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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/CA,USA 3.27.1975 Source2

遂に今回ZEP75年LAフォーラム二日目のマイク・ミラードによる驚愕録音のマスターがリリースされる訳ですが、そこから遡ること数週間前、ここ最近のZEPレア音源界を独走する「The Dogs of Doom」チームがLAフォーラム最終日の新音源を静かに公開してくれていたのです。これまで75年LAフォーラム最終日と言えば、マスターの公開が待たれるミラード録音に加えて別の音源も発掘されており、今回は「recorder 3」の登場という事に。もちろん音質的にはミラード録音の圧勝な訳ですが、今回の新マスターはモノラルながらも意外なほど聞きやすいクオリティ。少なくとも「recorder 2」よりははるかに聞きやすく、もしこの日の音源が今回のバージョンだけしか存在していなかったとしたら十分にイケたのではないかと思えるほど。天下のミラード録音と比べれば距離感のあるビンテージ・オーディエンスではあるのですが、それでいて「recorder 2」ほど音像が遠くないというのが聞きやすさの秘訣。特にボンゾのドラムはかなり迫力のある音像にて捉えてくれている。よって将来ミラード・マスターが発掘されたとすれば、格好の補填要員となることでしょう。ジミー手の負傷、ロバートの風邪という状況から始まった75年アメリカ・ツアーも何とか遂行できたということから、いつも以上にツアー最終日への気合が溢れているのもこの日の特徴だといえ、ショーの内容や雰囲気が25日とは全然違う点も聞きどころかと。その最たる例が本来なら演目に入っていなかった「Since I've Been Loving You」をその場でロバートの発案から始めたことでしょう。もっとも75年ツアーではレギュラー扱いでなくともバンドからすればやり慣れた曲ということから、ここでも白熱した演奏を聞かせてくれる。この曲を皮切りにグループは「最終日はっちぇけモード」へと突入したらしく、ボンゾの「Moby Dick」も30分近い長さへと。さらに「Dazed And Confused」は25日の時と同じように長尺な演奏ながら、その展開がまるで違うのもツアー最終日ならでは。惜しむらくは「In My Time Of Dying」の途中から演奏の終わりまで左チャンネルにZEPと関係のない戦前ブルースのような音が転写してしまっていることで、ここは大きなマイナスポイント。こうして全体的に見ればマニア向けな域を超えることのない初登場音源ではありますが、待たれる75年LAフォーラム最終日のミラード・マスター公開までの間にマニアの渇きを癒してくれる中継ぎ音源としては申し分ないはず。それに何と言っても初登場音源が惜しげもなく収録。世界中のマニア注目の新音源をお試しください!マニア向け?と思ったら、普通に聴ける優良録音です。驚きの初登場音源。(リマスター・メモ)若干ピッチが速い所が有るので調整しました。The Forum, Inglewood, CA, USA 27th March 1975 ★普通に聴ける優良録音です。 Disc 1 (71:32) 1. Intro 2. Rock and Roll 3. Sick Again 4. Over the Hills and Far Away 5. In My Time of Dying 6. The Song Remains the Same 7. Rain Song 8. Kashmir 9. Since I've Been Loving You Disc 2 (72:15) 1. MC 2. No Quarter 3. Trampled Underfoot 4. Moby Dick Disc 3 (76:42) 1. MC 2. Dazed and Confused 3. Stairway to Heaven 4. Whole Lotta Love 5. Black Dog

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/CA,USA 3.27.1975 Source2

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