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Judas Priest ジューダス・プリースト/Osaka,Japan 2.14.1979 Early Show Upgrade

歴史的大名盤『PRIEST IN THE EAST』を生み出した1979年の来日公演。その現場を伝える新マスターが登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1979年2月14日:大阪フェスティバルホール公演」。その絶品オーディエンス録音です。二度目の来日と言えば、同じ会場で何公演もあるなどやや混乱しがち。まずは、当時のスケジュールを紐解いてショウのポジションを確かめておきましょう。・2月9日:新宿厚生年金会館 ←※FIRST NIGHT COMPLETE・2月10日:新宿厚生年金会館(夕夜2公演) ←※公式PRIEST IN THE EAST・2月13日:大阪フェスティバルホール・2月14日:大阪フェスティバルホール(夕の部)←★本作★・2月14日:大阪フェスティバルホール(夜の部)・2月15日:中野サンプラザ ←※公式PRIEST IN THE EAST 以上、全7公演。ざっくり「新宿×3回→大阪×3回→中野」という流れであり、オフィシャル名盤『PRIEST IN THE EAST』も当店の定番『FIRST NIGHT COMPLETE』も東京公演。それに対し、本作は大阪の2公演目でした。そんなショウで記録された本作は、鳴りも端正な美録音。実のところ、録音自体は以前から知られており、マニア間では大阪録音の定番として愛されてきました。本作もその伝統録音ながら、独自ルートでもたらされた若ジェネの新発掘カセット・マスターなのです。アップグレード・ポイントは幾つかありますが、まず何より長さが違う。それも「歓声が○秒長い」といった次元ではありません。従来マスターは本編セットのラスト「Hell Bent For Leather」でフェイドアウトしていましたが、新発掘カセットはその後のアンコール「Take On The World」「Tyrant」も収録した完全版なのです。そして、サウンド。録音の個性自体は従来マスターと通じますが、若ジェネ(恐らく1stジェネか2ndジェネくらい)の瑞々しさが素晴らしい。ホール鳴りも吸い込んだオーディエンス録音ではあるものの、そのド真ん中を貫いてくる芯がやけに力強く、「鳴りはあるけど距離は感じない」というタイプ。特に強烈なのがロブ・ハルフォードの歌声。歌詞の一語一語までクッキリ・ハッキリとしており、ビシッとした手応えはFM放送ばり。シャウトの伸びにオーディエンスらしい鳴りがうかがえはするものの、それも極太の芯が放つオーラのような感じ。この来日では空調のせいでロブの喉が不調だった事も有名ですが、その枯れ具合も残酷なまでに分かってしまう鮮やかサウンドだったりします。もう1つ付け加えたいのがベース。別に低音が出っ張った録音ではないのですが、さり気ない音量のベースがやけに克明。ゴリゴリとしたアタック音がクッキリと描かれ、その連なりが生み出すグルーヴも芳醇。『BRITISH STEEL』以降はバンドの意向によりルート弾き主体にスタイルを変えるイアン・ヒルですが、本作はその直前。歌心いっぱいにうねって動くラインをじっくり楽しめるほどの名録音なのです。そんなサウンドで描かれるのは、本生100%の『PRIEST IN THE EAST』であり、LPの枠からも開放された曲数ボリュームも美味しいフルショウ。ここで伝統の公式版と比較しながらセットを整理しておきましょう。運命の翼(4曲)・The Ripper/Victim Of Changes/Genocide/Tyrant 背信の門(3曲)・Diamonds & Rust/Sinner/Starbreaker ステンド・クラス(3曲)・Exciter/Beyond The Realms Of Death(★)/White Heat, Red Hot(★)殺人機械(7曲)・Running Wild/Rock Forever/The Green Manalishi (With the Two Prong Crown)/Delivering The Goods/Evil Fantasies(★)/Hell Bent For Leather/Take On The World(★)※注:「★」印は伝統の公式盤『PRIEST IN THE EAST』で聴けない曲。……と、このようになっています。「White Heat, Red Hot」や「Evil Fantasies」「Take On The World」といった当時ならではのレアなレパートリーが美味しいわけですが、それを演じるパフォーマンスもポイント。先ほど「ロブの不調ぶり」と書きましたが、確かに絶好調ではないものの、「ゼエゼエ・ガラガラ」でもない。実は凄まじいシャウトは伸びに伸び、高音の張りも超絶。27歳の若々しいヴォーカリゼーションをたっぷりと披露している。ただし全編完璧とはいかず「Beyond The Realms Of Death」などの難所でつまづく感じなのです。定説イメージからボロボロと勝手に思い込んでしまうと、決してそうではない。そんな「真実のIN THE EAST」を現場体験できるのです。『BRITISH STEEL』によるヘヴィメタル宣言以前の「壮麗ハードロック時代」を総括した『PRIEST IN THE EAST』。本作は、かの大名盤の大阪版であり、本生100%版であり、フルショウ版です。伝説の現場をロウ・ジェネマスターで甦らせたライヴアルバムの銘品。「1979年2月14日:大阪フェスティバルホール公演(夕の部)」の絶品オーディエンス録音。独自ルートでもたらされた若ジェネの新発掘カセット・マスターで、従来マスターではカットされていたアンコール「Take On The World」「Tyrant」も収録した完全版。サウンドも若ジェネらしい瑞々しさが素晴らしく、特にロブの歌声は歌詞の一語一語までクッキリ・ハッキリ。『PRIEST IN THE EAST』では聴けない「White Heat, Red Hot」「Evil Fantasies」「Take On The World」も含め、伝説の現場をフル体験できます。Live at Festival Hall, Osaka, Japan 14th February 1979 (Early Show) TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (49:05) 01. Introduction 02. Exciter 03. Running Wild 04. The Ripper 05. Diamonds & Rust 06. Rock Forever 07. Beyond The Realms Of Death 08. The Green Manalishi (With the Two Prong Crown) 09. Delivering The Goods 10. White Heat, Red Hot 11. Sinner Disc 2 (48:47) 01. Evil Fantasies 02. Victim Of Changes 03. Genocide 04. Starbreaker incl. drum solo 05. Hell Bent For Leather 06. Take On The World 07. Tyrant Rob Halford - Vocals K.K. Downing - Guitar Glenn Tipton - Guitar Ian Hill - Bass Les Binks - Drums

Judas Priest ジューダス・プリースト/Osaka,Japan 2.14.1979 Early Show Upgrade

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