歴代最強シンガー:マーク・ボールズを呼び戻し、特別ツアーを実施した1996年のイングヴェイ・マルムスティーン。その現場を極上体験できる衝撃マスターが2本同時発掘!当店独自ルートで発掘されたイングヴェイの新マスターが3作同時リリースとなりますが、マークが歌う“INSPIRATION Tour”の記録は2本。本作はその第一弾「1996年11月10日マルメ公演(スウェーデン)」の超絶級オーディエンス録音です。1984年のソロ・デビュー以来、順調に創作活動を続けてきたイングヴェイですが、90年代後半はカバーアルバム『INSPIRATION』やオケ共演作『新世紀』と、例外的なコンセプチュアル作品に挑戦。ツアーも特別編成を組み、カバー曲が盛りだくさんという「いつもと違うイングヴェイ」で魅せてくれました。まずは、その歩みを振り返り、ショウのポジションを確かめてみましょう。・8月5日ー11日:南米(6公演)・8月16日:オールド・ブリッジ公演・9月14日ー10月7日:北米(5公演)《9月20日(日)/10月14日(米)『INSPIRATION』発売》・11月2日ー7日:日本(5公演)・11月10日ー28日:欧州(16公演)←★ココ★・11月29日:ロンドン公演・11月30日:フェンダー50周年コンサート出演・12月4日ー6日:英国(3公演)・12月23日ー26日:アジア(4公演)これが1996年のイングヴェイ・マルムスティーン。当時の北米はグランジ/オルタナに席巻されていたせいかほとんどライヴが行われず、『INSPIRATION』がカバーアルバムだったせいか来日公演も少なめ。結果、主戦場が完全にヨーロッパへと移行していました。本作のマルメ公演はそんなメインレッグ「欧州」の初日。日本公演のすぐ直後に行われた母国スウェーデンでのコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、聴いて一発ド肝を抜かれる極上サウンド。とにかく猛烈にオンでゼロ距離。ヘッドフォンで耳を澄ませればスネアの音色に(ホンの僅かな)空間感覚があるのでオーディエンスだと分かりますが、クリアさや未着感はサウンドボードばりなのです。あまり常連様限定の表現はしたくないのですが、一番ピンと来る表現は「まるで“西日本最強テーパー”氏の作品」という感じでしょうか。もちろん、“最強”氏が90年代の北欧で録音しているとは思えないわけですが、サウンドの特性がソックリ。むしろ「イングヴェイやマークがここまで若々しいって事は”最強”コレクションのはずがない」と思うほど、あの達人サウンドに酷似しているのです。やや調子に乗りすぎました。「最強氏って誰?」という方のために表現し直しますと「まるでサウンドボード」もしくは「まるで2022年の最新録音」でしょうか。とにかく、90年代にどうやってこのサウンドを残し得たのか想像が出来ない……そんなレベルの超極上サウンドなのです。そんな歴史の常識をちゃぶ台返しする超高音質で描かれるのは、復調器に入ったイングヴェイと歴代最強シンガーが火花を散らすフルショウ。同時発掘の姉妹篇『TILBURG 1996』とも微妙に違いますので、ここで比較しながら整理してみましょう。オリジナル(8曲)・ライジング・フォース:Icarus' Dream Suite Op.4/Far Beyond the Sun/Black Star・トリロジー:Liar/Queen in Love/You Don't Remember, I'll Never Forget・その他:I'll See the Light Tonight/Rising Force カバー(8曲)・リッチー・ブラックモア:Child in Time/Pictures of Home/Gates of Babylon・ジミ・ヘンドリックス:Red House/Manic Depression(★)・その他:The Sails of Charon(SCORPIONS)/In the Dead of Night(U.K.)/Carry On Wayward Son(KANSAS)※注:「★」印は同時リリースの姉妹作『TILBURG 1996』で聴けない曲。……と、このようになっています。直前の日本公演と酷似しつつ、曲順が少し違う感じです。内容は『RISING FORCE』から『ODYSSEY』までの超濃縮ベストが半分、カバーが半分と言ったバランス。マークが歌う「Carry On Wayward Son」「Pictures of Home」「Gates of Babylon」も似合いまくっていて最高ですが、やはり胸が熱くなるのはオリジナル。それも「I'll See the Light Tonight」「Rising Force」の2曲にトドメを刺す。本来であれば、1986年の来日で聴けるはずだったマーク版の「I'll See the Light Tonight」に、ネオクラシカル度が爆蔵した必殺名曲「Rising Force」……。もちろん、今となっては激レアとまでは言えないものの、サウンドボード裸足の超極上サウンドで味わえるとなれば話は別です。RAINBOWよろしく多彩なシンガーとのコラボレートもイングヴェイの魅力でしたが、それでもやはり「マークを永遠の相棒にしてくれれば」との想いもよぎってしまう。そんな奇跡のコンビネーションを超絶級のサウンドでフル体験できる衝撃の新発掘ライヴアルバムです。80年代の録音よりも音が良く、2000年代の再々共演よりも若々しい。そんな“INSPIRATION Tour”の代表作。「1996年11月10日マルメ公演(スウェーデン)」の超絶級オーディエンス録音。独自ルートでもたらされた新発掘マスターで、とにかく猛烈にオンでゼロ距離。「まるでサウンドボード」を地で行く超ド級のダイレクト感は2022年の最新基準でも超極上で、90年代にどうやってこのサウンドを実現したのか想像ができない。ファン永遠の夢「マークが歌う公式ライヴアルバム」の代わりを務めてくれる衝撃の新名盤です。Live at Kulturbolaget, Malmo, Sweden 10th November 1996 ULTIMATE SOUND(from Original Masters)★初登場・超高音質 Disc 1 (59:06) 1. Intro 2. Liar 3. The Sails of Charon 4. Queen in Love 5. In the Dead of Night 6. Child in Time 7. Pictures of Home 8. Keyboard Solo 9. Icarus' Dream Suite Op.4 10 . Far Beyond the Sun 11. Guitar Solo 12. Red House Disc 2 (56:10) 1. Guitar Solo incl. Badinerie 2. You Don't Remember, I'll Never Forget 3. Drum Solo 4. Manic Depression 5. Band Introductions 6. Gates of Babylon 7. I'll See the Light Tonight 8. Black Star 9. Carry On Wayward Son 10. Rising Force Yngwie Malmsteen - Guitar Mark Boals - Vocals Mats Olausson - Keyboards Barry Dunaway - Bass Tommy Aldridge - Drums