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Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/NY,USA 7.15.1973 1st Gen Upgrade

ZEP1973年アメリカ・ツアーのセカンド・レグが生み出したPAアウト・サウンドボードの一つ、7月15日のバッファロー。その音源の性質上、今までいくつものアイテムが生み出されてきましたが、21世紀に入ってからはオーディエンス録音まで出土。それら両方の音源を標本化するかのごとくまとめられたのが懐かしのThe Chronicles Of Led Zeppelinによる「SLOWING DOWN IN BUFFALO」でした。この日に関しては、その後Winston Remasterが二つの音源のいいとこどりをしたようなバージョンを発表、それを元にしたこれまた「SLOWING DOWN IN BUFFALO」が現在ではもっともポピュラーなバッファロー73アイテムとなっています。しかしWinstonバージョン自体は作られたのがほぼ10年前であり、さすがに新たなアイテムやアップグレード版の登場がマニアの間で待たれていたのも事実。というのもWinston版のサウンドボード・パートは3rd generationのコピーを元にしており、明らかに完全の余地がありました。そうした中、遂に本公演のロージェネ・バージョンを発掘してくれたのがおなじみThe Dogs of Doomチーム。彼らは基本的に今まで音源の存在が確認されていないZEPのライブ音源を次から次へと発掘してくれて世界中のマニアを喜ばせてくれてきた訳ですが、今回のようなメジャー・サウンドボードとでも言うべき音源のアッパー版まで発掘してくれるとは。改めて彼らの音源蒐集能力の高さを思い知らされるばかり。おまけに彼らが今回発掘してくれたのは何と1st generationという、文字通りのロージェネレーション。それだけに音質のアッパー感は歴然としていて、SBDパートはこれまで「SLOWING DOWN IN BUFFALO」の名の下でリリースされてきた過去のアイテムよりもはっきり向上。実に自然な音の広がりやクリアーさが一目瞭然。正にファースト・ジェネレーションならではの豊かなナチュラル感が冴えわたっています。もう、これだけでも過去のアイテムを不要とするに十分なアッパー感が素晴らしい。今回のバージョンと比べると過去のバージョンはレンジが狭く、なおかつWinston Remasterになると当時の硬質なイコライズ感が少なからず気になってしまう。音源本来位の姿はこれほどまでにナチュラルで豊かな音質だったのか…と間違いなく驚かされるでしょうし、ファースト・ジェネレーションの威力を実感できるかと。本SBDには「The Rain Song」の序盤にカットが生じているのもマニアには良く知られているところですが、この欠損をオーディエンス録音で補填する手法も既にWinstonバージョンで確立されていました。ところがこの日のオーディエンス録音、よりによって同曲周辺でテープの回転が不安定になっており、単に補填しただけでは非常に聞きずらい状態へと陥ってしまうのでした。実際Winstonバージョンはメロトロンの音がヨレヨレに聞こえたもの。その点を今回のバージョンは最新テクノロジーにて補正した上でaud補填を実行しており、これもまた既発盤よりはるかに聞きやすくまとめられている。それにSBDの方は「Stairway To Heaven」までで録音が終わっており、以降はオーディエンス録音に頼りざるを得ない。ところがTCOLZ盤でも明らかになっていたように、オーディエンス録音の音質はいまひとつ。モノラルというだけならまだしも、音が遠くて歪み気味。そんなaudパートがWinstonバージョンでは2nd gen.と表記されていたのに対し、今回使用されたのは「ジェネ不明」とのこと。ところが、これまた既発盤よりも状態が良く、その上で荒れくれ感を緩和させたイコライズが施されているのが涙ぐましい。何しろSBDパートが飛躍的な音質向上を遂げてしまっただけに、今回のイコライズが施されてもなお音質の落差は否めないのですが、粗いなりに落ち着いて聞ける状態になりました。それほどまで今回のSBDパートは音質の向上ぶりがめざましく、この違いを実感させてくれるのが「Stairway To Heaven」。既発盤よりもはるかに透明感のある音質には思わず聞き惚れてしまうほど。この日はライブ序盤こそロバートの声が煮え切らない調子で始まるという、セカンド・レグ特有の症状がみられますが、そんな彼も「Over The Hills And Far Away」からは一気に調子を上げてくれる。おかげで本曲のエンディングや「The Rain Song」をいつもより情熱的に締めくくっているのがイイ。その「Stairway To~」も素晴らしい演奏で、ジミーが情熱的に盛り上げてみせたギターソロが今回のアッパー版だとさらに映える。またセカンド・レグになるとメンバーもスタジアムでのステージ・セッティングに慣れてきたのでしょう、「Dazed And Confused」で数か月前のヨーロッパを彷彿とさせるようなスリリングなやり取りが復活。前後のデトロイトやシアトルでも素晴らしい展開が繰り広げられましたが、この日がまた一段と強烈。「San Francisco」パートの最中からしていつもと違うリズムの応酬がみられますし、何と言っても20分を超えた辺りでロバートの雄叫びを合図にしたかのようにジミーとボンゾの間で交わされる駆け引きは絶品。その結果、この時期の「Dazed And~」の中でも特に長い演奏となったのですが、聞く者を飽きさせない名演です。セカンド・レグはこの後ロバート不調による打ち切りバンクーバーや観客が騒がしすぎて短縮となったボストンといった強制終了ショーが待ち受ける波乱の展開となってしまう訳ですが、その前にここバッファローでいかに素晴らしい演奏を披露してくれていたのかを再認識させてくれるほど。73サウンドボードにおける定番の一つであるバッファロー文句なしのアッパー版です!(リマスター・メモ)SBD音源が半音の20~30%遅いので修正しました。Audは合ってました。音圧が低いので波形が崩れない限界まで上げました。Disc3(aud)はイコライズして音を変えても評価は変わらないと判断し、原音を尊重しました。The Rain Song のAudパッチ部分は、ピッチに段差が有るので修正しましたが、Audの音はテープ揺れが有るので微調整ですが、入りに気持ち悪さは軽減しました。Buffalo Memorial Auditorium, Buffalo, New York, USA 15th July 1973 SBD(UPGRADE)*1ST GEN!!! Disc 1 (65:38) 1. Intro 2. Rock And Roll 3. Celebration Day 4. Black Dog 5. Over The Hills And Far Away 6. Misty Mountain Hop 7. Since I've Been Loving You 8. No Quarter 9. The Song Remains The Same 10. The Rain Song Disc 2 (45:20) 1. MC 2. Dazed And Confused 3. Stairway To Heaven Disc 3 (56:35) 1. MC 2. Moby Dick 3. Heartbreaker 4. Whole Lotta Love 5. The Ocean SOUNDBOARD RECORDING

Led Zeppelin レッド・ツェッペリン/NY,USA 7.15.1973 1st Gen Upgrade

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