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Metallica メタリカ/CA,USA 1982 & more

デイヴ・ムステイン時代METALLICAを本生100%体験できる貴重ライヴアルバムが登場。コレクションを完璧にする2枚組がリリース決定です。そんな本作に吹き込まれているのは、地元サンフランシスコの2公演。「1982年9月18日ストーン公演」と「同11月29日オールド・ウォルドルフ公演」のオーディエンス録音をカップリングした2枚組です。ムステイン時代のMETALLICAは、8つのライヴ記録が発掘されており、当店では『THE OLD WALDORF 1982: 40th Anniversary Edition』や『LEGENDARY QUARTET』シリーズといった決定盤も人気。そんな中で本作はどんなポジションになるのか、ここでコレクションを整理してみましょう。1982年*8月4日『THE OLD WALDORF 1982(1曲)』・9月18日:The Stone公演 ←★本作DISC 1★*10月18日『THE OLD WALDORF 1982(8曲)』・11月29日:Old Waldorf公演 ←★本作DISC 2★《12月10日:マクガヴニー脱退→12月28日:クリフ加入》●1983年 ・3月5日『LEGENDARY QUARTET: FIRST & LAST』・3月19日『LEGENDARY QUARTET: 2ND GIG VIDEO』・4月8日『LEGENDARY QUARTET: 3RD GIG』・4月9日『LEGENDARY QUARTET: FIRST & LAST』《4月11日:デイヴ・ムステイン解雇》※注:「*」印はサウンドボード録音。「・」印はオーディエンス録音/映像。以上、全8公演。ロン・マクガヴニー時代とクリフ・バートン時代で4種ずつが残されており、クリフ加入後は『LEGENDARY QUARTET』シリーズにまとめられています。そして、クリフ加入前のマクガヴニー時代のうち、サウンドボード2種をリリースされる『THE OLD WALDORF 1982: 40th Anniversary Edition』であり、オーディエンス録音2種をまとめたのが本作なのです(ちなみに“11月30日”と称して出回っている音源もありますが、その中身は「11月29日」です)。そんな本作は、燃え上がる灼熱のライヴアルバムでもある。サウンドボードとは違ってリアリティ重視のオーディエンス・サウンドなわけですが、その臨場感こそが凄い。何しろ、ここはスラッシュ・メタル誕生の現場。SLAYERやANTHRAXの面々ですら「METALLICAを観て速いメタルをやろうと決意した」と言っているわけですが、まさにその場に立ち会えるのです。もちろん、ボワボワ/ボケボケ・サウンドでは意味がありませんが、本作にその心配はない。荒っぽさは否めませんが、その芯は太く力強く、突進力も強烈。リフの1つひとつまで強力で耳元に届くパワー・オーディエンスなのです。実のところ、両録音ともかつてギフト・タイトルでご紹介したこともあるのですが、本作はさらに細心マスタリングで磨き込み。最高峰を更新したベスト・バージョンなのです。しかも、DISC 2はMETALLICA初の公式ライヴアルバムでもある。伝説の『NO LIFE 'TIL LEATHER』と同じように、アートワーク付きのカセットでファンクラブ・リリースされ、名著『ヘヴィ・メタル革命』にも登場するアマチュア時代の公式アイテムなのです(ちなみに冒頭が欠けている「Hit The Lights」を別日で補完したブートも存在しますが、本作は“オリジナルに忠実”をモットーにしました)。そんなリアル・サウンドで描かれるのは、初期衝動丸出しの激震スラッシュ。2公演でセットもちょっと異なりますので、ここで整理しておきましょう。キル・エム・オール・2公演:Hit The Lights/The Mechanix/Phantom Lord/Jump In The Fire/Motorbreath/No Remorse/Seek & Destroy/Metal Militia・DISC 2のみ:Whiplash(★)カバー・2公演:Am I Evil?(★)・DISC 1のみ:The Prince(★)※注:「★」印はサウンドボードアルバム『THE OLD WALDORF 1982: 40th Anniversary Edition』では聴けない曲。……と、このようになっています。当時のMETALLICAは、すでに『NO LIFE 'TIL LEATHER』をリリースしており、初期衝動に突き動かされながらもセミプロとしての貫禄が身についたライヴは迫力満点。特に強烈なのがDISC 2の「Whiplash」。名盤『THE OLD WALDORF 1982』でも聴けない1曲であり、本作こそが現存する最古の「Whiplash」。それも、歓声にまったく邪魔されないサウンドで聴けるとは……。またDISC 2が録音された「1982年11月29日」は、ロン・マクガヴニーが脱退する直前にあたり、この日の前座を務めたのはカーク・ハメット率いるEXODUS。マクガヴニーは、当日を振り返ってこう語っています「今でもよく覚えているよ。この日は酷い土砂降りだったんだけど、(ライヴの後)雨の中、全身デニムで固めたクリフが立っていたんだ。それで、俺はクリフに『家まで車に乗せて行ってやろうか?』と声をかけたんだよ。なんだか気の毒に思えたからね。たぶん、あれが前触れだったのだろう……。翌日(11月30日)、俺たちは『マブハイ・ガーデン』でプレイしたんだが、それがまさに決定打、METALLICAとの最後のコンサートになったんだ」まさに1日1日で成長していき、歴史的な名曲も次々と生まれていった黎明期。本作に吹き込まれているのは(METALLICAとMEGADETHだけでなく)音楽ジャンル「スラッシュ・メタル」が形づくられていく過程であり、「ヘヴィメタル」そのものまで塗り替える才能が育まれていった現場なのです。本作は貴重なムステイン時代をコンプリートするのに便利な2枚組ですが、それ以上にメタル者なら誰もが羨む現場を100%リアル体験できるドキュメント・アルバムなのです。「1982年の目撃者」になれる必聴盤。ムステイン時代「1982年9月18日ストーン公演/11月29日オールド・ウォルドルフ公演」のリアル・オーディエンス録音セット。太く力強い芯が突進力も強烈に轟き、リフの1つひとつまで強力で耳元に届くパワー・サウンドです。特にDISC 2はファンクラブ・リリースされたMETALLICA初の公式ライヴアルバムでもあり、『MEGAFORCE DEMO』以前となる最古の「Whiplash」も楽しめる。メタル者なら誰もが羨むスラッシュメタル誕生の現場を100%リアル体験できるライヴアルバムです。The Stone, San Francisco, CA, USA 18th September 1982 AMAZING SOUND The Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 29th November 1982 AMAZING SOUND Disc 1 (57:45) The Stone, San Francisco, CA, USA 18th September 1982 1. Hit The Lights 2. The Mechanix 3. Phantom Lord 4. Jump In The Fire 5. Motorbreath 6. No Remorse 7. Seek & Destroy 8. Metal Militia 9. Am I Evil? 10. The Prince Disc 2 (55:06) The Old Waldorf, San Francisco, CA, USA 29th November 1982 "Live Metal Up Your Ass" 1. Hit The Lights 2. The Mechanix 3. Phantom Lord 4. Jump In The Fire 5. Motorbreath 6. No Remorse 7. Seek & Destroy 8. Whiplash 9. Am I Evil? 10. Metal Militia James Hetfield - Vocals, Rhythm Guitar Dave Mustaine - Lead Guitar Ron McGovney - Bass Lars Ulrich - Drums

Metallica メタリカ/CA,USA 1982 & more

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