正と、片chの音切れなど補正のうえで最終的にMono化。位相ズレもないスッキリした定位に。帯域調整。低域と中域を中心に嫌みのない範囲で調整。前回盤(及びGR盤)では、全般においてオーディエンスの拍手の音が削り取られていた。今回盤は、そのような処理のなされていない、純正のありのままの音。もっとも、拍手がパチパチ入るか入らないかで好みの問題はあるところではありますが、ここではリアルの実際の現場の出音を重視。なお、前回盤ではそれら拍手類の削除痕があるため、削除痕箇所には縄跳びの音のようなフォンフォン、パシャパシャした浮遊感のある音が残っている。Midnight Ramblerにて本ライブ唯一の曲中カットがあり、欠落部は同日の別ソースから改めて補填。聴感上の違和感はないと思います。ただし、この別ソースの補填パート中にも曲中カットが実は存在してまして(本盤ランブラーの5:24付近)、これは既発の前回盤やGR盤をチェックしても該当箇所は上手くクロスフェードがなされているのです。前後しますが、ライブイントロ部もミックの叫び声が絡む箇所がありますので別ソースで出だし18秒ほどを補填。 素晴らしい音質です。これは驚かれると思います。全てのファンに聴いて頂きたい、新たな傑作タイトルの登場です。Live at Festhalle, Bern, Switzerland 26th September 1973 (Late Show) PERFECT SOUND(UPGRADE) (72:47) 01. Introduction ★0:00-0:18別ソースで補填 02. Brown Sugar 03. Gimme Shelter 04. Happy 05. Tumbling Dice 06. Star Star 07. Dancing With Mr.D 08. Angie 09. You Can't Always Get What You Want 10. Midnight Rambler ★5:10 - 5:56 別ソースで補填 11. Honky Tonk Women 12. All Down The Line 13. Rip This Joint 14. Jumping Jack Flash 15. Street Fighting Man

Rolling Stones ローリング・ストーンズ/Switzerland 9.26.1973 Late Show Upgrade

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